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ど素人
佐藤卓郎、北東中に入学
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「今日からあなたたちは中学生です。そのことを自覚し、楽しく充実した中学校生活をおくってください」
やれやれ、やっと終わったか。あの校長何分しゃべってんだよ。そう思いながら、1ー1の教室に戻り、卓人は着席した。校長のおかげで眠くなったので、寝ようかと思ったら、隣の席の山田直樹とかいうガリに、話しかけられた。「ねぇ、君鈴木卓人君だよね?俺、山田直樹。よろしくね!」
「よろしく」馴れ馴れしいやつだ。でも、憎めない感じだ。しかし、あいにく今俺は眠くてしょうがない。なのに、こいつは相当なおしゃべりのようで、話しかけてくる。「ねえねえ、何部に入るか決めた?」 「卓球部に入るつもり」「なんでなんで?」 「北東中の卓球部は、かなりゆるいと聞いたことがあるから」
「ふーん。じゃ卓人君にいい知らせがあるよ。聞きたい?」 悪い予感しかしないが、とても言いたそうなので、その笑顔に負けて「うん」と言ってしまった。「実は、俺も卓球部に入るつもりなんだよね」
予想はしていたが、改めて言われると少しショックだ。しかし、知っている人がいる方が、安心なので、複雑な気持ちだ。
やれやれ、やっと終わったか。あの校長何分しゃべってんだよ。そう思いながら、1ー1の教室に戻り、卓人は着席した。校長のおかげで眠くなったので、寝ようかと思ったら、隣の席の山田直樹とかいうガリに、話しかけられた。「ねぇ、君鈴木卓人君だよね?俺、山田直樹。よろしくね!」
「よろしく」馴れ馴れしいやつだ。でも、憎めない感じだ。しかし、あいにく今俺は眠くてしょうがない。なのに、こいつは相当なおしゃべりのようで、話しかけてくる。「ねえねえ、何部に入るか決めた?」 「卓球部に入るつもり」「なんでなんで?」 「北東中の卓球部は、かなりゆるいと聞いたことがあるから」
「ふーん。じゃ卓人君にいい知らせがあるよ。聞きたい?」 悪い予感しかしないが、とても言いたそうなので、その笑顔に負けて「うん」と言ってしまった。「実は、俺も卓球部に入るつもりなんだよね」
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