192 / 203
仮面の男、襲撃
仮面の男の正体?
しおりを挟む
さっきよりも強くなったのは見て分かる。戦いの中で強くなっていくとは尻尾が生えて髪が金色になるキャラクターみたいだ。
「さぁ、第2ラウンドと行くぜ!!」
ガガガガ!!
男は俺に襲いかかり、次々と攻撃を繰り出した。
(やはり先ほどよりも強くはなっているが・・弱いな・・)
パシッ!!
俺は男の拳を受け止めると奴の勢いを利用してカウンターを仕掛けた。
「グアッ!!」
案の定吹き飛ぶが寸前のところで持ちこたえた。
俺は、ライトニングマシンガンという魔力を利用して弾丸を打ち出す武器を装備し男へと放った。
ダダダダダダッ!!!
辺り一面が爆発し、小さいクレーターが出来る。
「グッ!!厄介な武器使いやがって!!」
男はそう言いながらも避けている感じなので
「フェーズ2移行。発射」
武器の段階を一つあげて攻撃を仕掛けた。
「グァァッ!!」
流石に避けきれず一発当たるとそのまま連射を喰らい続けた。
「貴様・・ならばこれでどうだ!!」
男はそう行って飛び上がると奴の後ろに謎の空間を作り出した。
「このまま、貴様らも消え去れ!!」
「!?これはやばい!」
その空間から何が出るかは分からないが何かやばいことが起きるのは分かっていた。なので、
「さっさとお前の空間に帰れ!!」
俺は男との距離を一気に縮め、一発拳を振りかざした。
「っ!!貴様っ!!」
男は同じく拳で俺の勢いを消そうとしたが・・
均衡はほんの一瞬で崩れ、そのまま自分が作り出した空間へと消えていった。
「逃しちまったか・・」
「案ずることはありませんマスター、あのままだともっと厄介なことになっていたでしょうし。」
「お前にそう言ってもらえるとありがたいよ。とりあえず奴は消えたから屋敷に戻ろう。」
そう俺が言うとその場にいたメンバーやメイはクランハウスへ引き上げていった。
「結局のところだが俺にもよくは分からなかった。」
「マスターにも分からなかったのですか・・」
「すまんな、だか一つだけわかったことがある。」
俺のその言葉にメイを含めた全員が前のめりになってくる。
少しこちらもたじろいだが息を一回吸ってから
「奴は、敵と戦って力を得ている。まぁ、限界はあるがもっと強くなるってことだ。」
「そんな!!それじゃ早く倒さなきゃ!!」
メイの叫びを俺は手を出して制して、
「おそらくあいつは限界まで強くなってからじゃなきゃ無理っぽいな。今の俺達が無闇に攻撃を加えると成長を促しちまう。こっちも十分強くなってからだ。」
俺がそう言うと全員が席を立ち、訓練室へ向かったり、迷宮に向かったりなどレベルアップの為の行動を起こした。それはメイも例外ではない。
必然的に俺と創一のみが部屋に残る。
「マスター、随分と隠しているようですね。」
「ふっ、やっぱり創一も気づいていたか。」
「えぇ、少しの情報ならあの戦いを間近で見ていれば分かります。」
「やっぱりな、だが面倒なことになったもんだな。」
俺は椅子に背中を預けて、
「あの身体は恐らく俺、藤田陸斗だな。」
と、断言した。
「さぁ、第2ラウンドと行くぜ!!」
ガガガガ!!
男は俺に襲いかかり、次々と攻撃を繰り出した。
(やはり先ほどよりも強くはなっているが・・弱いな・・)
パシッ!!
俺は男の拳を受け止めると奴の勢いを利用してカウンターを仕掛けた。
「グアッ!!」
案の定吹き飛ぶが寸前のところで持ちこたえた。
俺は、ライトニングマシンガンという魔力を利用して弾丸を打ち出す武器を装備し男へと放った。
ダダダダダダッ!!!
辺り一面が爆発し、小さいクレーターが出来る。
「グッ!!厄介な武器使いやがって!!」
男はそう言いながらも避けている感じなので
「フェーズ2移行。発射」
武器の段階を一つあげて攻撃を仕掛けた。
「グァァッ!!」
流石に避けきれず一発当たるとそのまま連射を喰らい続けた。
「貴様・・ならばこれでどうだ!!」
男はそう行って飛び上がると奴の後ろに謎の空間を作り出した。
「このまま、貴様らも消え去れ!!」
「!?これはやばい!」
その空間から何が出るかは分からないが何かやばいことが起きるのは分かっていた。なので、
「さっさとお前の空間に帰れ!!」
俺は男との距離を一気に縮め、一発拳を振りかざした。
「っ!!貴様っ!!」
男は同じく拳で俺の勢いを消そうとしたが・・
均衡はほんの一瞬で崩れ、そのまま自分が作り出した空間へと消えていった。
「逃しちまったか・・」
「案ずることはありませんマスター、あのままだともっと厄介なことになっていたでしょうし。」
「お前にそう言ってもらえるとありがたいよ。とりあえず奴は消えたから屋敷に戻ろう。」
そう俺が言うとその場にいたメンバーやメイはクランハウスへ引き上げていった。
「結局のところだが俺にもよくは分からなかった。」
「マスターにも分からなかったのですか・・」
「すまんな、だか一つだけわかったことがある。」
俺のその言葉にメイを含めた全員が前のめりになってくる。
少しこちらもたじろいだが息を一回吸ってから
「奴は、敵と戦って力を得ている。まぁ、限界はあるがもっと強くなるってことだ。」
「そんな!!それじゃ早く倒さなきゃ!!」
メイの叫びを俺は手を出して制して、
「おそらくあいつは限界まで強くなってからじゃなきゃ無理っぽいな。今の俺達が無闇に攻撃を加えると成長を促しちまう。こっちも十分強くなってからだ。」
俺がそう言うと全員が席を立ち、訓練室へ向かったり、迷宮に向かったりなどレベルアップの為の行動を起こした。それはメイも例外ではない。
必然的に俺と創一のみが部屋に残る。
「マスター、随分と隠しているようですね。」
「ふっ、やっぱり創一も気づいていたか。」
「えぇ、少しの情報ならあの戦いを間近で見ていれば分かります。」
「やっぱりな、だが面倒なことになったもんだな。」
俺は椅子に背中を預けて、
「あの身体は恐らく俺、藤田陸斗だな。」
と、断言した。
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
5,171
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる