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17.媚薬 *
しおりを挟む「ルディ、今、楽にしてあげるね。」
ルディガーの服を脱がせて、私も裸になる。
「ルディ、この傷痕は…」
以前、媚薬を盛られて、正気を保つ為に刺した時の傷だ。
太腿の痛々しい傷痕に、胸が痛む。
「つらかったね…今もつらいね…」
ルディガーの傷痕に口付ける。
「ベルっ、ダメだ、触るな!今、触られたら、きっとベルを傷付けてしまう!!早く部屋から出るんだっ!」
急な刺激に驚き、ルディガーが叫んだ。
ふぅ、ふぅと肩を揺らした激しい息遣いに、ルディガーの熱さと苦しさが伝わってくる。
目線をずらせば、ルディガーの肉棒は、先端から可哀想な位に、露が滴っている。
まずは、1回落ち着かせようと、陰茎をしゃぶる。
「っ!?あっっ!ベルっ!!」
ルディガーの息遣いは、更に荒くなる。
「くうっ…っ…はあ、はあ、も、で、出るぅぅぅ!!」
ルディガーは朦朧としながらも、すまない、すまないと謝る。
「ルディが悪いんじゃないから。大丈夫、大丈夫だから。」
そっと抱き締めて、極力優しく言い聞かせる。
途端に、肉棒がビクンと唆り勃ち、ルディガーが私を組み敷いた。
熱く燃え滾るような瞳に抗えず、私は深いキスをした。
同時に、媚薬が切れるまでルディガーを止められないと覚悟した。
ルディガーは、私の乳首を痛いほど吸い、手は秘所を弄る。
最初は1本だった指が3本に増えた時、ゆっくり中を解しているように感じた。
この人は正気を失っていても、気遣ってくれているのかと思うと、その優しさまで切ない。
充分解して、蜜も溢れた頃、ルディガーは肉棒をゆっくり挿れてきた。
「あぁ…気持ちいぃ…蕩けそうだ…」
そして、全部入った時、ルディガーの目から涙が落ちた。
「すまない…ベル…こんな初めてで…すまない…すまない…すまない…」
「ルディ、つらいね…動いていいのよ。我慢しないで…私は大丈夫だから。」
そこからは、理性が焼き切れたように、ルディガーは、ひたすら快感を貪った。
私はルディガーが解してくれたからか、初めての痛みよりも、与えられる刺激の方が大きくて、昂る体に翻弄される。
膣内を抉るような抽送に、私は何度か意識を手放したが、ルディガーの腰は止まらない。
最奥に放たれる熱い飛沫に、私の中は搾り取るように収縮する。
「くっ、んんんっ、はぁ、締まる!はぁ…イくっ、イくぅぅぅ、ベル!!気持ちいいっ!!」
「あぁぁん、ダメぇ………」
ルディガーと私は一晩以上交わり、私の中はルディガーから放たれた白濁液でいっぱいだった。
そして、ルディガーが正気を取り戻したのは、翌日の夕方だった。
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