おねえさんのおしゃべりラジオ!

しんしょう

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#9 リケジョの諸事情

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《はいっ! 5、4、3、2、・・・》

 「はい、始まりました、【おねえさんのおしゃべりラジオ!】 当ラジオの司会進行を務めます、寝具は布団派、篠原 怜(しのはら れい)です」

 「そして本日は、こちらの方です」

 「知崎 聡美(ちざき さとみ)です。21歳、女性、血液型はAB型、視力が悪く眼鏡を着用しています。他に何を伝えれば自己紹介となりますか? 」

 「いえ、それで十分だと思います」

 「これで十分・・・、すると、今の私の挨拶は、一定の基準を満たした事になるのですが、どのような基準があったのでしょう? 」

 「これはこれは、久々のめんどくさい方のようですね。まぁいいでしょう、そういった方も趣がありますし」

 「では、質問にお答えしますと、声しか届かないラジオ番組において、年齢、性別、容姿といった、補足する情報として有効なものばかりでしたので十分だと判断しました」

 「そのような判断基準があったのですね。お答え頂きありがとうございます」

 「いえ、このくらいはお安い御用ですよ」

 「それでは、知崎(ちざき)さんはいわゆる現役リケジョ(理系女子)ですので、それにちなんだお話ができればと思います」

 「私をリケジョの代表みたいに扱うのはどうかと思いますよ」

 「大丈夫です。リケジョではなく、あなたとお話しする事がメインなので」

 「それなら問題ないですね」

 「はい。では急ですが気になる点を一つ。サラッとした黒髪の方がリケジョに多く見受けられる印象があるのですが、何か理由があるのでしょうか? 」

 「それは単に、日本人は黒髪の割合が高いからです」

 「それを言ったらそうですが、サラサラなのはどうしてでしょう? 何もせずにその美しさを得られるのは一握りでしょうし」

 「簡単ですよ。リケジョ、というよりも私のケースですが、トリートメント等をしっかりと行っているからです」

 「そうなのですか。私の偏見で、実験に没頭して見た目はどうでもいいと考える人が多いのかと思っていました」

 「中にはそういう方もいるでしょうが、基本的にリケジョといえど女ですから、ケアをする人の方が多いはずです」

 「なるほど、つまり少なからず多くの女は美を意識しているという事ですね? 」

 「かなり簡潔になった気がしますが、概ねそうですね、もちろん私の見解ですが」

 「興味深い意見、ありがとうございます。それでは今日はこの辺りで。また次回、お会いしましょう」

 「三分程でも生放送をやり遂げるというのは、達成感が得られますね。ありがとうございました」


《この番組は、誰でも自由に作品を、アルファポリスの提供でお送りしました》
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