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2.横たわる夫 *
「ほら、早く。」
グレンに急かされ、何故か自らナイトドレスを脱ぐ羽目になった私。
こうなったら、小説の悪女のように振る舞えばいいのかと、ゆっくり胸元のリボンを解きながらグレンに微笑み掛ける。
「いいね、綺麗だよ。」
お世辞と分かっていても、グレンの下半身には唆り立つものがあり、恥ずかしさに赤くなる。
「さあ、好きに触ってくれ。」
黒髪赤眼の美しい顔立ちと鍛え上げた体躯のグレンの体に跨り、頬に手を添えるとグレンは目を閉じた。
私は、グレンの頬に口付け、そのまま唇を重ねた。
「っん!」
グレンの美しい顔が歪み、唇が開いた隙に舌を入れると、そっとグレンも絡めてくる。
くちゅくちゅと水音が響き、だんだん激しくなる口付けに身を捩ると、お互いの乳首が擦れ、腰が揺れてくる。
「エレノア、もっと触れてくれ。」
耳朶を喰み、耳穴を舌で舐ると、グレンの唇から溜め息が漏れる。
いちいち反応が嬉しくて、私はどんどん下へと手や唇を移動させる。
指先が乳首に触れると、グレンは私の髪を指に絡めた。
「ああ、善いよ、エレノア。」
強めに乳首を吸い上げると、グレンが慌てた。
「ちょっと、待てっ!あっ、ああー!!」
背中に熱いものが飛び散り、グレンが両手で顔を覆った。
「ーーーえっっっ!?」
背中をゆっくりと伝うものは、グレンの白濁液だろう。
女慣れしている筈のグレンが、一体どうしたのだろう。
「あっ、あのっ、一応伺いますが、慣れていらっしゃるのですよね?」
グレンは、まだ両手で顔を覆っており、顔も真っ赤に染めている。
「グレン様?あなた…まさかっ!?」
私は、先程までとは打って変わって、恥じらうグレンに驚いた。
「グレン様?もう一度お聞きしますが…あなた、初めて?」
指の間からちらりと覗く瞳を見て、私は確信した。
(さっきまでの横柄な態度は創りもので、噂通りの人ではないかもしれないわ。主導権を取るなら今だわっ!!)
そして、グレンの手を掴み乳房に当てた。
「触ってご覧なさい?柔らかいでしょう?」
「柔らかいな…ふわふわだ…」
そこからは、夢中で乳房に齧り付くグレンを上手く誘導することに専念した。
「あぁ、エレノア、もう我慢出来ない!」
猛々しく固さを増した陰茎を密口に当てがい、グレンは私に乞うた。
「挿れたい…」
「いらして?グレン。」
名前で呼ぶと、ぐいんと更に唆り立つグレンのグレン。
「ちょっと!初めてなのに、更に大きくしないで!!」
「すまない…エレノアがあまりにも美しくて、いやらしいから…」
「ばっ、ばかっ!いいから、おいで!!」
グレンは、ごくんと喉を鳴らし、一気に最奥まで突き立ててきた。
(殺す気かぁぁぁ!?終わったら、みっちりシメてやる!)
破瓜の痛みを堪えつつ、グレンへのお仕置きを考えていたが、いつしか善いところを攻められて、気を失ってしまったのだった。
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