無価値ごーとぅー異世界→

狂気。それは例えるにウイルス。 ～狂気蔓延～

敵陣地→突入

[ここか...]
鬼の口へついたしそとよつば。入口に入る前によつばが確認する。
[武器は用意したな？]
[おう]
[よし、行くぞ！]
まずは手榴弾を入口から投げる。そして、
煙で身体を隠しながら一気に敵の頭をとるという作戦だ。
[よし。煙に隠れて一気に進む。とりあえず雑魚は無視だ。もし、バレたらそいつは......
殺せ。]
(ゴクッ)
しそがよつばの言葉に生唾を飲む。
[あ、ああ。わかった。]
案外中の構造は簡単で予定より早くボス的なやつの部屋についた。
[うっ！寒いな....ここ...]
[少しくらい耐えろ....まったく。さくっと終わらせるぞ]
よつばとしそが構え、一気に部屋に突入する。
[！？予定より早いな....]
[貴様がA級異変者。名嘉氷菓...だな？]
よつばが氷菓に剣の刃先を向けながら言う。
[異変解決社の一員として。この異変解決のため貴様には....死んでもらう。]
[なに！？捕まえるだけじゃダメなのか！？]
しそは驚愕する。
[あぁそれのことについてなんだが....A級以上の異変者で社会的悪影響が大きいと判断された場合、殺害の許可を取れる。]
[そういうことだ。ひ弱そうな少年。]
氷菓がしそに言う
[君は来たばかりなのだろう？なら、さっさと帰った方がいいぞ？この世界は来たばかりの奴が生き残れるほど]
氷菓が手を上げる
[残念ながら甘くないんだ。]
そう言って手を振り下ろす
[しそ、俺のいうことを聞け。右、左、後ろ、前の順に飛べ]
[....？あ、ああわかった。]
言われた通りに飛ぶ。すると、今までいた場所に氷の塊が飛んできた。
[おや....君が神剣術持ち....]
[俺の異能、神剣術は二つ。効果がある。まず一つ目は何でも切れるようになる。
二つ目は....すべてを体感遅くできる。自分の速さは変わらないままな]
[それで見たって事か。]
異能って便利だなぁとつくづく思うしそ
[こっちも行くぞ、しそ]
そういうとよつばは剣を構え、神剣術を発動した。
[俺も行くぜ！思想！イモータルガン！]
イモータルガン。それはサクレイがいなくなる前の夜。