222 / 230
アリシア編
エルフの生態
しおりを挟む
猛る欲望をアリシアの穴にこき捨ててスッキリした。
ドロドロになったあそこを執拗に拭いていると、アリシアが目覚めた。
ほんの少し、艶めかしい声を上げて。
「おう、起きたか。お腹減ってないか?」
「え、えっと……減ってっ、ますっ」
質問をしながらもあそこを拭く手を止めなかったので、『減ってない』なんて言うと第二ラウンドが始まってしまう。
察しのいいアリシアの返事は、それなりに焦りが含まれていた。
「好きな食べ物ある? 嫌いな食べ物も教えてね」
「お野菜が好きです。お肉は嫌いというか、食べられません」
「へー、珍しい……ん? 食べられない? ヴィーガンなのか?」
「ヴィー? 何ですかそれ?」
「完全菜食主義者だよ。肉・魚はもちろん、卵や乳製品に蜂蜜とか食べない人」
「そうだと思います。でも、はちみつは食べますよ」
「はちみつはオッケーと。それは信仰とか小難しい理由があるのか?」
「単純に美味しくないから食べません。はちみつは蜂さんがおすそ分けしてくれるので食べてました」
「蜂さん? 変わった名前の人も居るんだな」
「そうですか? 蜜蜂を蜂さんと呼ばないんですか?」
「ちょっと待って。あの蜜蜂? ぶんぶん飛ぶ虫が、はちみつをおすそ分けに来るの!? まじで!?」
「はい。エルフは森の動植物や虫と仲良しなので、リスさんや鳥さんが木の実をくれたりしますよ」
うーん、ファンタジー。いや、メルヘンか?
メルヘンで思い出した。あの幻聴のことを聞かねば。
「ねぇねぇ、あの幻聴はアリシアがしたのか?」
「幻聴、ですか?」
「助けてってやかましくてさ。おかげで寝不足。アリシアと再会したのも、幻聴に半ば強引に導かれてだな……」
「あー、妖精さんだと思います」
妖精まで居るのかぁ。ファンタジーだなぁ。
存在しないで欲しかったような……。
面と向かって文句言いたいような……複雑な気分だ。
「妖精さんは小さな思念みたいなもので、実体はありません。姿も見えません。知性もそんなに高くないって言われてます。エルフは妖精さんにも好かれるので、私の現状を見て闇雲に助けを求めたのだと思います」
「ごめん、言わせてくれ。くっそ迷惑な存在だな……」
「ごめんなさい。でも変ですね。妖精の声を聞ける人なんて、ほとんど居ないはずなんですが……ご主人さまって、エルフの血が流れてたりします?」
「いや? 普通に人間だぞ。純度100%だ。オークと間違われることは多いが」
「そうですか。ご主人さまは私と面識があるので、気配を覚えて話しかけた可能性はあります。でも聞こえる理由にはならないですね。動物には妖精さんを知覚する子も居るんですけど……」
仮に間違われようが、俺は人間だから聞こえない。
別の要因がある。可能性としては……。
「もし仮に、人間とは違う高位の存在が居たら、そいつは会話出来るのかな?」
「上位存在ならありえますね。レイスとかリッチなどの思念体も聞こえているらしいです。話は通じないそうですけど」
なるほど。よく分かった。俺が妖精の声が聞こえた理由は……。
(ナーイートーメーアー。お前のせいかー)
『……ボクはキミさ☆』
(ごめんなさいは?)
『ごめんなさい』
(どうして頼んでもない通訳をしてくれたのかな?)
『凄くやかましかったから☆ミ』
相棒の口癖は、『ボクはキミさ』である。
どうも『俺』としてロールプレイをしているのか、明らかに何かを知っていても俺が知らないことは答えない。
その癖に、ちょいちょいキャラがブレてこういうお茶目な一面を見せるのである。
憎めない相棒のことだし、許してやるか。
ただし妖精……てめーはダメだ。
「ばーかばーか。妖精に文句言っても罰が当たったりしないよな? どんな感じ?」
「しないと思います。彼らは気まぐれですけど、強い存在ではないです。私はエルフなので、『お願い』はよく聞いてくれますよ」
「お願い、ねぇ……具体的に頼むよ」
「バフをかけてくれたり、初級の属性魔法で攻撃してくれることもありますよ。気まぐれなので、毎回ってわけじゃないですけどね。効果もランダムです」
「くっっっそいらねぇ」
「そうですか? 使えない属性魔法だったり、MPを消費しないところは便利だと思いますけど……」
「俺は曖昧なものに命を預けるなんて、恐ろしくて出来ないね」
「それは、そうですね。私も強敵を相手に計算したことはないです。一日の始まりに、軽い運試しだと割り切ってお願いすることが多かったです」
「まぁ妖精についてはおいおい検証するか。腹減った」
いつものように肉野菜炒めを作り、自分の飯の準備はした。
問題はアリシアである。
完全菜食主義者は人生で初めて出会ったし、好みの料理なんて作れんぞ。
はちみつは食べるらしいから本当の意味での完全菜食主義者ではないが、もう完全菜食主義者ということにしよう。
異世界の完全菜食主義者は、はちみつを食べるんだ。
「アリシアの好みの料理が分からない。ふえーん(野太い声)」
「気にしないでください。適当にお野菜を少しいただければ大丈夫ですから」
「そうか? 有り合わせでサラダ作るね」
簡単に切っただけのサラダをアリシアの前に置く。
テーブルで食事をするのが習慣ではあるが、アリシアがずり落ちたら大変だ。
ベッドの上で一緒に食事をすることになった。
手が使えないアリシアに『あーん』するのは俺の役目である。
「はい、あーん(野太い声)」
「あ、あーん」
「どう? 美味しい?」
「美味しいです。ありがとうございます」
「そうかそうか。どんどん食べなさい」
「お、お腹いっぱいです……」
「……はぁ?」
小鉢1杯ほど食べさせたところで、アリシアが音を上げた。
きっと俺の聞き間違いだろう。
「遠慮しなくていいぞ? それとも嫌いな野菜だったか?」
「大好きですよ。でも本当にお腹いっぱいなんです」
「えぇ……ダイエットか!? ぶりっ子か!? もしそうなら止めておけ。俺の前で隠し事は無理だ。苦しくなる前に諦めて齧りついちゃいなよ!?」
「ほ、本当なんです。エルフですから」
「おめぇ、『エルフですから』で何でも通ると思うなよ」
「エルフはあんまり食べないんです。すぐお腹いっぱいになるんです!!」
そんな馬鹿な……この食生活で、どうやってこの巨乳を維持していると言うのか。
ファンタジーだってちゃんと法則があると思うんだ、うん。
そして俺は気づいた……エルフの栄養源を!!
「さては光合成するんだな!? そうなんだな!?」
「しないです。日向ぼっこは、気持ちいいですけど……」
違った。いや、まじか……。
魔物とか獣人とか色んな生物と接してきたが、ここまで意味不明な生物は初めてだ……。
ドロドロになったあそこを執拗に拭いていると、アリシアが目覚めた。
ほんの少し、艶めかしい声を上げて。
「おう、起きたか。お腹減ってないか?」
「え、えっと……減ってっ、ますっ」
質問をしながらもあそこを拭く手を止めなかったので、『減ってない』なんて言うと第二ラウンドが始まってしまう。
察しのいいアリシアの返事は、それなりに焦りが含まれていた。
「好きな食べ物ある? 嫌いな食べ物も教えてね」
「お野菜が好きです。お肉は嫌いというか、食べられません」
「へー、珍しい……ん? 食べられない? ヴィーガンなのか?」
「ヴィー? 何ですかそれ?」
「完全菜食主義者だよ。肉・魚はもちろん、卵や乳製品に蜂蜜とか食べない人」
「そうだと思います。でも、はちみつは食べますよ」
「はちみつはオッケーと。それは信仰とか小難しい理由があるのか?」
「単純に美味しくないから食べません。はちみつは蜂さんがおすそ分けしてくれるので食べてました」
「蜂さん? 変わった名前の人も居るんだな」
「そうですか? 蜜蜂を蜂さんと呼ばないんですか?」
「ちょっと待って。あの蜜蜂? ぶんぶん飛ぶ虫が、はちみつをおすそ分けに来るの!? まじで!?」
「はい。エルフは森の動植物や虫と仲良しなので、リスさんや鳥さんが木の実をくれたりしますよ」
うーん、ファンタジー。いや、メルヘンか?
メルヘンで思い出した。あの幻聴のことを聞かねば。
「ねぇねぇ、あの幻聴はアリシアがしたのか?」
「幻聴、ですか?」
「助けてってやかましくてさ。おかげで寝不足。アリシアと再会したのも、幻聴に半ば強引に導かれてだな……」
「あー、妖精さんだと思います」
妖精まで居るのかぁ。ファンタジーだなぁ。
存在しないで欲しかったような……。
面と向かって文句言いたいような……複雑な気分だ。
「妖精さんは小さな思念みたいなもので、実体はありません。姿も見えません。知性もそんなに高くないって言われてます。エルフは妖精さんにも好かれるので、私の現状を見て闇雲に助けを求めたのだと思います」
「ごめん、言わせてくれ。くっそ迷惑な存在だな……」
「ごめんなさい。でも変ですね。妖精の声を聞ける人なんて、ほとんど居ないはずなんですが……ご主人さまって、エルフの血が流れてたりします?」
「いや? 普通に人間だぞ。純度100%だ。オークと間違われることは多いが」
「そうですか。ご主人さまは私と面識があるので、気配を覚えて話しかけた可能性はあります。でも聞こえる理由にはならないですね。動物には妖精さんを知覚する子も居るんですけど……」
仮に間違われようが、俺は人間だから聞こえない。
別の要因がある。可能性としては……。
「もし仮に、人間とは違う高位の存在が居たら、そいつは会話出来るのかな?」
「上位存在ならありえますね。レイスとかリッチなどの思念体も聞こえているらしいです。話は通じないそうですけど」
なるほど。よく分かった。俺が妖精の声が聞こえた理由は……。
(ナーイートーメーアー。お前のせいかー)
『……ボクはキミさ☆』
(ごめんなさいは?)
『ごめんなさい』
(どうして頼んでもない通訳をしてくれたのかな?)
『凄くやかましかったから☆ミ』
相棒の口癖は、『ボクはキミさ』である。
どうも『俺』としてロールプレイをしているのか、明らかに何かを知っていても俺が知らないことは答えない。
その癖に、ちょいちょいキャラがブレてこういうお茶目な一面を見せるのである。
憎めない相棒のことだし、許してやるか。
ただし妖精……てめーはダメだ。
「ばーかばーか。妖精に文句言っても罰が当たったりしないよな? どんな感じ?」
「しないと思います。彼らは気まぐれですけど、強い存在ではないです。私はエルフなので、『お願い』はよく聞いてくれますよ」
「お願い、ねぇ……具体的に頼むよ」
「バフをかけてくれたり、初級の属性魔法で攻撃してくれることもありますよ。気まぐれなので、毎回ってわけじゃないですけどね。効果もランダムです」
「くっっっそいらねぇ」
「そうですか? 使えない属性魔法だったり、MPを消費しないところは便利だと思いますけど……」
「俺は曖昧なものに命を預けるなんて、恐ろしくて出来ないね」
「それは、そうですね。私も強敵を相手に計算したことはないです。一日の始まりに、軽い運試しだと割り切ってお願いすることが多かったです」
「まぁ妖精についてはおいおい検証するか。腹減った」
いつものように肉野菜炒めを作り、自分の飯の準備はした。
問題はアリシアである。
完全菜食主義者は人生で初めて出会ったし、好みの料理なんて作れんぞ。
はちみつは食べるらしいから本当の意味での完全菜食主義者ではないが、もう完全菜食主義者ということにしよう。
異世界の完全菜食主義者は、はちみつを食べるんだ。
「アリシアの好みの料理が分からない。ふえーん(野太い声)」
「気にしないでください。適当にお野菜を少しいただければ大丈夫ですから」
「そうか? 有り合わせでサラダ作るね」
簡単に切っただけのサラダをアリシアの前に置く。
テーブルで食事をするのが習慣ではあるが、アリシアがずり落ちたら大変だ。
ベッドの上で一緒に食事をすることになった。
手が使えないアリシアに『あーん』するのは俺の役目である。
「はい、あーん(野太い声)」
「あ、あーん」
「どう? 美味しい?」
「美味しいです。ありがとうございます」
「そうかそうか。どんどん食べなさい」
「お、お腹いっぱいです……」
「……はぁ?」
小鉢1杯ほど食べさせたところで、アリシアが音を上げた。
きっと俺の聞き間違いだろう。
「遠慮しなくていいぞ? それとも嫌いな野菜だったか?」
「大好きですよ。でも本当にお腹いっぱいなんです」
「えぇ……ダイエットか!? ぶりっ子か!? もしそうなら止めておけ。俺の前で隠し事は無理だ。苦しくなる前に諦めて齧りついちゃいなよ!?」
「ほ、本当なんです。エルフですから」
「おめぇ、『エルフですから』で何でも通ると思うなよ」
「エルフはあんまり食べないんです。すぐお腹いっぱいになるんです!!」
そんな馬鹿な……この食生活で、どうやってこの巨乳を維持していると言うのか。
ファンタジーだってちゃんと法則があると思うんだ、うん。
そして俺は気づいた……エルフの栄養源を!!
「さては光合成するんだな!? そうなんだな!?」
「しないです。日向ぼっこは、気持ちいいですけど……」
違った。いや、まじか……。
魔物とか獣人とか色んな生物と接してきたが、ここまで意味不明な生物は初めてだ……。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる