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第二章 躍動の5年間 初等部編
第18話 メイド道3段シャイナ・グランテ 初等部2年生
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シャイナ・グランテはメイドである。
完全なるメイド服に身を包み、あらゆる家事を丁寧にこなし、主人を満足させることができる。
しかし、完璧な人間など存在しない。
彼女は対人恐怖症である。
主人への返事は全て早口になり、場にそぐわない内容を口走ってしまう。
しかし、しかしだ、彼女は強かった。
圧倒的なまでに。
魔闘士として、一つの完成形であった。
現在のワールドランキングは13位。
そう、完全な戦士がそこにいた。
「うげぇ」
みぞおちに入った貫手が胃液を持ち上げる。
「ちょっと、タンマ!シャイナさん強すぎだって!もう少し手加減してください」
アネモネはもうダウンしている。
大学に住むことになって、4ヶ月がたった。
俺たちは学年が一つ上がったが、式典には出席できていない。
しかし、大学で学習を進めることで、初等部と中等部それぞれの試験は受けている。
と言っても、俺は簡単すぎるテストだし、アネモネの内容も俺が教えている。
元々、プロですからね。キリッ!
アネモネは見た目が年下の俺に教えてもらうことには抵抗があったようだが、教え方が好評で、最近ではいろいろ質問を投げかけてくる。
安心と信頼の実績を積み重ねている。
戦闘訓練については、2人とも壁に当たっている。
大人とは、リーチも違えば、元々の体力も違う。
いくらオーラで強化しても、攻撃が当たらない。
それに、格闘技の経験が無いので、動きにムダがありすぎるらしい。
現役ランカーであるシャイナには、全く歯が立たない。
そう、シャイナは、ただのメイドではなく、教授がデータを取るために雇ったスパーリング相手なのだ。
メイドは趣味だそうだ。
トレーニングでボコボコにしたあとに治癒をしたり、汗を拭いたり、血を拭ったりするのは、すべてシャイナ1人で行われていた。
ちなみに陽が上級(890)で隠が下級(180)というハイスペック魔闘士である。
いくらワールドランキング20位以内のトップランカーとはいえ、魔力では負けていない。
それなのに勝てないのは前述した通りだ。
しかし、身体能力も、リーチも、格闘技術も一朝一夕には身につかない。
だから、俺たちは、2つのアプローチを同時に行っている。
1つは、コツコツ格闘技術を高める方法。
もう1つは、強力な魔力で押し切る方法。
これらを同時に行っている。
つまり、全力のオーラで格闘技を習っている段階だ。
格闘技といってもピンキリで、相撲から軍隊の格闘術マーシャルアーツまである。
今は、シャイナ流格闘術というか、彼女の戦い方を習っている。
コツはわかってきたが、開祖にはなかなか勝てない。
魔力操作も高速戦闘では精密に素早く操作する必要があり、非常に難しい。
例えば、
「もう一本お願いします」
「かしこまりました…。それでは…どうぞ」
全力風オーラで一気に間合いを詰める。
リーチの差を埋めるには、先手を取り続ける必要がある。
攻撃に移るには、そのまま火オーラを手に纏い、衝撃から守るために肘と肩には土オーラ、足は風のまま、体幹は回復のため水オーラを纏う必要がある。
しかし、実際には、手に火オーラを纏うだけで、他のオーラは間に合わずパンチを打たざるをえない。
イメージにオーラがついていかない。
不完全な突きはシャイナの体捌きには通用しない、左手で軽く捌かれて、カウンターに右の貫手で、胃を鷲掴みにされる。
「ヴェぇ~」
「大丈夫ですか?治癒しますね」
「ありがとうございます」
本当なら、貫手をみぞおちに入れられる前に土オーラを纏う必要がある。
「やることは分かってるのに、オーラが追いつかないんですよね」
「分かる!アタシも同じこと考えてた。今、シャイナさんのオーラを見てたんだけど、動きが別次元ね」
アネモネが復活していた。
「やっぱりそうだよな。なんか秘密があるとか?」
「お2人とも、その年齢にしたら出来過ぎなくらいですよ?落ち込まないで下さいね。オーラの切り替えを速くするには、毎日のトレーニングしかありません。コツコツ頑張りましょう?」
共同生活が3ヶ月も経つと、気心も知れてくる。
シャイナの人見知りもおさまっていた。
「そうですね。昨日よりは速くなってる気もするんですよね」
そう、千里の道も一歩から。
「次、アタシでもいいですか?」
「はい。どうぞ」
「お願いします」
アネモネは半歩左足を下げると、踏切足に火オーラを纏った。
一気に大地を蹴ると、風オーラ無しでトップスピードに至った。
腕は火オーラで、体幹は土オーラで守っている。
シャイナの懐に潜り込み、最短距離で突きを放つ。
シャイナの腹部にめり込もうとするも、左手でガードされた。
しかし、今回は火力特化のオーラだ。
ガードを崩す。
アネモネは、左拳に力を込める。
ボディに完全にヒット!
次の拳に力を込める。
ヒット!
次は蹴り、突き、ショートフック、前蹴り。
ラッシュが初めて決まる。
「お見事です」
シャイナは全身を土のオーラで守っていた。
しかし、アネモネは火力特化の陽の魔力。
シャイナも陽の魔力。
アネモネが攻めに特化し、シャイナが守りに徹した場合、押し切れる。
「さすがアネモネ!すごい」
「いや、ダメなんだよ」
「何が?」
「お気づきでしたか」
「ええ、そうだね。アタシにケガをさせないようにしてくれたんだろ?」
「そうです。あのまま打ち合えば、お互い大怪我をしていました」
「そうだろうね。アタシは防御を捨ててたから」
「あっ、師匠!」
教授が現れた。
「こんにちは。シャイナの言う通りですね。あのまま打ち合えば、2人とも大怪我をして、シャイナが治癒出来ずに、手遅れになっていたかもしれません。アネモネさん、危ない戦いはしないと約束してください。特に、陽の2人がノーガードで戦うと危険な傾向にあります。もちろん、ライ君もですよ?」
「はい。すいませんでした」
アネモネが素直に謝った。
「分かりました」
俺も返事する。
教授がシャイナの耳元で囁くと、彼女は耳を赤くしながら自らに治癒魔術を行った。
あれ?この2人って、こんな関係なの?
前は、師弟関係だと紹介してくれたのに。
「さて、2人とも行き詰まっているようですね。格闘術は上達してきているので、安心してください。問題はオーラですね。オーラを出す時、切り替える時に意識していることは有りますか?」
「素早くゲートを閉じて、素早く別のマナを取り込むようにしています」
アネモネが答えた。
「俺も同じです」
だって、あんたがそう教えたんだろ?
「そうですね。良く覚えていましたね。実は、これは半分正解で半分間違いです。素早く閉じるのは正解ですが、別のマナに切り替えてマナを取り込むことは遅くなる原因です。なぜなら、魔力は1分あたりに取り込めるマナの量、つまり、速さを表しています。切り替える時に、初めのマナが少ないんですよ。それが遅れの原因です」
「どういうことですか?」
全くわからん。
「最も効率の良いマナの使い方は、全属性のマナを無色にすることなく常時全力で使い続けることです。そして、必要の無いゲートだけを閉じるのです。そうすることで、高い魔力を有するあなたたちは誰にも負けないでしょう」
「師匠、それは危険です」
「ええ、通常であれば危険です。しかし、シャイナ、あなたも気づいたでしょう?もうこの2人の基礎は完成しつつあると」
「そうですね。確かに、トップランカーに迫る完成度です」
「そうなのです。今のトップランカーは全員この方法、私がラースを倒すために開発した、『全開法』で勝ち進んでいます。ラースがあなたちを私に紹介したのは全開法を伝授させるためだったんですよ」
なるほど、そのためにゲートを閉じる練習を何度もしていたのか。
アリエルも同じようなことを言っていたな。
でもこれ、失敗したら…。
「マナ暴走は?」
アネモネも同じことに気づいたようだ。
「ええ、非常に危険です。そのためにゲートを閉じるのです。暴走しそうになった緊急時にもね」
「そんなに上手くできる?」
ちょっと話がうますぎる
「それは難しいですね。なにせ、トップランカーの技術ですから。でも、あなた達は高い魔力を持っているので、習得すれば、ゴッドイーターも夢じゃ無い」
「やります」
即答した。
やるに決まってる。
危険だと言われてるのに、バカかな?
前世なら、もっと慎重だっただろうな。
でも、今は高い魔力で楽観的になっている。
いや、自分の意思だな!
魔力のせいにするのはやめよう。
危険だけど努力しよう。
世界一になるために!
前世で出来なかった、「1番」になるために!
持たざる者だった俺を超えよう。
俺は1番になるんだ!!
「ライには負けられない。アタシも目標がある」
なぜか教授が顔をしかめた。
「わかりました。今日の訓練は終わりにして、明日からでもいいですか?」
「はい」「はい」
2人で返事した。
「それじゃあ、シャイナ、明日から全開法を指導しなさい」
「かしこまりました」
そうして、俺たちの戦闘訓練は本格的に始まった。
完全なるメイド服に身を包み、あらゆる家事を丁寧にこなし、主人を満足させることができる。
しかし、完璧な人間など存在しない。
彼女は対人恐怖症である。
主人への返事は全て早口になり、場にそぐわない内容を口走ってしまう。
しかし、しかしだ、彼女は強かった。
圧倒的なまでに。
魔闘士として、一つの完成形であった。
現在のワールドランキングは13位。
そう、完全な戦士がそこにいた。
「うげぇ」
みぞおちに入った貫手が胃液を持ち上げる。
「ちょっと、タンマ!シャイナさん強すぎだって!もう少し手加減してください」
アネモネはもうダウンしている。
大学に住むことになって、4ヶ月がたった。
俺たちは学年が一つ上がったが、式典には出席できていない。
しかし、大学で学習を進めることで、初等部と中等部それぞれの試験は受けている。
と言っても、俺は簡単すぎるテストだし、アネモネの内容も俺が教えている。
元々、プロですからね。キリッ!
アネモネは見た目が年下の俺に教えてもらうことには抵抗があったようだが、教え方が好評で、最近ではいろいろ質問を投げかけてくる。
安心と信頼の実績を積み重ねている。
戦闘訓練については、2人とも壁に当たっている。
大人とは、リーチも違えば、元々の体力も違う。
いくらオーラで強化しても、攻撃が当たらない。
それに、格闘技の経験が無いので、動きにムダがありすぎるらしい。
現役ランカーであるシャイナには、全く歯が立たない。
そう、シャイナは、ただのメイドではなく、教授がデータを取るために雇ったスパーリング相手なのだ。
メイドは趣味だそうだ。
トレーニングでボコボコにしたあとに治癒をしたり、汗を拭いたり、血を拭ったりするのは、すべてシャイナ1人で行われていた。
ちなみに陽が上級(890)で隠が下級(180)というハイスペック魔闘士である。
いくらワールドランキング20位以内のトップランカーとはいえ、魔力では負けていない。
それなのに勝てないのは前述した通りだ。
しかし、身体能力も、リーチも、格闘技術も一朝一夕には身につかない。
だから、俺たちは、2つのアプローチを同時に行っている。
1つは、コツコツ格闘技術を高める方法。
もう1つは、強力な魔力で押し切る方法。
これらを同時に行っている。
つまり、全力のオーラで格闘技を習っている段階だ。
格闘技といってもピンキリで、相撲から軍隊の格闘術マーシャルアーツまである。
今は、シャイナ流格闘術というか、彼女の戦い方を習っている。
コツはわかってきたが、開祖にはなかなか勝てない。
魔力操作も高速戦闘では精密に素早く操作する必要があり、非常に難しい。
例えば、
「もう一本お願いします」
「かしこまりました…。それでは…どうぞ」
全力風オーラで一気に間合いを詰める。
リーチの差を埋めるには、先手を取り続ける必要がある。
攻撃に移るには、そのまま火オーラを手に纏い、衝撃から守るために肘と肩には土オーラ、足は風のまま、体幹は回復のため水オーラを纏う必要がある。
しかし、実際には、手に火オーラを纏うだけで、他のオーラは間に合わずパンチを打たざるをえない。
イメージにオーラがついていかない。
不完全な突きはシャイナの体捌きには通用しない、左手で軽く捌かれて、カウンターに右の貫手で、胃を鷲掴みにされる。
「ヴェぇ~」
「大丈夫ですか?治癒しますね」
「ありがとうございます」
本当なら、貫手をみぞおちに入れられる前に土オーラを纏う必要がある。
「やることは分かってるのに、オーラが追いつかないんですよね」
「分かる!アタシも同じこと考えてた。今、シャイナさんのオーラを見てたんだけど、動きが別次元ね」
アネモネが復活していた。
「やっぱりそうだよな。なんか秘密があるとか?」
「お2人とも、その年齢にしたら出来過ぎなくらいですよ?落ち込まないで下さいね。オーラの切り替えを速くするには、毎日のトレーニングしかありません。コツコツ頑張りましょう?」
共同生活が3ヶ月も経つと、気心も知れてくる。
シャイナの人見知りもおさまっていた。
「そうですね。昨日よりは速くなってる気もするんですよね」
そう、千里の道も一歩から。
「次、アタシでもいいですか?」
「はい。どうぞ」
「お願いします」
アネモネは半歩左足を下げると、踏切足に火オーラを纏った。
一気に大地を蹴ると、風オーラ無しでトップスピードに至った。
腕は火オーラで、体幹は土オーラで守っている。
シャイナの懐に潜り込み、最短距離で突きを放つ。
シャイナの腹部にめり込もうとするも、左手でガードされた。
しかし、今回は火力特化のオーラだ。
ガードを崩す。
アネモネは、左拳に力を込める。
ボディに完全にヒット!
次の拳に力を込める。
ヒット!
次は蹴り、突き、ショートフック、前蹴り。
ラッシュが初めて決まる。
「お見事です」
シャイナは全身を土のオーラで守っていた。
しかし、アネモネは火力特化の陽の魔力。
シャイナも陽の魔力。
アネモネが攻めに特化し、シャイナが守りに徹した場合、押し切れる。
「さすがアネモネ!すごい」
「いや、ダメなんだよ」
「何が?」
「お気づきでしたか」
「ええ、そうだね。アタシにケガをさせないようにしてくれたんだろ?」
「そうです。あのまま打ち合えば、お互い大怪我をしていました」
「そうだろうね。アタシは防御を捨ててたから」
「あっ、師匠!」
教授が現れた。
「こんにちは。シャイナの言う通りですね。あのまま打ち合えば、2人とも大怪我をして、シャイナが治癒出来ずに、手遅れになっていたかもしれません。アネモネさん、危ない戦いはしないと約束してください。特に、陽の2人がノーガードで戦うと危険な傾向にあります。もちろん、ライ君もですよ?」
「はい。すいませんでした」
アネモネが素直に謝った。
「分かりました」
俺も返事する。
教授がシャイナの耳元で囁くと、彼女は耳を赤くしながら自らに治癒魔術を行った。
あれ?この2人って、こんな関係なの?
前は、師弟関係だと紹介してくれたのに。
「さて、2人とも行き詰まっているようですね。格闘術は上達してきているので、安心してください。問題はオーラですね。オーラを出す時、切り替える時に意識していることは有りますか?」
「素早くゲートを閉じて、素早く別のマナを取り込むようにしています」
アネモネが答えた。
「俺も同じです」
だって、あんたがそう教えたんだろ?
「そうですね。良く覚えていましたね。実は、これは半分正解で半分間違いです。素早く閉じるのは正解ですが、別のマナに切り替えてマナを取り込むことは遅くなる原因です。なぜなら、魔力は1分あたりに取り込めるマナの量、つまり、速さを表しています。切り替える時に、初めのマナが少ないんですよ。それが遅れの原因です」
「どういうことですか?」
全くわからん。
「最も効率の良いマナの使い方は、全属性のマナを無色にすることなく常時全力で使い続けることです。そして、必要の無いゲートだけを閉じるのです。そうすることで、高い魔力を有するあなたたちは誰にも負けないでしょう」
「師匠、それは危険です」
「ええ、通常であれば危険です。しかし、シャイナ、あなたも気づいたでしょう?もうこの2人の基礎は完成しつつあると」
「そうですね。確かに、トップランカーに迫る完成度です」
「そうなのです。今のトップランカーは全員この方法、私がラースを倒すために開発した、『全開法』で勝ち進んでいます。ラースがあなたちを私に紹介したのは全開法を伝授させるためだったんですよ」
なるほど、そのためにゲートを閉じる練習を何度もしていたのか。
アリエルも同じようなことを言っていたな。
でもこれ、失敗したら…。
「マナ暴走は?」
アネモネも同じことに気づいたようだ。
「ええ、非常に危険です。そのためにゲートを閉じるのです。暴走しそうになった緊急時にもね」
「そんなに上手くできる?」
ちょっと話がうますぎる
「それは難しいですね。なにせ、トップランカーの技術ですから。でも、あなた達は高い魔力を持っているので、習得すれば、ゴッドイーターも夢じゃ無い」
「やります」
即答した。
やるに決まってる。
危険だと言われてるのに、バカかな?
前世なら、もっと慎重だっただろうな。
でも、今は高い魔力で楽観的になっている。
いや、自分の意思だな!
魔力のせいにするのはやめよう。
危険だけど努力しよう。
世界一になるために!
前世で出来なかった、「1番」になるために!
持たざる者だった俺を超えよう。
俺は1番になるんだ!!
「ライには負けられない。アタシも目標がある」
なぜか教授が顔をしかめた。
「わかりました。今日の訓練は終わりにして、明日からでもいいですか?」
「はい」「はい」
2人で返事した。
「それじゃあ、シャイナ、明日から全開法を指導しなさい」
「かしこまりました」
そうして、俺たちの戦闘訓練は本格的に始まった。
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