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第四章 ― 革命 ―
第113話 ジャズ鳴るバーで
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星の無い夜。月だけが地上を照らす時間。
日中にアルカトラズで大きな出来事があったことも知らずに、フィラディルフィアの住民たちは普段と変わらない夜を過ごし、ちょうど、各々の家が晩の食事を終えて食器の片付けをしている頃だった。
フィラディルフィア東区にあるバーのカウンター席に、オルガがいた。いつもの甚平ではなく作務衣を着ている。あまりバーには似つかわしくない風貌だ。
11月中旬の現在、フィラディルフィアはすっかりと冷え込み、街の住民の格好は冬の様相を呈していた。オルガも例外に漏れずというわけだ。
バーでは、サックスやピアノなどのジャズ特有の音が演奏者によって上品に響き渡り、空間をお洒落に飾っている。その音の中に、オルガの前に置かれていた酒の中の氷がカランッと溶ける音が混ざった。
もう注文してからどれだけの時間が経っただろうか。せっかくロックで頼んだというのに、そろそろ水割りと変わらなくなってしまいそうだ。
そう考えているのはカウンターの前で、他の客と雑談しているマスターだ。
だが、彼は何も言う気は無かった。
別にオルガのことを嫌っているからではない。オルガが何を求めているのか、長年の付き合いでわかるこそである。25年前の第三次魔人戦争以降からの付き合いだ。もっとも、オルガと言葉を交わしたのは最初に来店したときのみだが。
当時のオルガは、仲間を失い、パートナーを失い、絶望に打ちひしがれていた。
そんな彼にマスターは声をかけたが、オルガは「ありがとう、大丈夫だ」「何でもないさ」と言うばかりで、会話を拡げようとはせず、遠回しな拒絶をされた。
オルガが求めているのは静寂だ。
一人でそっとしておいてほしいという顔をしているのだ。だから、マスターは何も言わないのである。
カラランッと入り口の鈴が鳴る。しばらくの間を置いて、オルガの隣の席に黄色い鎧を着た女性が座る。オレンジ色の短くて癖のある髪の持ち主だ。
「マスター、隣の彼と同じものを頂戴」
「はいよ」
マスターがオルガに言葉を送らないのはもう一つ理由がある。
それは、自分が言わずとも、言うべき人間――親しい間柄の人物がこうしてやってくるからである。
「……一週間ぶりだな。レイヤ」
「ええ、やっと王国直々のクエストが終わって人心地つけるわ」
渡辺が捕まった翌日、レイヤはドロップスカイの近くで7日間騎士団の仲間と共に以前から受けていた依頼を熟していた。ドロップスカイのさらなるエリア拡大に伴って、資材を運搬するための新しいルートの安全確保を行っていたのだ。
「ふっ、疲れているなら、一度家に帰ってシャワーでも浴びて休んだ方がいいんじゃないか? モンスターの体液も臭ってるぞ」
「え、ウソ! ちゃんと洗ったんだけどなぁ」
レイヤは首元や腕に鼻を近づけ、臭いを嗅ぐが、こういうものは自分ではわからないもの。
「大方、ロッテンプラントを倒していたんだろう?」
「ウ……そう、当たり」
「あの辺の森には多いからな」
ロッテンプラントとは、とある植物型のモンスターのことである。ツルが密集したような外見で、一見、植物がそこに群生しているようにしか見えないのだが、そうして油断して近づいた生き物にツルを絡ませて引きずり込んでしまうのだ。ツルから消化液を滲ませて捕えた獲物の皮膚を少しずつ溶かし、溶けた部分から養分を吸っていく。この過程は非常に時間をかけて行われるために、捕えられた者は生き地獄を味わうことになる。獲物が衰弱死か餓死して腐敗した後はそれを苗床にするという生態をもつ。こういった流れから、ロッテンプラントは常に腐敗臭を辺りに漂わせており、その体液も言わずもがな。
レイヤはクエスト中、主にロッテンプラントをバッサバッサと切り倒しており、当然、その返り血にあたるものを浴びに浴びているわけだ。
「一度出直してこようかしら」
「別にいいんじゃないか? 臭うと言っても俺ぐらいの距離でわかるぐらいだ。 それにしても、よく俺がここにいるとわかったな」
「そりゃあね、長い付き合いだもん……」
明るかったレイヤの表情に、影が宿る。
「昔からそう。オルガは、悩みがあるとここに来るの…………ショウマ君のことでしょ?」
「…………」
オルガはレイヤを見向きもせず黙る。
「後悔、してるの?」
「……後悔……か……そうだな、俺は後悔している」
『俺は……同じ過ちを繰り返そうとしているのかもな』
オルガはかつて自分が呟いた言葉を思い出す。まさにその通りになった。
「ショウマを護ってやることができなかった。昔と何一つ変わらない。俺が護れるのはいつも自分の身だけだ」
「ショウマ君は亡くなったわけじゃないでしょ? そんなに背負い込まなくてもいいじゃない」
「反逆罪は重無期刑。一生アルカトラズから外に出ることはない。死んだのと同じだ」
やはり関わろうとするべきではなかった。関わった分だけ、守り抜かなくてはと使命感が生まれる。そして、守れなかったとき、罰としてその使命感が自分の首を絞める。
オルガは自責の念に苦しめられていた。
「そんなことないわ。覚えてるオルガ? 私がまだ4つだった頃、一人で勝手に森へ出歩いてモンスターに襲われかけたこと。あの時はあなたが駆けつけてくれたおかげで助かったのよ」
「…………」
オルガの口は再び固く結ばれる。
レイヤが自分を慰めようと言葉を紡いでいるのは重々承知している。だが、長い人生の中で培われてきた感性が、それを受け入れようとしない。
「……関わった全ての人々を守りたいと思うのは贅沢か?」
「オルガ……」
「ショウマだけじゃない。俺は、亮も連れ帰ってやれなかった」
「――ッ!」
息を呑むレイヤ。
ちょうどそこへ、頼んでいた酒が置かれる。重要な話をしていることが見て取れたマスターは一言もしゃべらず、頭だけ下げて、その場から離れた。
「一週間前は話す時間が無くてすまなかったな」
「……いいのよ、私もクエストの準備で忙しかったし」
レイヤは落ち着きを取り戻すように、目の前のグラスを口元へと運び傾けた。
「亮は、元の世界である地球に帰りたがっていた。理由はわからないが、とにかく異世界を酷く嫌っていた様子だった」
「……ただ帰るためだけに、物を盗んだり、人を攫っていたの?」
「ああ、物でも人でも、元の世界に戻るための手がかりを片っ端からかき集めているんだろう。そして、そのためならば人をも殺す覚悟を持っていた。現に俺は殺されかけた」
「「…………」」
二人とも静かになり、短くない時間ジャズの音楽と酔っ払いたちの喧騒だけが響いた。
レイヤが自分の酒を飲み干したタイミングで、カウンターに突っ伏した。手首の上に、横向きに頭を乗せて口を開く。
「人を殺してでもなんて亮君、そこまでこの世界が嫌いなのかな……渡辺君も……いいえ、二人だけじゃないわ。私がサポートしてきた転生者たちの多くが、不満を漏らしていた……ねぇ、オルガ、異世界はあなたたちにとってそんなに居心地の悪い場所なの? 私にはわからない。私はあなたたちの世界を知らないから……」
「……どちらの世界で産まれたかは問題じゃないさ。転生者だから、異世界――王国のやり方イコール悪になるんじゃない。そいつの生まれ育った環境、時代、教育、立場が悪を決めるんだ。渡辺がアリーナで始めて戦った相手、匠は転生者だが違っただろう? ヤツは王国のやり方を喜んで受け入れていた。それがヤツにとっての善であり、自分の存在を肯定する行いだったからだ」
そこまで話して、オルガはついに酒を口に含んだ。
「元いた世界に帰りたがっている亮にとって、この世界は自分を閉じ込める牢獄であり、自分を否定する悪でしかない」
オルガは遠くを見るように顎の先を上げた。
ショウマの場合はまた別だ。アイツは、自分にとって間違った行いが絶対に許せない性質ゆえに、異世界を認めない。
アイツは人を見るとき、悪である人間かどうか探るような目で見る。俺がショウマと初めて会った、あのときもそうだった。俺がどんな人間か品定めでもするような疑いの眼差しを向けていた。あのマリンにさえも。
……一体どんな境遇が、ショウマにあんな警戒心を植えつけたのか。
ガタッ!
レイヤが立ち上がった。
「……レイヤ?」
「……ごめん、オルガ。やっぱり臭い気になるから帰るね」
レイヤはカウンター席に代金だけ置いて、バーから逃げるように出て行った。
「……俺は、彼女も守れないのか……」
日中にアルカトラズで大きな出来事があったことも知らずに、フィラディルフィアの住民たちは普段と変わらない夜を過ごし、ちょうど、各々の家が晩の食事を終えて食器の片付けをしている頃だった。
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そう考えているのはカウンターの前で、他の客と雑談しているマスターだ。
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当時のオルガは、仲間を失い、パートナーを失い、絶望に打ちひしがれていた。
そんな彼にマスターは声をかけたが、オルガは「ありがとう、大丈夫だ」「何でもないさ」と言うばかりで、会話を拡げようとはせず、遠回しな拒絶をされた。
オルガが求めているのは静寂だ。
一人でそっとしておいてほしいという顔をしているのだ。だから、マスターは何も言わないのである。
カラランッと入り口の鈴が鳴る。しばらくの間を置いて、オルガの隣の席に黄色い鎧を着た女性が座る。オレンジ色の短くて癖のある髪の持ち主だ。
「マスター、隣の彼と同じものを頂戴」
「はいよ」
マスターがオルガに言葉を送らないのはもう一つ理由がある。
それは、自分が言わずとも、言うべき人間――親しい間柄の人物がこうしてやってくるからである。
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「ふっ、疲れているなら、一度家に帰ってシャワーでも浴びて休んだ方がいいんじゃないか? モンスターの体液も臭ってるぞ」
「え、ウソ! ちゃんと洗ったんだけどなぁ」
レイヤは首元や腕に鼻を近づけ、臭いを嗅ぐが、こういうものは自分ではわからないもの。
「大方、ロッテンプラントを倒していたんだろう?」
「ウ……そう、当たり」
「あの辺の森には多いからな」
ロッテンプラントとは、とある植物型のモンスターのことである。ツルが密集したような外見で、一見、植物がそこに群生しているようにしか見えないのだが、そうして油断して近づいた生き物にツルを絡ませて引きずり込んでしまうのだ。ツルから消化液を滲ませて捕えた獲物の皮膚を少しずつ溶かし、溶けた部分から養分を吸っていく。この過程は非常に時間をかけて行われるために、捕えられた者は生き地獄を味わうことになる。獲物が衰弱死か餓死して腐敗した後はそれを苗床にするという生態をもつ。こういった流れから、ロッテンプラントは常に腐敗臭を辺りに漂わせており、その体液も言わずもがな。
レイヤはクエスト中、主にロッテンプラントをバッサバッサと切り倒しており、当然、その返り血にあたるものを浴びに浴びているわけだ。
「一度出直してこようかしら」
「別にいいんじゃないか? 臭うと言っても俺ぐらいの距離でわかるぐらいだ。 それにしても、よく俺がここにいるとわかったな」
「そりゃあね、長い付き合いだもん……」
明るかったレイヤの表情に、影が宿る。
「昔からそう。オルガは、悩みがあるとここに来るの…………ショウマ君のことでしょ?」
「…………」
オルガはレイヤを見向きもせず黙る。
「後悔、してるの?」
「……後悔……か……そうだな、俺は後悔している」
『俺は……同じ過ちを繰り返そうとしているのかもな』
オルガはかつて自分が呟いた言葉を思い出す。まさにその通りになった。
「ショウマを護ってやることができなかった。昔と何一つ変わらない。俺が護れるのはいつも自分の身だけだ」
「ショウマ君は亡くなったわけじゃないでしょ? そんなに背負い込まなくてもいいじゃない」
「反逆罪は重無期刑。一生アルカトラズから外に出ることはない。死んだのと同じだ」
やはり関わろうとするべきではなかった。関わった分だけ、守り抜かなくてはと使命感が生まれる。そして、守れなかったとき、罰としてその使命感が自分の首を絞める。
オルガは自責の念に苦しめられていた。
「そんなことないわ。覚えてるオルガ? 私がまだ4つだった頃、一人で勝手に森へ出歩いてモンスターに襲われかけたこと。あの時はあなたが駆けつけてくれたおかげで助かったのよ」
「…………」
オルガの口は再び固く結ばれる。
レイヤが自分を慰めようと言葉を紡いでいるのは重々承知している。だが、長い人生の中で培われてきた感性が、それを受け入れようとしない。
「……関わった全ての人々を守りたいと思うのは贅沢か?」
「オルガ……」
「ショウマだけじゃない。俺は、亮も連れ帰ってやれなかった」
「――ッ!」
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オルガは遠くを見るように顎の先を上げた。
ショウマの場合はまた別だ。アイツは、自分にとって間違った行いが絶対に許せない性質ゆえに、異世界を認めない。
アイツは人を見るとき、悪である人間かどうか探るような目で見る。俺がショウマと初めて会った、あのときもそうだった。俺がどんな人間か品定めでもするような疑いの眼差しを向けていた。あのマリンにさえも。
……一体どんな境遇が、ショウマにあんな警戒心を植えつけたのか。
ガタッ!
レイヤが立ち上がった。
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