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伊東愛奈(NTR要素あり。ヒロインには異性の恋人がいます)
★伊東愛奈アフター①(ふたなり無し)
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伊東愛奈(いとう あいな)は失踪から一か月が経ったとき、森の奥で拘束された状態で発見された。彼女を拘束していた妖魔は自分のクローンを作り出す厄介な能力を持っていたが、数名の一流退魔師により完全に駆除された。
愛奈は心も体もひどい状態だったが、退魔師専門の病院に入院し、専門的な治療を受け、奇跡的に退院するに至った。体に受けた呪いもすっかりなくなり、およそ二か月ぶりに登校することになった。
入院中は、愛奈がひどく衰弱していたこと、また、彼女が退魔師であるという事情から、面会謝絶であった。外部との連絡も禁止され、愛奈の入院に関する情報はほとんどが伏せられていた。だからクラスメイトや先生とは会うのも話すのも二か月ぶりである。
どんな顔をして会えばいいのか。
不安と緊張を抱えた愛奈を、クラスメイトたちは温かく迎えてくれた。
「みんな、愛奈のこと、すごく心配したんだよ」
「全然連絡が取れないから、二度と会えないのかと思ったよ」
「けっこう元気そうでよかった。もう普通に登校していいの?」
そんなふうに優しく気遣ってくれるクラスメイトたちに囲まれ、嬉しくて泣いてしまうほどだった。
「みんな、ありがとう……」
大袈裟だなー、なんて笑われながら、涙をぬぐっていると、教室に新しい風が舞い込んできた。
一番会いたかった人――タクミが立っていた。
最後に会ったときよりも髪が短くなっている。制服は今日も乱れなくきちんと着こなしていて、清潔な印象。落ち着きがあって、大人っぽく柔らかな笑顔。
「伊東さん、お帰り」
タクミくん、と呼びそうになって、ここがクラスメイトたちの前だと気付き、慌てて「白浜くん」と呼びかける。
「ただいま」
また涙ぐみそうになったが、笑顔を作った。
(よかった。みんなもタクミくんも、何も変わっていない)
「伊東さん、久しぶりね」
タクミの隣にすっと姿を現わしたのは、中野アヤカ。
一緒に旅行に行く予定だったメンバーの一人だ。愛奈には言おうと思っていたことがある。
「中野さん、あの、一緒に行けなくて、ごめんなさい」
「え、なんのこと?」
アヤカはぽかんとしたが、すぐに察したらしく、
「ああ。あれのことだったら、気にしないで。全然大丈夫だから。それより伊東さんのほうこそ、残念だったよね……」
と、本当に何も気にしていないみたいだったので、愛奈はほっとした。
だが、その隣でタクミの表情がわずかに曇ったのが気になった。
それになんとなく、教室のみんなが一歩離れていったような、妙によそよそしい空気を感じたのだった。
放課後は一緒に帰ろう、とタクミから誘われた。
それで放課後、昇降口を出たところにタクミが待っていた。意外なことに、アヤカも一緒だった。
アヤカが一緒なのはイヤではない。共通の友だちだし、邪魔だから一人で帰れなんて言うつもりもないし、三人で帰ればいい。ちょっとだけ、がっかりしたのも事実だが。
「行きましょ」
アヤカが先に立って歩き始めた。だが校門ではなく、体育館のほうへ向かっていく。
「ねえ、どこ行くの?」
愛奈が尋ねても、タクミは黙っている。アヤカも意味深な笑みを浮かべるだけ。
誰もいない体育館の裏まで来ると、アヤカが立ち止まり、向き直った。
「ここなら誰も来ないでしょう」
「中野さん、タクミくん、帰るんじゃなかったの……?」
愛奈の疑問に対し、アヤカはやれやれというふうにため息を吐いた。
「前から思ってたけど、伊東さんって相当鈍いよね」
「え?」
言われたことが、唐突すぎて理解できなくて、愛奈は言葉を失った。
面と向かって悪口を言われた? 聞き間違いだろうか?
無意識のうちにタクミを見る。タクミは何も言わず、愛奈から目を逸らした。
「伊東さんって、言わないと分かんないだろうから、いろいろはっきりさせておこうと思って。病気か何か知らないけど、休んでる間に何も変わってないって勘違いしてるみたいだったから」
「え? え? どういうこと……?」
困惑する愛奈に、アヤカは少しイラッとしたようだった。
「タクミ、言ってやって」
アヤカが乱暴な口調で命令した。タクミはやりにくそうに口を開く。
「アヤカ、このことは、あとで僕から……」
「ダメよ。今ここで言いなさい」
「だけど……」
「はあ……」
アヤカが面倒くさそうにため息を吐き、肩を落とした。
「もういいわ」
アヤカがタクミに一歩歩み寄ったと思いきや、いきなりタクミの口を塞いだ。自分自身の口で。キスだった。アヤカはそのままタクミを体育館の外壁に押し付け、いっそう激しく強引なキスをする。それが舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う大人のキスなのは明らかだった。
愛奈は理解が追い付かず、茫然と二人の様子を見ていることしかできない。
男であるタクミは本気を出せばアヤカを力づくで引き剥がすこともできるだろう。しかし、そうはしない。
アヤカはさらにタクミの手を自分の胸へ持っていく。愛奈のよりは小ぶりな膨らみを、制服のシャツの上からつかませた。そして自分の手をタクミの股間に当てて、ズボンの上から乱暴にまさぐる。
「な、……に……?」
二人の異常な行動に恐怖さえ感じ、愛奈は後ずさった。背中が木の幹にぶつかり、よろけてその場に尻餅を突いてしまう。
そうしている間にも、アヤカはタクミのベルトを外し、ズボンを下ろした。トランクスの内側で、男のモノが大きく膨らみ、形を浮き上がらせている。アヤカはトランクスに手を差し入れると、中にあるものを直接触り始めた。
「アヤカっ……ダメだ……」
「こんなに勃起させておいて、何を言ってるの? キスだけで感じてたくせに」
一瞬だけタクミの視線が愛奈のほうを向いたが、本当に一瞬だけで、何も読み取れなかった。
二人の行為はエスカレートしていく。
「やめてくれ……これ以上は……」
「いいじゃない。伊東さんにも見せてあげなさいよ、あんたのみっともない姿を」
アヤカは自らシャツをはだけさせて、下着を露出させ、タクミに直接胸を揉ませる。よだれを垂らしながら、口付けを交わす。タクミのトランクスはずり下げられ、イチモツが愛奈の目の前にさらけ出された。
「ひっ……!」
初めて生で見る本物の男性器。その大きさ、その醜さに愛奈は短い悲鳴を漏らした。
アヤカが男根の根元の袋をギュッと握れば、タクミが「うっ」とうめいて腰を引く。愛奈はそんな情けないタクミを見たことがなかった。
アヤカの綺麗な手がタクミの汚い肉棒を掴んでしごく。タクミが顔をしかめて脚をビクビクさせる。アヤカに支配されているかのように無力なタクミ。
愛奈は立ち上がることも忘れ、驚愕と恐怖に飲まれ、ただただ二人の行為を見上げていた。見たくなんてないのに、目を背けることができない。
嫌でも思い出してしまう。自分の股間から生えたおぞましい肉の塊のこと。それを妖魔たちに弄ばれ、苦しんだ日々。
もう自分の体には存在しないはずなのに、それが生えていた場所が、奇妙に疼くのはどうしてか?
「ダメだ……もう……っ!」
「ほら、見せつけてやんなさい。あんたの元カノに」
「あ、うっ……くっ、出る!」
びゅるっ、びゅるっ、とタクミの肉棒の先から白い精液が勢いよくしぶいた。
愛奈は心も体もひどい状態だったが、退魔師専門の病院に入院し、専門的な治療を受け、奇跡的に退院するに至った。体に受けた呪いもすっかりなくなり、およそ二か月ぶりに登校することになった。
入院中は、愛奈がひどく衰弱していたこと、また、彼女が退魔師であるという事情から、面会謝絶であった。外部との連絡も禁止され、愛奈の入院に関する情報はほとんどが伏せられていた。だからクラスメイトや先生とは会うのも話すのも二か月ぶりである。
どんな顔をして会えばいいのか。
不安と緊張を抱えた愛奈を、クラスメイトたちは温かく迎えてくれた。
「みんな、愛奈のこと、すごく心配したんだよ」
「全然連絡が取れないから、二度と会えないのかと思ったよ」
「けっこう元気そうでよかった。もう普通に登校していいの?」
そんなふうに優しく気遣ってくれるクラスメイトたちに囲まれ、嬉しくて泣いてしまうほどだった。
「みんな、ありがとう……」
大袈裟だなー、なんて笑われながら、涙をぬぐっていると、教室に新しい風が舞い込んできた。
一番会いたかった人――タクミが立っていた。
最後に会ったときよりも髪が短くなっている。制服は今日も乱れなくきちんと着こなしていて、清潔な印象。落ち着きがあって、大人っぽく柔らかな笑顔。
「伊東さん、お帰り」
タクミくん、と呼びそうになって、ここがクラスメイトたちの前だと気付き、慌てて「白浜くん」と呼びかける。
「ただいま」
また涙ぐみそうになったが、笑顔を作った。
(よかった。みんなもタクミくんも、何も変わっていない)
「伊東さん、久しぶりね」
タクミの隣にすっと姿を現わしたのは、中野アヤカ。
一緒に旅行に行く予定だったメンバーの一人だ。愛奈には言おうと思っていたことがある。
「中野さん、あの、一緒に行けなくて、ごめんなさい」
「え、なんのこと?」
アヤカはぽかんとしたが、すぐに察したらしく、
「ああ。あれのことだったら、気にしないで。全然大丈夫だから。それより伊東さんのほうこそ、残念だったよね……」
と、本当に何も気にしていないみたいだったので、愛奈はほっとした。
だが、その隣でタクミの表情がわずかに曇ったのが気になった。
それになんとなく、教室のみんなが一歩離れていったような、妙によそよそしい空気を感じたのだった。
放課後は一緒に帰ろう、とタクミから誘われた。
それで放課後、昇降口を出たところにタクミが待っていた。意外なことに、アヤカも一緒だった。
アヤカが一緒なのはイヤではない。共通の友だちだし、邪魔だから一人で帰れなんて言うつもりもないし、三人で帰ればいい。ちょっとだけ、がっかりしたのも事実だが。
「行きましょ」
アヤカが先に立って歩き始めた。だが校門ではなく、体育館のほうへ向かっていく。
「ねえ、どこ行くの?」
愛奈が尋ねても、タクミは黙っている。アヤカも意味深な笑みを浮かべるだけ。
誰もいない体育館の裏まで来ると、アヤカが立ち止まり、向き直った。
「ここなら誰も来ないでしょう」
「中野さん、タクミくん、帰るんじゃなかったの……?」
愛奈の疑問に対し、アヤカはやれやれというふうにため息を吐いた。
「前から思ってたけど、伊東さんって相当鈍いよね」
「え?」
言われたことが、唐突すぎて理解できなくて、愛奈は言葉を失った。
面と向かって悪口を言われた? 聞き間違いだろうか?
無意識のうちにタクミを見る。タクミは何も言わず、愛奈から目を逸らした。
「伊東さんって、言わないと分かんないだろうから、いろいろはっきりさせておこうと思って。病気か何か知らないけど、休んでる間に何も変わってないって勘違いしてるみたいだったから」
「え? え? どういうこと……?」
困惑する愛奈に、アヤカは少しイラッとしたようだった。
「タクミ、言ってやって」
アヤカが乱暴な口調で命令した。タクミはやりにくそうに口を開く。
「アヤカ、このことは、あとで僕から……」
「ダメよ。今ここで言いなさい」
「だけど……」
「はあ……」
アヤカが面倒くさそうにため息を吐き、肩を落とした。
「もういいわ」
アヤカがタクミに一歩歩み寄ったと思いきや、いきなりタクミの口を塞いだ。自分自身の口で。キスだった。アヤカはそのままタクミを体育館の外壁に押し付け、いっそう激しく強引なキスをする。それが舌を絡ませ合い、唾液を交換し合う大人のキスなのは明らかだった。
愛奈は理解が追い付かず、茫然と二人の様子を見ていることしかできない。
男であるタクミは本気を出せばアヤカを力づくで引き剥がすこともできるだろう。しかし、そうはしない。
アヤカはさらにタクミの手を自分の胸へ持っていく。愛奈のよりは小ぶりな膨らみを、制服のシャツの上からつかませた。そして自分の手をタクミの股間に当てて、ズボンの上から乱暴にまさぐる。
「な、……に……?」
二人の異常な行動に恐怖さえ感じ、愛奈は後ずさった。背中が木の幹にぶつかり、よろけてその場に尻餅を突いてしまう。
そうしている間にも、アヤカはタクミのベルトを外し、ズボンを下ろした。トランクスの内側で、男のモノが大きく膨らみ、形を浮き上がらせている。アヤカはトランクスに手を差し入れると、中にあるものを直接触り始めた。
「アヤカっ……ダメだ……」
「こんなに勃起させておいて、何を言ってるの? キスだけで感じてたくせに」
一瞬だけタクミの視線が愛奈のほうを向いたが、本当に一瞬だけで、何も読み取れなかった。
二人の行為はエスカレートしていく。
「やめてくれ……これ以上は……」
「いいじゃない。伊東さんにも見せてあげなさいよ、あんたのみっともない姿を」
アヤカは自らシャツをはだけさせて、下着を露出させ、タクミに直接胸を揉ませる。よだれを垂らしながら、口付けを交わす。タクミのトランクスはずり下げられ、イチモツが愛奈の目の前にさらけ出された。
「ひっ……!」
初めて生で見る本物の男性器。その大きさ、その醜さに愛奈は短い悲鳴を漏らした。
アヤカが男根の根元の袋をギュッと握れば、タクミが「うっ」とうめいて腰を引く。愛奈はそんな情けないタクミを見たことがなかった。
アヤカの綺麗な手がタクミの汚い肉棒を掴んでしごく。タクミが顔をしかめて脚をビクビクさせる。アヤカに支配されているかのように無力なタクミ。
愛奈は立ち上がることも忘れ、驚愕と恐怖に飲まれ、ただただ二人の行為を見上げていた。見たくなんてないのに、目を背けることができない。
嫌でも思い出してしまう。自分の股間から生えたおぞましい肉の塊のこと。それを妖魔たちに弄ばれ、苦しんだ日々。
もう自分の体には存在しないはずなのに、それが生えていた場所が、奇妙に疼くのはどうしてか?
「ダメだ……もう……っ!」
「ほら、見せつけてやんなさい。あんたの元カノに」
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