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11.優しく知らされる *
イザークはベッドで向き合って座る私のシュミーズをするするとずらした。
肩が露出しただけでも恥ずかしいのに、更にずらされ乳房が剥き出しになる。
「あぁ…綺麗だ…豊かで白くて艶やかな乳房だな。薄ピンクの乳首、可愛過ぎだろ。ドレスの下にこんな綺麗なものを隠してたなんて。はぁ…触りたい…口付けたい…」
うっとり語るイザークは、美しい白薔薇公爵なのに、下半身はちんこビンビンで、もう私は笑いを堪えるのに必死だ。
この男が何を囁いても、頭の中はちんこなのだ。
「ふっ、ふふふっ!ちょっとだけ、ふっ、ま、待ってください!ふふっ…」
「どうした?」
笑いを堪えきれなくなった私は、待ったをかけた。
「どうしても、下のアレが気になってしまって…ふっふははっ!」
察したイザークは、ちんこを隠そうとするが、その姿がまた可愛くて笑ってしまう。
「すまない…こんなで…」
そこで私は反省する。
性的なことで笑ってはいけなかった。
私はイザークを傷付けたい訳じゃない。
たくさん触れて、慣れたらいい。
落ち込むイザークに、自信を与えなければと、私はイザークの手を乳房に当てた。
「ごめんなさい…もう笑わないから、好きなだけ触って?」
「いいのか…?」
「はい。イザーク様なら触って欲しいです。」
ゴクリと唾を飲み込む気配がして、イザークの瞳が煌めいた。
ゆっくり揉みしだき、唇が乳首に触れた瞬間、私はこの先は笑う余裕はないと思った。
イザークの唇は、しっとりと柔らかく私の乳首をはむはむし、手は乳房や脇腹をするすると撫でる。
一つ一つ確かめるかのような動きに、大切に触れられている感じがする。
「んんん…くすぐったい…でも、気持ちいいです…」
イザークがにこりと笑って、乳首を舐めてくる。
舌が輪郭を辿るように動き、唇は乳輪ごと咥えると、温かさと初めての疼きを感じる。
「あぁ…何か、凄く気持ちいい…」
ちゅっ、ちゅっ、カリッ。
(カリッ?噛んだっ!)
「あぁん、噛んじゃだめぇ…」
「痛かった?」
「ちがぅ…何か、へんっ!」
「ああ、善いのか。どれどれ。」
交互に乳首の甘噛みが始まって、私はおかしくなりそうだ。
たまに、ちゅーっと吸うのも混じって、イザークが進化していく。
「あんっ、あぁ、だ、だめって…はぁ、はぁん…」
膝を擦り合わせ、腰が揺らめく私に気付いたイザークは、太股を大きな手のひらで撫でる。
その手が膝を割って、イザークが内腿に口付けていく。
「全部見せて…」
ドロワーズをスルリと脱がし、イザークは秘所を見つめる。
はぁと溜め息をつきながら、潤んだ紅の瞳で凝視している。
「恥ずかしい…」
「ふっ、俺のは散々見たくせに。大丈夫、綺麗だよ。」
イザークの顔がゆっくり秘所に近付き、ペロリと陰核を舐めると、私はゾクゾクして膝でイザークを挟んでしまう。
「だめ!リラックスして?」
両膝を左右に開かれ、イザークは秘所をしゃぶり出す。
陰核と陰唇を同時にしゃぶり、器用に舌を動かす。
「んあっ、こんなの知らないっ!だめっ、ああっ、やだっ、気持ちいい!!」
ふっと目の前が白く弾けて、視界がぼんやりとする。
イザークは満足げに笑って、私に深い口付けをしてくる。
何もかもが気持ち良くて、私は意識を手放した。
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