【一話完結】極秘任務で使いたいから自白剤を作ってくれと言った近衛騎士団長が自分語りをしてくる件について

紬あおい

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極秘任務に使うんでしょう!?

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このお話、R-18は保険です。
全年齢版に近い位、エロは控えめです。(^^)


◇ ◇ ◇ ◇ ◇



トン、トン、トン

「はい。」

ノックされたドアを開けてみると、目の前に誰かの胸元が見えた。
皇宮の薬師部屋に突然現れたのは、近衛騎士団のリースハルト団長だ。

「リンネ嬢、突然失礼する。」

「はい、どうぞ。」

私が薬瓶部屋の中に招き入れると、リースハルトは大股で歩き、中へ入って来た。

「早速なのだが、とても重要な極秘任務で使いたいので、自白剤の調合して欲しいのだ。副作用のない物を頼みたい。少々なら媚薬成分は許可する。」

若干二十歳の騎士団長は、きりりとした男性な顔で私に話し掛けてきた。
銀髪碧眼の麗しい大男を見上げ、私はお口あんぐりで見つめる。
クリオネア侯爵家の落ちこぼれ三女の私には、眩し過ぎるお方だ。

「リンネ嬢、聞いているのか?」

ぼんやり見惚れてしまったようで、リースハルトが顔を覗こんでくる。
そこで我に返った私は、一歩下がり、慌てて応える。

「は、はい!しかし、ここで一番下っ端の私が自白剤ですか!?しかも、媚薬の成分入りですか?」

「リンネ嬢はとても優秀だと、あちこちから聞いている。是非君に頼みたいのだ。媚薬成分で興奮状態にした方が自白させやすいらしい。」

「傷薬やいくつかの飲み薬は調合しておりますが、私が優秀などとは、おそれ多いのですが…み、三日!三日間お待ちいただいても?」

「分かった。三日後の夕方、また来る。」

「承知しました!」

自白剤の材料は、流石皇宮お抱えの薬師部屋。
奥の倉庫にある。
しかし、媚薬成分というのは初めての調合だ。

(確か、媚薬ならキヌガサタケ…自白剤ならベラドンナ…確かあった筈…極秘任務って、どんな人が相手なんだろう?でも、わざわざ来ていただいて任されたのだから、頑張らなくちゃ!)

それから私は試行錯誤を重ね、三種類の自白剤を調合してみた。
しかし、媚薬成分の比率がよく分からない。

「こっちが半分、これが三分の一で、あれが四ぶんの一で…うーん…どうしよう…」

取り敢えず、三種類と予備も含め六本の薬瓶を準備した。

(そろそろお見えになるかしら?)

思った瞬間、薬師部屋のドアがノックされた。

「リンネ嬢、いるか?」

「はい!団長様、こんばんは。例の物、調合してみました。」

リースハルトはちらりとテーブルの上の薬瓶を見た。

「六本?」

「はい。正直に申し上げると、調合の比率がよく分からなくて。比率を変えた物を三種類と予備を作ってみました。」

「そうか。副作用はないのだな?」

「それは大丈夫です。後遺症が残るとか、そういう物は使用していません。しかし、媚薬成分の効き目がよく分からなくて…比率の高い物でも、丸一日すれば効果は消える筈です。」

「なるほど…では、俺が予備の自白剤を飲んでみよう。ただ、ここで極秘事項を洩らす訳にはいかないので、二人になれる場所に移動してもいいだろうか?」

「…えっ………二人…?」

「あっ、無理ならいい。俺一人で試してみる。」

「い、いえ、初めてのお薬を一人で試してはいけません!私が調合したのですから、何かあった時には対処出来ますから、同行させてください!!」

「では、場所を移そう。」

「分かりました。一応、解毒剤になりそうな物を持って行きますね。」

「ああ、頼むよ。」

こうして、私とリースハルトは、薬師部屋を出た。
どうするのだろうと、並んで歩いていると、外に豪華な馬車が待っていた。

「馬車を準備したから乗ってくれ。公爵家の別邸なら、誰にも聞かれないので安心だ。」

「別邸…?公爵家の…?団長様は公爵家のお方でしたの?」

「ああ、フェルナンド公爵家の二男だ。」

「も、申し訳ありません、侯爵家の人間ではありますが、私は社交には出たことがなく、知りませんでした…高貴なお方で、騎士団長様で、凄いお方だったのですね。」

馬車の中で向き合って話しながら、改めて見ると、とんでもないイケメンだった。
それに気付いて、急に自分が貧乏くさい地味な女だということが、恥ずかしくなって俯いた。

「どうしたのだ?急に俯いて。緊張させているか?」

「いえ、大丈夫です…」

「そうか…」

それからは会話は弾まず、公爵家の別邸に到着した。

「手を…」

先に馬車を降りたリースハルトは、私に手を差し伸べる。

「ありがとうございます。」

「では、こちらへ。」

普段は使われていないのか、使用人の姿が見えない。
しかし、通された客屋には出来立てと思われる湯気の立つ食事が用意されていた。

「極秘なので、人払いをしたんだ。使用人部屋には人がいる。別邸に二人きりではないから安心してくれ。取り敢えず、食事しないか?もう夜だし、腹も減っているだろう?」

「わざわざ、ありがとうございます。お腹、空きました。」

「好みに合うといいのだが…」

「こんな柔らかいお肉、初めて食べました。美味し過ぎます!」

「それは良かった。」

リースハルトは、あまり表情は変わらないが、好きなだけ食べろという雰囲気を醸し出している。
大満足の食事が終わり、いよいよ本題だ。
と思ったら、リースハルトがおかしなことを言い出した。

「この後、効果を確かめるとしても、夜遅くにリンネ嬢を帰宅させる訳にはいかないな。先に湯浴みをして、自白剤の効果を確認したら、今夜はここに泊まっていきなさい。」

「はっ!?今、泊まってと仰いました?」

「そうだ。さあ、早く。右手の奥が浴室だ。」

「は、はい!」

急かされるように浴室に導かれ、私は湯浴みをする。

(やっぱり公爵家の持ち物ね。別邸なのにお湯が湧き出てくるみたいに、ふんだんに使われているわ。薔薇の花びらも、いつも浮かべているのかしら…そう言えば、馬車の中のリースハルト様も良い香りがしたわ。)

湯浴みの後、浴室を出ると、ナイトドレスが準備されており、テーブルには飲み物が出ていた。

「好みが分からないから、水と果実酒を準備させた。少し待っていてくれ。」

当たり前のように浴室に入って行ったリースハルトに、私は驚いた。

(何故、ここで湯浴み!?別邸には浴室は一つしかないのかしら…まあ、考えても分からないし、これでもいただきましょう。喉が渇いたわ。)

私は透明な液体を飲む。

(うまっ!レモン水かしら?爽やかなレモンの風味が活きてるわ!流石、公爵家!!)

私はリースハルトが湯浴みを終えるまで、レモンの風味を堪能し続けた。

「すまない、待たせたな。」

「だ、大丈夫です!」

私は体がぽかぽかしたまま冷めずにいた。

「果実酒が気に入ったようだな。良かったよ、口に合って。」

「か、か、果実酒!?」

「ああ、うちの料理長拘りのレモンを使った果実酒だ。程よく酔えて、二日酔いにはならないんだ。」

(お酒だったのか!口当たり良過ぎでしょう。)

「では、自白剤の確認をしよう。」

私はソファの傍にあった鞄から薬瓶を取り出して、一本ずつテーブルに並べると、リースハルトは私の隣に座った。

「飲みやすいように、無味にしております。」

「そうか、では。」

説明も聞かず、リースハルトは手前にあった薬瓶を開けて、一気飲みした。

「それは!一番媚薬成分が多いやつっ!?」

「ん?やっぱり味がしないな………か、体が…熱い……」

「だ、団長様!?」

ぐったりと私にもたれ掛かり、リースハルトの顔が赤くなっていく。

「リンネ嬢、俺の話を聞いてくれるだろうか。」

(自白剤が効いてきたのかしら!?)

「はい、伺いますわ。」

リースハルトは、美しい顔を崩して、ふにゃりと笑った。

「俺には初恋の女性がいてね。」

「はっ!?」

「このまま聞いてくれ。」

「は、はい…」

「俺が十五歳の時だ。護衛を忍ばせ、祖母と二人、街に買い物に出たんだ。体の弱い祖母だが、その日は体調が良く、久しぶりに街に出たいと言われたんだ。」

「お優しいのですね。」

リースハルトは、私を見て微笑む。

「しばらく祖母と刺繍糸や生地を見て、その後、街をゆっくり散策していたんだ。その時、引ったくりに遭って、盗まれた物はないのだが、祖母が転んで怪我をしてしまってな…打撲だけでなく、腕の切り傷や、驚いて発作まで起こしてしまって、俺は慌ててしまったんだ。」

「それは驚かれたことでしょう…」

お祖母様思いのお孫様に、私は心を打たれた。

「その時、俺よりも若そうで小柄な女の子が近寄ってきたんだ。『そのお怪我にお薬を塗らせてください。この飲み薬は、気持ちを落ち着かせるお薬です。お体に負担を掛ける成分は含まれておりません。』と。あどけない優しい微笑みで、祖母は落ち着きを取り戻し、飲み薬のおかげで、発作もじきに治まったのだ。」

リースハルトは、ふうっと息を吐き、喉が渇いたのか、飲み物をくいっと飲んだ。

(えっ!?待って、待って!!)
 
「団長さまっ!それはお水ではありません!!」

「いいから、聞け!」

「は、はい…」

「すまない、話したい気持ちが先立ってしまった。取り敢えず、聞いてくれ。そして、その子は、祖母の手を握り、更に落ち着くまで傍にいてくれたんだ。俺はその時、彼女に恋をしたんだ。」

(あらまぁ、頬を染めていらっしゃる。素敵な初恋の想い出が始まるのかしら?)

私はちくりと胸の痛みを感じたが、この美しい騎士団長の恋の話をもっと聞いてみたかった。

「それから、俺は街に出る度に彼女を探したんだ。でも、会えなくて、名前すら聞かなかったことを只管ひたすら後悔したよ。たった一度会っただけなのに、会いたくて、彼女の笑顔が夢に出てきて、切なくて苦しかった。」

「それは、もう恋とか愛なのでしょう。」

リースハルトは、私の肩に頭を乗せて、まるで恥じらう少年のようだった。

(何て可愛らしいお方なのかしら。こんなお方にこいねがわれる女性は幸せでしょう…)

「そう、俺もそう思う。俺は、それからもずっと彼女を探して探して…もう五年だ。いつも頭の片隅に彼女がいて。休みの日にも、ずっと彼女が頭から離れなくて。もし見つけたら、女性に対しては極端に口下手な俺だが、彼女には絶対に、この想いを余すことなく伝えようと、心に決めていたんだ。」

「そうなんですね。団長様みたいな素敵なお方にこんなに想われるお方は、とてもお幸せだと思いますわ。」

私は、目の前の恋する少年のようなリースハルトを応援したくなった。

「見つかるといいですね、そのお方が。」

リースハルトは、頭を持ち上げ、私を見た。

「だから、自白剤を頼んだんだ。」

「え……?極秘任務では…」

「俺にとっては、重要で極秘任務だ。やっと見つけたリンネ嬢に、想いを伝える為の!」

「えっ!?今、何て……?」

がばっとソファに押し倒された私は、天地がひっくり返る程に驚いた。

「だからっ、君なんだ!あの時、祖母を助けてくれたのはっ!!」

「えっ!?私、ですか…?」

「俺は記憶力がいいんだ。一度見たものは忘れない。してや、こいねがう女性を間違える訳はない。皇宮ですれ違った時、見つけた!と興奮したよ。ほら、今みたいに。」

組み敷かれたまま、リースハルトは下腹部を押し付けてくる。

(今みたいにって、欲情してるってこと!?)

「これを、リンネに擦り付けて、狭い中に挿れて、存分に中を味わいたい!」

(待って、待って!話がおかしいって!!)

「リンネ嬢、君を愛している。どうか、このまま俺のものになってくれないだろうか?」

「あ、あの!私にはお祖母様を助けた記憶はありません。お困りの方にお薬を塗って差し上げたことは何度もありますが、高貴なお方には…」

「そういうところに惹かれたんだ。リンネ嬢にとっては、『日々の当たり前』なところに。特別なことではなく、当たり前に他人を気遣える優しさに惚れたのだ。」

見下ろすリースハルトは、優しい眼差しで私を射る。

(こんな眼差しで見られたら…私…)

「でも、私は侯爵家の落ちこぼれです…兄達も姉達も、何をしても優秀で…私には薬草しかありません…薬師になれたのも偶然です…団長様には相応しくありません…」

「何が落ちこぼれなものか!あの日、祖母は確かに救われた。あれから半年、祖母は発作に苦しむことなく穏やかに逝った。最期に優しいお嬢さんに会えて、素晴らしい想い出が出来たと祖母は喜んでいたよ。何度も何度も君の話をしていた。君のおかげだ。そして俺は、あの日から君に恋をしたんだ。」

「でも…」

「頼むから…あの日からの俺の想いをなかったことのようにしないで欲しい。気の迷いでも気紛れでもない。君だけを想って、ずっと探していたんだ。」

頬に温かいものがぽたりと降ってきた。

「愛してる、愛してるんだ、リンネ…祖母を亡くし、両親とも上手くいっていない俺の、たった一つの希望だったんだ、君は。」

リースハルトの涙が、一つ、また一つ、私の頬に触れた。
その涙を拭いたくて、私は手を伸ばし、リースハルトを抱き締めた。

(あぁ、この人は本気で私を…それに私は、想いを軽く扱われることのつらさを誰よりも知っている…この人は、私を認めてくれる人なんだ。)

私の心にじんわりと、でも確かにリースハルトの想いが染み込んでいく。

「そのお気持ち、受け止めます。こんな私で良かったら…」

想いと涙を唇で受け止める。

「君がいいんだ。君じゃないとだめなんだ。」

リースハルトの唇が、そっと私の唇に下りてくる。
触れるだけなのに、少し吸われるような不思議な感覚。
やわらかく、あたたかく、心地良く。

(媚薬の所為かもしれないけど、今は、この気持ちの赴くままに受け止めたい。)

「団長様…あなたのものにしてください。」

リースハルトの下腹部は更に膨らみ、その表情は切なげに私を見る。

「リースハルトと…呼んで欲しい。」

「リースハルト様…」

重なる唇は激しく舌が蠢き、くちゅくちゅと水音が響く。
蠢く舌が歯列をなぞり、また絡まる。

(媚薬と酔いの所為でもいい。二人で溶けてしまいたい。)

私はリースハルトの思うまま、その熱さと昂りを受け入れた。
ここから始まる物語を紡いでいく為に。


【完】


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