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三つ巴対決
王の子アラス
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「皇帝の長男だと?」
「その通り。我が国は世襲制ではないが子供が親王になることは禁じられていない。私は父を超える。それにはまず皇帝の座を射止めなければならない。私はそのために血の滲むような努力をしてこの力を手に入れた。悪いが私は貴様を帝国側に引き込むのは反対だ。」
さらにアラスはこう言い放つ。
「よって、私はお前を殺す。」
そう言い終わるとすざましい殺気がアラスから放たれた。
「!!!」
思わず陸斗も後ずさるくらいのレベルだ。
アリエッタは突如発生した殺気に気づいた。
「何よ、この殺気は・・十二親王の中でもトップクラスじゃない。こんな相手に私が勝てるわけ・・」
「安心しろ。お前の相手はこの俺だ。」
声のした方向に振り向くと1人の男が立っていた。
「あんた、十二親王ね。」
「その通り。これ以上の言葉は不要だ。早くしないと私までアラスに殺されてしまう。」
アラス!その名前を聞いたアリエッタは思わず震える。あの男は並大抵の人間ではないことを知っているからだ。
十二親王の中でも残酷さはトップであり、弱い者に興味を持たないどころか殺そうとするくらいだからだ。
力こそが正義。それがあの男の口癖だったはず。
かつてアリエッタが戦った時、彼女はぼこぼこに潰された。仲間が来なければ負けていただろう。戦闘能力もトップクラス。仲間が2人来たのだがそれと互角に戦うのだから、恐ろしいものだ。
ある意味アリエッタはアラスに合わなくて済んだので幸運なのかもしれない。
だが、今目の前にいる奴だけは全力で倒す。アリエッタは戦闘へと意識を集中させるのだった。
「はっ!」
アラスの手からどす黒い槍が何本も放たれた。陸斗は避けながら移動するがアラスは間髪入れずに連続で打ってくる。
陸斗は攻撃する暇も無かった。避けるのが精一杯だ。
「どうした?避けているだけでは勝負はつかんぞ!」
その通り。しかし、陸斗はそのまま避け続けた。
すると痺れを切らしたアラスが上からも槍を打ってきた。避けきれない!そう考えた陸斗は炎神全開を使用してアラスへと突っ込んでいった。
「ようやく、動いたか。だが、それでも貴様の不利は変わらん。」
アラスが闇の波動を放つ。陸斗は火装も重ねがけし、そのまま火を宿して闇の波動を相殺する。アラスも拳を放つが陸斗の拳と激突し、押し合いとなる。
互いに一歩も譲らず、激しいお試合となる。そして両者の波動がぶつかるたび先ほどまでの戦闘をはるかに超える衝撃波が発生。あたり一面の空気が悲鳴を上げた。
「中々やるようだがどうやらこちらに傾きつつあるな。」
少しずつアラスが押し始めた。しかし、
「火炎爆発」
陸斗の魔法があたり一面を爆発に巻き込む。当然陸斗も無傷ではいられないが少なくともアラスの方がダメージは大きい。
「チッ!私をここまで手こずらせるとはな。」
その時陸斗の炎神全開が切れた。陸斗は思わず足を着いてしまう。
「はっはっはっ!今の攻撃で力を使い切ったのか。勝負あったな。」
陸斗は窮地に追い込まれた。
「その通り。我が国は世襲制ではないが子供が親王になることは禁じられていない。私は父を超える。それにはまず皇帝の座を射止めなければならない。私はそのために血の滲むような努力をしてこの力を手に入れた。悪いが私は貴様を帝国側に引き込むのは反対だ。」
さらにアラスはこう言い放つ。
「よって、私はお前を殺す。」
そう言い終わるとすざましい殺気がアラスから放たれた。
「!!!」
思わず陸斗も後ずさるくらいのレベルだ。
アリエッタは突如発生した殺気に気づいた。
「何よ、この殺気は・・十二親王の中でもトップクラスじゃない。こんな相手に私が勝てるわけ・・」
「安心しろ。お前の相手はこの俺だ。」
声のした方向に振り向くと1人の男が立っていた。
「あんた、十二親王ね。」
「その通り。これ以上の言葉は不要だ。早くしないと私までアラスに殺されてしまう。」
アラス!その名前を聞いたアリエッタは思わず震える。あの男は並大抵の人間ではないことを知っているからだ。
十二親王の中でも残酷さはトップであり、弱い者に興味を持たないどころか殺そうとするくらいだからだ。
力こそが正義。それがあの男の口癖だったはず。
かつてアリエッタが戦った時、彼女はぼこぼこに潰された。仲間が来なければ負けていただろう。戦闘能力もトップクラス。仲間が2人来たのだがそれと互角に戦うのだから、恐ろしいものだ。
ある意味アリエッタはアラスに合わなくて済んだので幸運なのかもしれない。
だが、今目の前にいる奴だけは全力で倒す。アリエッタは戦闘へと意識を集中させるのだった。
「はっ!」
アラスの手からどす黒い槍が何本も放たれた。陸斗は避けながら移動するがアラスは間髪入れずに連続で打ってくる。
陸斗は攻撃する暇も無かった。避けるのが精一杯だ。
「どうした?避けているだけでは勝負はつかんぞ!」
その通り。しかし、陸斗はそのまま避け続けた。
すると痺れを切らしたアラスが上からも槍を打ってきた。避けきれない!そう考えた陸斗は炎神全開を使用してアラスへと突っ込んでいった。
「ようやく、動いたか。だが、それでも貴様の不利は変わらん。」
アラスが闇の波動を放つ。陸斗は火装も重ねがけし、そのまま火を宿して闇の波動を相殺する。アラスも拳を放つが陸斗の拳と激突し、押し合いとなる。
互いに一歩も譲らず、激しいお試合となる。そして両者の波動がぶつかるたび先ほどまでの戦闘をはるかに超える衝撃波が発生。あたり一面の空気が悲鳴を上げた。
「中々やるようだがどうやらこちらに傾きつつあるな。」
少しずつアラスが押し始めた。しかし、
「火炎爆発」
陸斗の魔法があたり一面を爆発に巻き込む。当然陸斗も無傷ではいられないが少なくともアラスの方がダメージは大きい。
「チッ!私をここまで手こずらせるとはな。」
その時陸斗の炎神全開が切れた。陸斗は思わず足を着いてしまう。
「はっはっはっ!今の攻撃で力を使い切ったのか。勝負あったな。」
陸斗は窮地に追い込まれた。
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