俺のチートって何?

臙脂色

文字の大きさ
131 / 172
第四章   ― 革命 ―

第127話 Lv316 モンデラ・シャン & Lv382 グスターヴ・ヴンサン & Lv500 草薙 刀柊

しおりを挟む
 「……よかろう。ならば、そこな男子共々貴様も牢獄送りにしてやろうぞ」

 刀柊とうしゅうはオルガの突き出された拳を弾くと、姿勢を崩す狙いでオルガの足首に目掛けて刀を振るった。だが、それをオルガが膝蹴りで迎え撃った。

 「――何?!」

 予想外の反撃に驚く刀柊へ、続けざまにオルガが右拳を放つ。
 刀柊は即座に刀で防御する姿勢に入るも、その動作と同タイミングでオルガは右拳での攻撃を中断し、左拳で刀柊の脇腹を殴った。

 刀柊は微動だにしなかった。ダメージも一切無い。
 当然だ。刀柊のレベルは500。防御も500を超えており、レベル152であるオルガの攻撃は蚊ほどにも効かない。
 しかし、刀柊は不愉快そうな顔をしていた。

 「……解せんな」

 言いつつ、刀柊は5回連続でオルガを斬った。
 その攻撃スピードはフィオレンツァの『絶対服従』の影響で先程よりも遅くなっていたが、それでも常人の動体視力で追える速度ではない。
 にも関わらず、オルガは5回の斬撃を全て拳や肘で打ち払ってみせた。

 「……攻撃が視えているのとは違う。こちらが攻撃を繰り出すよりも早く動いている。まるで予想しているかのように」

 オルガのパンチやキックを避けながら、刀柊は語る。

 「妾が知る限り、それができる能力は2つしかない。知世が持つ複合チート能力と『直感インチュイション』。だが、それらの能力を貴様が持ち合わせているはずがない。貴様は転生者。転生者に能力は1つのみ。故に、貴様に『鋼の肉体スチール ボディ』以外の能力がないのは明白だ。ならば、貴様の先読みは外部によるもの」

 刀柊の瞳の焦点が遠くにいるジェニーに合わさる。
 一見、呆然とした様子で刀柊を見ているが、その手には『精神感応テレパシー』の魔法石が握られていた。

 「なるほど、そこな小娘が『直感』で私の動きを読み、お主に伝えていたわけか。そうと分かれば、対処することは容易い」

 刀柊がオルガを再び連続で斬り始めた。
 今度は5回どころではなく、無数の刃で攻める。

 「ん……うー、キッツいかも」

 ジェニーのボケーッとした表情に変化は無かったが、その声には苦しさが混じっていた。
 ジェニーは3秒ほど先の未来の攻撃をオルガに伝え続けていたが、刀柊の怒涛の連続攻撃で未来の情報がジェニーの脳内に一気に押し寄せ、ジェニーの処理速度を追い越そうとしていた。

 「『絶対服従』で動きが鈍っているとはいえ、妾の連続攻撃を予知し続けるとは大したものだ。『直感』の扱いだけは一級品だな。普段から心を無にする訓練をしていなければ出来ない芸当だ」

 別にジェニーは訓練はしていない。自然体がボーッしているだけだ。

 その一級品の『直感』であっても、刀柊のスピードを予知し続けることは叶わず、ついにジェニーの『直感』の処理速度を上回る。

 「ごめーん、オルガ、私、もうー……」

 脳がオーバーヒートしたことで、ジェニーが頭を抱えて俯いた。

 「くっ!」

 すると、オルガが刀柊の斬撃を次々に喰らい始めた。オルガの岩の鎧が少しずつ剥がれていく。

 「流石、魔人ガイゼルクエイスを相手取って生き残っただけはある。頑丈だ。並の刀ならとっくに刃こぼれしてナマクラになっているところだろう」

 言いながら、音より速くオルガを斬り刻み、岩の鎧の体積をみるみる縮めていく。
 刃がオルガの骨肉に達するのは時間の問題だった。

 「オルガ! もう止めろ! 俺に構うな!」

 オルガの背後で倒れている渡辺が堪らず叫ぶ。

 「悪いが、それは、できな、い」

 斬られながらも、オルガは言う。

 「何でだよ!」

 「今度、守れなければ、俺はまた、自分を殺すからだ」

 「――どうして……どうして大人であるアンタがそこまでして……俺を助けようとする……」

 オルガの行動は渡辺にはわからなかった。

 中学生時代。イジメを受けていた渡辺を助ける大人はいなかった。
 生徒を守る立場であるはずの教師たちは、自らの保身ばかりを気にして渡辺のSOSを「戯れているだけだ」と一言で片付けるだけであったし、唯一頼れる存在だった母親も、父親が出て行ったことや仕事の疲れからまともに話せる状態にはなかった。
 本当に必要な時に、自分を助けてくれる大人は誰一人としていなかった。
 そのため渡辺には大人が自分を助けてくれるイメージがないのだ。

 「フン、逃げようが逃げまいが、お主に後ろの男子は護れぬよ!」

 オルガは一切抵抗できないまま、斬撃の嵐に包まれる。

 「クソッ! あのままじゃオルガがやられちまう!」

 ディックは体をフラフラと左右に揺らしながらも、狙撃銃を両手で構えて刀柊へ引き金を引いた。
 銃口から発射された弾頭が、オルガを斬る刀柊へと真っ直ぐに飛んでいった。そのままいけば、刀柊の側頭部に命中するコースだったが、弾頭は何かに弾かれて終わる。
 それは、刀柊の刀だった。
 刀柊がオルガの方を向いたまま斬撃を繰り出しつつ、横から迫ってきた弾丸を打ち払ったのだ。

 ディックは追加で2、3発の弾丸を発射するが、同様にして弾かれる。

 「妖怪女め、俺の弾をついでみてぇに処理しやがって!」

 「エメラダ、お主何をしている。子の面倒は自身で見るのではなかったのか?」

 「すまんな。どうもそれは厳しそうだ」

 エメラダは跪いたまま動かなかった。他の3人と違い体力を消耗していたエメラダはフィオレンツァの命令に抗うだけの力が残されていなかったのだ。

 「アイゼンバーグ家のエメラダともあろう者が不甲斐ない。モンデラ、ディックの相手を代わりにしてやれ」

 「うん……わかった……僕……ディックの相手……する」

 モンデラは矢筒から矢を抜き取って番えると、矢を放った。

 「ッ! やべ!」

 ディックは自分に飛来してきた矢を飛び越える形でかわした。
 しかし、かわした矢は磁石に引っ張られたコンパスのようにグルンと180°向きを変えて、またディックを射抜こうとする。

 「『必中ロック オン』の能力か!」

 避けてやり過ごすのは不可能と判断したディックは、狙撃銃で飛んでくる矢を破壊した。
 それからも、モンデラから次々に放たれる矢をディックは撃ち落としていく。

 『ディック、落ちた矢が爆発するからジャンプして逃げた方がいいよー』

 ディックの頭の中に、ジェニーの声が響く。

 「何だって?!」

 言われてディックは、大きく跳躍した。
 間もなく、ディックが撃ち落としたことで足元に散乱していた矢じりの破片が一斉に爆発した。それにより、地面に小さなクレーターがあちこちに作られる。

 「妙に簡単に撃たせてくれるかと思えば狙いは『地雷マイン』だったか!」

 『地雷』。無機物を爆弾にできるチート能力で、能力者の好きなタイミングで起爆できる。モンデラの矢筒に収められている全ての矢に、この能力が予め練り込まれている。
 実は、ディックも使える能力であり、その使い方は熟知していた。

 「表面に矢が刺さっただけでも爆破されたら致命傷になりかねねぇ」

 頭部付近に矢が刺さったら、と想像してディックはゾッとする。

 「……今……誰かから教えられて動いた……あそこの女……邪魔」

 モンデラが標的をジェニーに切り替えて、矢を番える。

 「ッ! しまった!」

 ディックは急いでその行動を阻止しようと狙撃銃を構えるが遅かった。
 矢がジェニーへ、一直線に飛ぶ。

 「ジェニー!」

 そのジェニーの前に、メシュが両手を広げて飛び出した。

 そして、さらにメシュの前に、あの男が飛び出した。

 渡辺。
 渡辺が二人の前に立って、飛んできた矢をパンチで弾き飛ばした。

 「ハァ……ハァ……俺の大事な友人を……王国に傷つけられたまるかってんだ」

 肩で息をしながら、渡辺が言った。

 「ほう」

 それを見た刀柊が、オルガへの攻撃の手を止めて、渡辺に注目した。

 「倒れていた位置からそこまで移動する速度、モンデラの矢を弾くだけの膂力りょりょく。ふむ、確かに只者ではないな。レベルやステータスからは想像できない力を秘めている。余程優れた能力を神から賜ったのだろう」

 そこまで言って、刀柊は首を横に振った。

 「嘆かわしいな。そのような能力を与えられてさえいなければ、王国に歯向かおうなどと思い上がることも無かったであろうに」

 「「 いいや、それはないな 」」

 ディックとオルガの声がハモった。
 二人は同じ言葉を発したことに驚き、互いに顔見合わせて、最後にフッと笑った。

 「覚えておくのだな刀柊。ナベウマはチート能力があるから今ここに立っているんじゃない。ナベウマだからこそ、ここに立っているのさ」

 「そうさ。ソイツは周りがどう言おうと、自分がどうなろうと、自分が許せねーものは絶対に認めない野郎なんだよ」

 「……理解不能だ。何故、お主らがそこまでこの男に入れ込むのか」

 呆れる刀柊。
 そこへモンデラが問いかける。

 「刀柊……僕……次は誰を……狙ったらいい?」

 「やれやれ、人に聴くばかりではなく、己で判断することもいい加減学ぶべきだな。モンデラよ。お主の母君はもっとしっかりしていたぞ」

 「ごめんなさい……」

 シュンと肩を落とすモンデラだが、その表情は無表情のままだ。

 「まあ良い。面倒な流れを生み出しているのは『直感』の能力を持つ女だ。あの者から動きを封じるのだ」

 「うん……わかった」

 モンデラが渡辺たちの方を向くと、矢を次々に番えて発射した。
 さらに、その複数の矢を『必中』で操る。
 『必中』で操られ矢は一直線に飛ぶことはなく、まるで生き物のように不規則に空中を動き、渡辺たちへ迫る。

 「くっ、ナベウマ!」

 「何処へ行く? 貴様の相手は妾だ」

 再び刀柊がオルガに斬撃を加える。

 「あの3人にあれは対処できねー!」

 ハチの如く曲線を描いて飛び回る矢たちを、ディックは狙撃銃で迎撃を試みようとした。
 ところが、

 「――ッ! 後ろ?!」

 突如として、背後から敵が迫る気配を感じたディックは、咄嗟に狙撃銃を後方にひっくり返して発砲した。
 すぐさま、ディックは後ろを振り向いて敵を視認しようとした。

 「なっ、いねえ?!」

 ディックの後ろには誰もいなかった。

 「しまった! この技は天知心流の『影寄かげより』か!」

 天知心流の極意の一つ『影寄』は、自らの殺気を操り、まるでもう一人の敵がいるかのように錯覚させる技だ。

 ディックの視界が後ろへ向いたのを見計らい、刀柊はオルガを斬る合間に音超えの斬撃で生み出した鋭い衝撃波を遠くにいるディックの背中に浴びせた。

 「うっ!」

 ディックの背中が斜めに大きく斬られ、ダウンジャケットがバッサリと切断されて中から血塗れになった羽毛が散る。
 決定的な一撃を受けてしまったディックは、ついに両膝を地面に着けて四つん這いの姿勢になってしまった。

 「ぐぅ!!」

 オルガの肉体から血が出始める。いよいよ刃が岩の鎧の内側に到達したのだ。

 渡辺は飛来する複数の矢を拳で弾こうとするが、矢は生きているみたいに渡辺の攻撃を避けていく。
 抵抗も虚しく、ジェニーとメシュの腕や足に矢が突き刺さる。

 「イッ!」
 「くっ! オノレ!」

 「ジェニー! メシュ! ぐあっ!!」

 渡辺は二人を守ろうとするが、矢という名のハチの群れがブンブン周囲を飛び回って行く手を塞いでくる。しかもそれが、渡辺のアチコチを切り裂き、突き刺し、渡辺にかけられた『防御支援』を削っていく。


 「あらあら、今度こそ厳しそうですね」

 フィオレンツァが口元を指先で隠してニコニコと微笑む。

 「お母さーん! ホントに悠長!」

 他人事のように振る舞うフィオレンツァに、シーナは苛立ちを抑えられない。

 フィオレンツァの方も、脱獄させた囚人や、裏で繋がっていた革命派の民たちのほとんどがグスターヴの人形にやられてしまい、残っているのは元女王の近衛兵だった者たちだけだ。

 今まさに、渡辺たちは最大のピンチを迎えていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる―― ※他サイトでも掲載しています ※ちょいちょい手直ししていってます 2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜

伽羅
ファンタジー
【幼少期】 双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。 ここはもしかして異世界か?  だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。 ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。 【学院期】 学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。 周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。  

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

​『5階にトラック突撃!?ポンコツ女神の使役権と地球通販を得た医学生、辺境の村でワスプ薙刀と現代医療を駆使し最強防衛ライフを始める』

月神世一
ファンタジー
マンションの5階でカレーを作っていたら、なぜかトラックが突っ込んできた件。 ​外科医を目指す医学生・中村優太(24)は、特製の絶品バターチキンカレーを食べる寸前、マンションの「5階」に突撃してきた理不尽なトラックによって命を落としてしまう。 ​目を覚ますと、そこはコタツでカップ麺を啜るジャージ姿の駄女神・ルチアナの部屋だった。 「飲み会があるから定時で帰りたい」と適当な理由で異世界転移をさせられそうになる優太だったが、怒りのガラポン抽選でユニークスキル【地球ショッピング】と【女神ルチアナこき使い権】を引き当てる! ​かくして、ポンコツ女神を強制連行して剣と魔法の世界『アナステシア』に降り立った優太。 しかし、彼にはただのチートスキルだけではない、元SEALs直伝の「CQB(近接戦闘術)」、有段者の「薙刀術」、そして何より「現代医療の知識」があった――! ​降り立った辺境のポポロ村で彼を待っていたのは、クセが強すぎる住人たち。 ​キャルル: マッハの飛び蹴りを放つ、ファミレス大好きなウサ耳村長。 ​リーザ: タダ飯とポイ活に命を懸ける、図太すぎる地下アイドル人魚。 ​ルナ: 善意で市場や生態系を破壊する、歩く大災害の天然エルフ。 ​ルチアナ: 優太のポイントでソシャゲ課金と酒を目論む、労働拒否の駄女神。 ​優太は【地球ショッピング】で召喚した現代物資と、自身のサバイバル能力&薙刀術で野盗や魔物を無双! さらには特製のスパイスカレーで異世界人の胃袋を完全に掌握していく。 ​そして、村人に危機が迫った時。 優太の「絶対に命を救う」という善意の心が、奇跡の黄金ガチャを引き起こす……! ​「俺は医者だ。この村の命も、平和な日常も、俺の戦術(スキル)で全部守り抜く!」 ​現代の【医療・戦術・料理】×【理不尽ギャグ】×【異世界サバイバル】! 凶悪な「ワスプ薙刀」を振るい、ヤバすぎる仲間たちと送る、最強医学生のドタバタ辺境防衛ライフが今始まる!

処理中です...