34 / 76
第三章 激闘の魔闘士大会編 中等部1年生
第31話 魔闘士大会サバイバル戦 後半
しおりを挟む
ラスボスは何かを英語で言っている。
ウォーターマナがなんとかかんとか?
よくわからんが、隠の特級で防御特化なのだろうか?
まぁ、いいや。
とりあえず、殴ろう。
ボディにフックを入れる。
なんとも反応がない。
相手は完全に頭だけをガードしている。
脳へのダメージが無ければ勝てると判断したのだろうか。
とにかく、ガードが硬い。
無策でこんなことするか?
違った。
さすがはトップランカー。
裏技を持っていた。
闇オーラに切り替えたのだ。
俺は便宜上、オーラを蓄積させる技術より先に全開法を学んだが、実際は違ったのだろう。
オーラを蓄積できることは、長時間の試合になれば、自動的にわかることだ。
それをいちいち○○法のように名前をつけていない時代が長かっただけなのだ。
恐らく、ラースが隠の中級でもトップランカーになれたのは、この技術があったからだろう。
ラースめ、俺にも教えろよな。
どう考えても、闇オーラはオーラ総量が半分に減る。
しかし、ポテンシャルが桁違いなのだ。
冷静に考えればわかることだ。
半分に減る闇オーラに変換しても、効果は同じなんてことはないと。
土と水のオーラが混ざり、泥のような見た目の闇オーラがそこにはあった。
恐らく、ずっとオーラを溜めてこれを狙っていたんだ。
闇でも溜められるだろうに、それをしなかったのは、俺に作戦を気づかせないためか?
悪質な詐欺に引っかかった気分だ。
ラスボスの攻撃が始まる。
ラスボスはドロっとしたオーラを禍々しく身に纏い、俺にローキックを放ってきた。
俺は素早く回避する。
それほど、早くない。
今の動きを見た感覚としては、隠の1万くらいはあるだろうか。
考えていると、次の攻撃が来る。
先程のローキックをステップに変更し、後回し蹴りが来る。
視界の外からの攻撃に思わず左腕でガードする。
さっきまでならオーラで完全に防いでいた攻撃だが、なぜか、左腕には激痛が走る。
攻撃の重さが違う。
おまけに、火オーラを攻撃ポイントに集中して纏っている。
水と土で作った、泥のような闇オーラ。
なるほど、泥の重さが加わったのか?
違うな、これは重力魔術の性質だ。
闇オーラでの代表的な魔術は重力魔術。
その性能をオーラで再現しているのだ。
しかし、効果は自身の重さを変更する程度のようだ。
だから、さっきの後回し蹴りは速かったのか。
仕組みがわかったところで、打開策となるカードはない。
恐らく、水オーラも並行して発動しているはずなので、スタミナ切れも狙えない。
オーラでゴリ押ししていただけの俺が、今度は逆にやり返されている。
ん?
なんで、闇オーラを纏いながらオーラの集中もできるんだ?
そもそも、闇マナの生成はは水と土が同量必要だ。
2つ同時に限界突破の蓄積なんてできるのか?
あれ?
さっき、俺もやらなかったっけ?
さっきは、オーラの蓄積を複数オーラでできた。
つまり、1つだけじゃないとできないと思っていたことも、やろうと思えばできたわけだ。
俺はその可能性を探求せず、基礎の反復を愚直に行っていた。
自ら可能性を放棄していたのだ。
教授も二つの技が極意だとは言ったが、最終地点とは言っていない。
シャイナの強さの謎も残ったままだ。
そのシャイナが13位でまだまだ上がいる状況を正しく理解していなかった。
いや、今は反省はよそう。
相手を倒すことに集中しよう。
やられて嫌なことはやり返そう。
勝負事の鉄則だ。
俺は、全開法で溜まった分だけ、闇オーラに変換した。
ドロっとする。
そして、理解する。
やはり、重力魔術の要領だ。
事前にプログラミングされていない分、こちらの方が使い勝手がいいかもしれない。
恐らく、相手は自分の重さを重くすることと、軽くすることしかできていない。
俺は、風オーラも纏っているので、軽くするととんでもないスピードが出そうだ。
ん?
待てよ?
俺は陽も特級だ。
これも光マナに合成すればどうなる?
何か新しい能力が発動するのではないか?
やってみよう。
光オーラを合成する。
火と風が混ざり、暴風の熱波を纏う。
左腕の骨折の痛みがおさまる。
治癒の力だ。
なるほど、以前、シャイナが試合で顔面からキックに飛び込んでいけたカラクリはこれか。
彼女は火オーラを蓄積していたのではなく、光オーラを蓄積していたのだ。
魔闘士は常に薄く硬くオーラを纏うため、見えなくて当然だが。
要するに、オートヒールだ。
スタミナは水オーラで回復し、傷はオートヒールで回復する。
これは無敵では?
まぁ、マナ自体は半減するから火力も半減している。
しかし、今の俺は光と闇だ。
攻撃に重さとパワーと、速さを乗せることができる。
どこまで通用するのか試してみよう。
左腕がどの程度治ったのかを確かめるように、左ジャブを打つ。
ラスボスのガードに当たり、俺の攻撃が相手に効いていないことを確認する。
なるほど、あの程度ではノーダメージか。
やはり、火オーラは必要だ。
光オーラを解除し、火と風に分ける。
しかし、常にどれも全開法で蓄積させる。
オーラ総量の多い俺の方が先にラスボスの土オーラを越えるか、それとも、早くオーラを蓄積できるラスボスの方が先か?
オーラの溜まり具合で勝負は決まりそうだ。
しかし、それを待っていたのでは、運任せ。
俺は仕掛ける。
火オーラが通用しないことはわかったが、闇オーラは俺が確実に勝っているポイントだ。
それを活かそう。
ジャブとローキック、前蹴りを繰り返し、間合いを計る。
俺の方がリーチが短いので、不利となるため、早めに仕掛けることにする。
まず、ジャブをきっかけに飛びかかる。ラスボスに抱きつき、クリンチ状態にする。
身長差があるため、完全に抱き付いているように見えて、カッコ悪いが、仕方がない。
そのまま、闇オーラで重力を操作し、自身の体重を20倍くらいにした。
俺は抱き付いた手を離さないように、ガッチリホールドしている。
子泣き爺作戦だ。
これは、ある程度定石なのか、すぐに投げ技で回避された。
何度も練習している動きだった。
やっぱり、みんなやるんだな…。
投げられはしたものの、オーラでノーダメージ。
さて、次の手を試そう。
新しい技に心が踊り、いくらでも作戦が思いつく。
次は重いゲンコツ作戦で行こう。
またもや、ローキックで牽制しながら、距離を調整し、いきなり飛び上がる。
相手の頭上で右拳に闇オーラと火オーラを集中し、頭頂に振り下ろす。
ラスボスはすかさずガード体制に入るが、オーラが足りないことを察し、闇オーラを解除、土オーラを両腕に集めてガードを固める。
俺の拳がガードの上から突き刺さる。
ラスボスは足をガクガクとさせながらも堪える。
やはり、重さはかなり火力を増加させている。
自分の体も重くなることが問題だが、2倍~3倍なら動ける。
重力魔術を先に使える状態になっていたのが大きい。
さて、次なる作戦は、ジャブに重いジャブを混ぜる作戦だ。
もちろん、ローキックや前蹴りなど、本来牽制のために打つもの全てに1撃必殺を混ぜ込む。
俺がやられたら嫌なことを全てやってやろう。
早速、ジャブの次のローキックを重くしてやった。
これは、完全に、今までの基礎練習が役立っている。
やはり、少しずつ削れる。
しかし、火力不足は否めない。
さぁ、次だ。
次は、重いジャブで崩したガードの先を火オーラで狙い撃ちをしよう。
ジャブを打つ。
狙い通り、ガードが崩れる。
狙い澄ました右ストレート。
火オーラ集中している。
相手が大きくのけぞる。
おっ?
これはもしや?
思うと同時にラスボスが距離をとる。
追走。
ジャブ、ローキック、前蹴り、詰めて、ジャブ、右ストレート。
一連の攻撃がラスボスに全弾ヒット。
完全にオーラが逆転した。
俺の火オーラが2万近くまで上昇したのだろうか。
勝機だ。
ガードの上からラッシュ。
ボディにもラッシュ。
ローキックで足を潰し、ボディ撃ちでガードを下げ、見えた顔面をストレートで撃ち抜く。
もちろん、ストレートは闇と火のオーラ集中だ。
闇オーラ集中は防御を捨てることになるが、光で回復できる今となっては、多少のダメージは関係ない。
多少の被弾はあるものの、至近距離で撃ち合う。
今はチャンスだ。
ラスボスの膝がガクガク言い出した辺りで重いローキックを放つ。
完全に直立できなくなり、バランスを崩す。
反対の足にも重いローキックを放つ。
ラスボスが苦渋の表情を浮かべる。
中段へ回し蹴り。
ガードはない。
ベギッ!
と、鳴り、膝が折れる。
ここだ!
ラスボスに飛びかかり、押し倒す。
マウントポジションをとり、闇オーラを全身に纏い、体重を3倍にする。
火オーラを右拳に集中し、顔面を撃ち抜く。
地面と俺の拳の板挟みにあい、動けなくなる。
油断はしない。
さらに打つ。
ラスボスは動かない。
もう一発打つ。
審判が止めに入る。
あれ?TKOとかあったっけ?
そこで、気づく。
ラスボスが死にそうなのを。
ウォーターマナがなんとかかんとか?
よくわからんが、隠の特級で防御特化なのだろうか?
まぁ、いいや。
とりあえず、殴ろう。
ボディにフックを入れる。
なんとも反応がない。
相手は完全に頭だけをガードしている。
脳へのダメージが無ければ勝てると判断したのだろうか。
とにかく、ガードが硬い。
無策でこんなことするか?
違った。
さすがはトップランカー。
裏技を持っていた。
闇オーラに切り替えたのだ。
俺は便宜上、オーラを蓄積させる技術より先に全開法を学んだが、実際は違ったのだろう。
オーラを蓄積できることは、長時間の試合になれば、自動的にわかることだ。
それをいちいち○○法のように名前をつけていない時代が長かっただけなのだ。
恐らく、ラースが隠の中級でもトップランカーになれたのは、この技術があったからだろう。
ラースめ、俺にも教えろよな。
どう考えても、闇オーラはオーラ総量が半分に減る。
しかし、ポテンシャルが桁違いなのだ。
冷静に考えればわかることだ。
半分に減る闇オーラに変換しても、効果は同じなんてことはないと。
土と水のオーラが混ざり、泥のような見た目の闇オーラがそこにはあった。
恐らく、ずっとオーラを溜めてこれを狙っていたんだ。
闇でも溜められるだろうに、それをしなかったのは、俺に作戦を気づかせないためか?
悪質な詐欺に引っかかった気分だ。
ラスボスの攻撃が始まる。
ラスボスはドロっとしたオーラを禍々しく身に纏い、俺にローキックを放ってきた。
俺は素早く回避する。
それほど、早くない。
今の動きを見た感覚としては、隠の1万くらいはあるだろうか。
考えていると、次の攻撃が来る。
先程のローキックをステップに変更し、後回し蹴りが来る。
視界の外からの攻撃に思わず左腕でガードする。
さっきまでならオーラで完全に防いでいた攻撃だが、なぜか、左腕には激痛が走る。
攻撃の重さが違う。
おまけに、火オーラを攻撃ポイントに集中して纏っている。
水と土で作った、泥のような闇オーラ。
なるほど、泥の重さが加わったのか?
違うな、これは重力魔術の性質だ。
闇オーラでの代表的な魔術は重力魔術。
その性能をオーラで再現しているのだ。
しかし、効果は自身の重さを変更する程度のようだ。
だから、さっきの後回し蹴りは速かったのか。
仕組みがわかったところで、打開策となるカードはない。
恐らく、水オーラも並行して発動しているはずなので、スタミナ切れも狙えない。
オーラでゴリ押ししていただけの俺が、今度は逆にやり返されている。
ん?
なんで、闇オーラを纏いながらオーラの集中もできるんだ?
そもそも、闇マナの生成はは水と土が同量必要だ。
2つ同時に限界突破の蓄積なんてできるのか?
あれ?
さっき、俺もやらなかったっけ?
さっきは、オーラの蓄積を複数オーラでできた。
つまり、1つだけじゃないとできないと思っていたことも、やろうと思えばできたわけだ。
俺はその可能性を探求せず、基礎の反復を愚直に行っていた。
自ら可能性を放棄していたのだ。
教授も二つの技が極意だとは言ったが、最終地点とは言っていない。
シャイナの強さの謎も残ったままだ。
そのシャイナが13位でまだまだ上がいる状況を正しく理解していなかった。
いや、今は反省はよそう。
相手を倒すことに集中しよう。
やられて嫌なことはやり返そう。
勝負事の鉄則だ。
俺は、全開法で溜まった分だけ、闇オーラに変換した。
ドロっとする。
そして、理解する。
やはり、重力魔術の要領だ。
事前にプログラミングされていない分、こちらの方が使い勝手がいいかもしれない。
恐らく、相手は自分の重さを重くすることと、軽くすることしかできていない。
俺は、風オーラも纏っているので、軽くするととんでもないスピードが出そうだ。
ん?
待てよ?
俺は陽も特級だ。
これも光マナに合成すればどうなる?
何か新しい能力が発動するのではないか?
やってみよう。
光オーラを合成する。
火と風が混ざり、暴風の熱波を纏う。
左腕の骨折の痛みがおさまる。
治癒の力だ。
なるほど、以前、シャイナが試合で顔面からキックに飛び込んでいけたカラクリはこれか。
彼女は火オーラを蓄積していたのではなく、光オーラを蓄積していたのだ。
魔闘士は常に薄く硬くオーラを纏うため、見えなくて当然だが。
要するに、オートヒールだ。
スタミナは水オーラで回復し、傷はオートヒールで回復する。
これは無敵では?
まぁ、マナ自体は半減するから火力も半減している。
しかし、今の俺は光と闇だ。
攻撃に重さとパワーと、速さを乗せることができる。
どこまで通用するのか試してみよう。
左腕がどの程度治ったのかを確かめるように、左ジャブを打つ。
ラスボスのガードに当たり、俺の攻撃が相手に効いていないことを確認する。
なるほど、あの程度ではノーダメージか。
やはり、火オーラは必要だ。
光オーラを解除し、火と風に分ける。
しかし、常にどれも全開法で蓄積させる。
オーラ総量の多い俺の方が先にラスボスの土オーラを越えるか、それとも、早くオーラを蓄積できるラスボスの方が先か?
オーラの溜まり具合で勝負は決まりそうだ。
しかし、それを待っていたのでは、運任せ。
俺は仕掛ける。
火オーラが通用しないことはわかったが、闇オーラは俺が確実に勝っているポイントだ。
それを活かそう。
ジャブとローキック、前蹴りを繰り返し、間合いを計る。
俺の方がリーチが短いので、不利となるため、早めに仕掛けることにする。
まず、ジャブをきっかけに飛びかかる。ラスボスに抱きつき、クリンチ状態にする。
身長差があるため、完全に抱き付いているように見えて、カッコ悪いが、仕方がない。
そのまま、闇オーラで重力を操作し、自身の体重を20倍くらいにした。
俺は抱き付いた手を離さないように、ガッチリホールドしている。
子泣き爺作戦だ。
これは、ある程度定石なのか、すぐに投げ技で回避された。
何度も練習している動きだった。
やっぱり、みんなやるんだな…。
投げられはしたものの、オーラでノーダメージ。
さて、次の手を試そう。
新しい技に心が踊り、いくらでも作戦が思いつく。
次は重いゲンコツ作戦で行こう。
またもや、ローキックで牽制しながら、距離を調整し、いきなり飛び上がる。
相手の頭上で右拳に闇オーラと火オーラを集中し、頭頂に振り下ろす。
ラスボスはすかさずガード体制に入るが、オーラが足りないことを察し、闇オーラを解除、土オーラを両腕に集めてガードを固める。
俺の拳がガードの上から突き刺さる。
ラスボスは足をガクガクとさせながらも堪える。
やはり、重さはかなり火力を増加させている。
自分の体も重くなることが問題だが、2倍~3倍なら動ける。
重力魔術を先に使える状態になっていたのが大きい。
さて、次なる作戦は、ジャブに重いジャブを混ぜる作戦だ。
もちろん、ローキックや前蹴りなど、本来牽制のために打つもの全てに1撃必殺を混ぜ込む。
俺がやられたら嫌なことを全てやってやろう。
早速、ジャブの次のローキックを重くしてやった。
これは、完全に、今までの基礎練習が役立っている。
やはり、少しずつ削れる。
しかし、火力不足は否めない。
さぁ、次だ。
次は、重いジャブで崩したガードの先を火オーラで狙い撃ちをしよう。
ジャブを打つ。
狙い通り、ガードが崩れる。
狙い澄ました右ストレート。
火オーラ集中している。
相手が大きくのけぞる。
おっ?
これはもしや?
思うと同時にラスボスが距離をとる。
追走。
ジャブ、ローキック、前蹴り、詰めて、ジャブ、右ストレート。
一連の攻撃がラスボスに全弾ヒット。
完全にオーラが逆転した。
俺の火オーラが2万近くまで上昇したのだろうか。
勝機だ。
ガードの上からラッシュ。
ボディにもラッシュ。
ローキックで足を潰し、ボディ撃ちでガードを下げ、見えた顔面をストレートで撃ち抜く。
もちろん、ストレートは闇と火のオーラ集中だ。
闇オーラ集中は防御を捨てることになるが、光で回復できる今となっては、多少のダメージは関係ない。
多少の被弾はあるものの、至近距離で撃ち合う。
今はチャンスだ。
ラスボスの膝がガクガク言い出した辺りで重いローキックを放つ。
完全に直立できなくなり、バランスを崩す。
反対の足にも重いローキックを放つ。
ラスボスが苦渋の表情を浮かべる。
中段へ回し蹴り。
ガードはない。
ベギッ!
と、鳴り、膝が折れる。
ここだ!
ラスボスに飛びかかり、押し倒す。
マウントポジションをとり、闇オーラを全身に纏い、体重を3倍にする。
火オーラを右拳に集中し、顔面を撃ち抜く。
地面と俺の拳の板挟みにあい、動けなくなる。
油断はしない。
さらに打つ。
ラスボスは動かない。
もう一発打つ。
審判が止めに入る。
あれ?TKOとかあったっけ?
そこで、気づく。
ラスボスが死にそうなのを。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる