【完結】 元婚約者の浮気相手の元婚約者が溺愛してくるってどういうことですか!?

紬あおい

文字の大きさ
12 / 26

12.繋がらなくても楽しい時間


どの位、意識を失っていたのか。
目を開けると、イザークが愛おしげに笑い、私を抱き締めていた。

「可愛い…可愛いよ…」

「イザーク様…何か凄かったです…」

「俺の気持ちとか感覚を共有出来たみたいで嬉しい。ねぇ、メイって呼んでいいか?俺もイザークって呼び捨てにして欲しい。」

「イ、イザーク…照れてしまいます…」

「っ……ああっ!メイが可愛い可愛い可愛い!!俺、死にそうだっ!!!」

ぎゅっと抱き締めて、ジタバタしているイザークの方が可愛いんですけど。
この男は私を殺す気か。

「イザークも可愛いです。元々こんな人でしたっけ?」

「いや…メイと一緒に居る時だけだ。自分が自分でなくなる…」

「誰も知らないイザーク。可愛らしいイザーク。大好きです!」

お互いの頬をくっ付けて擦り擦りすると、幸せだなと感じる。
下腹には、大きさを増した幸せちんこも健在だ。

「これ、どうしたいですか?」

ちんこにそっと触れながら、イザークの顔を見ると、すっかり甘えん坊の顔をするようになっている。
美しいおねだり顔だ。

「メイに触って欲しい。欲を言えば、咥えて欲しい…挿れたいけど、今はまだ我慢する。ちゃんと恋人から始めたいんだ…」

「順番が変でも、私達なりに始めたいイザークの気持ちは分かりました。凄く嬉しいです。じゃあ、パクッとしますね?」

イザークのちんこを優しく口に含むと、硬さを増し、求められているような気持ちになる。
もう、ちんこまで可愛過ぎる。
愛しい私のちんこ。

ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぽんっ!
じゅぶ、じゅぶ、じゅぶっ!!

どこが感じるか、試しながらしゃぶる。
イザークが善いところはどこだろう。

「ああー、気持ちいっ、メイ、いいっ!」

(裏も善いのかしら…なかなか奥深いわねー!)

「はあ、はあ、んんんっ、くっ、も、もう、いや、まだ、うっ、で、出るっ!!」

ドクン、ドクンと波打つかのように爆ぜて、イザークは脱力した。
足の指まで力が入っていたようで、ゆっくりと弛緩していく姿に、快感の大きさを知る。

(いい子ね、イザーク…)

私は今まで感じたことのない母性のようなものを感じていた。
人をドキドキさせたり、優しい気持ちにさせたり、不思議な人だ。

「ありがとう。気持ち良かった。いつも飲まなくていいんだからな?」

(ん?性液のことかしら…)

「出す暇がないんです…勢いが良くて…」

「あ…すまない…」

「あはははっ、大丈夫です。元気良くていいですよ。」

イザークも照れながら笑って、こんなでも私達には楽しい時間だ。
感想 9

あなたにおすすめの小説

【完結】彼を幸せにする十の方法

玉響なつめ
恋愛
貴族令嬢のフィリアには婚約者がいる。 フィリアが望んで結ばれた婚約、その相手であるキリアンはいつだって冷静だ。 婚約者としての義務は果たしてくれるし常に彼女を尊重してくれる。 しかし、フィリアが望まなければキリアンは動かない。 婚約したのだからいつかは心を開いてくれて、距離も縮まる――そう信じていたフィリアの心は、とある夜会での事件でぽっきり折れてしまった。 婚約を解消することは難しいが、少なくともこれ以上迷惑をかけずに夫婦としてどうあるべきか……フィリアは悩みながらも、キリアンが一番幸せになれる方法を探すために行動を起こすのだった。 ※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。

婚約破棄を、あなたのために

月山 歩
恋愛
私はあなたが好きだけど、あなたは彼女が好きなのね。だから、婚約破棄してあげる。そうして、別れたはずが、彼は騎士となり、領主になると、褒章は私を妻にと望んだ。どうして私?彼女のことはもういいの?それともこれは、あなたの人生を台無しにした私への復讐なの? こちらは恋愛ファンタジーです。 貴族の設定など気になる方は、お避けください。

寡黙な貴方は今も彼女を想う

MOMO-tank
恋愛
婚約者以外の女性に夢中になり、婚約者を蔑ろにしたうえ婚約破棄した。 ーーそんな過去を持つ私の旦那様は、今もなお後悔し続け、元婚約者を想っている。 シドニーは王宮で側妃付きの侍女として働く18歳の子爵令嬢。見た目が色っぽいシドニーは文官にしつこくされているところを眼光鋭い年上の騎士に助けられる。その男性とは辺境で騎士として12年、数々の武勲をあげ一代限りの男爵位を授かったクライブ・ノックスだった。二人はこの時を境に会えば挨拶を交わすようになり、いつしか婚約話が持ち上がり結婚する。 言葉少ないながらも彼の優しさに幸せを感じていたある日、クライブの元婚約者で現在は未亡人となった美しく儚げなステラ・コンウォール前伯爵夫人と夜会で再会する。 ※設定はゆるいです。 ※溺愛タグ追加しました。

彼は亡国の令嬢を愛せない

黒猫子猫
恋愛
セシリアの祖国が滅んだ。もはや妻としておく価値もないと、夫から離縁を言い渡されたセシリアは、五年ぶりに祖国の地を踏もうとしている。その先に待つのは、敵国による処刑だ。夫に愛されることも、子を産むことも、祖国で生きることもできなかったセシリアの願いはたった一つ。長年傍に仕えてくれていた人々を守る事だ。その願いは、一人の男の手によって叶えられた。 ただ、男が見返りに求めてきたものは、セシリアの想像をはるかに超えるものだった。 ※同一世界観の関連作がありますが、これのみで読めます。本シリーズ初の長編作品です。 ※ヒーローはスパダリ時々ポンコツです。口も悪いです。

【完結】裏切られたあなたにもう二度と恋はしない

たろ
恋愛
優しい王子様。あなたに恋をした。 あなたに相応しくあろうと努力をした。 あなたの婚約者に選ばれてわたしは幸せでした。 なのにあなたは美しい聖女様に恋をした。 そして聖女様はわたしを嵌めた。 わたしは地下牢に入れられて殿下の命令で騎士達に犯されて死んでしまう。 大好きだったお父様にも見捨てられ、愛する殿下にも嫌われ酷い仕打ちを受けて身と心もボロボロになり死んでいった。 その時の記憶を忘れてわたしは生まれ変わった。 知らずにわたしはまた王子様に恋をする。

あなたの妻にはなりません

風見ゆうみ
恋愛
幼い頃から大好きだった婚約者のレイズ。 彼が伯爵位を継いだと同時に、わたしと彼は結婚した。 幸せな日々が始まるのだと思っていたのに、夫は仕事で戦場近くの街に行くことになった。 彼が旅立った数日後、わたしの元に届いたのは夫の訃報だった。 悲しみに暮れているわたしに近づいてきたのは、夫の親友のディール様。 彼は夫から自分の身に何かあった時にはわたしのことを頼むと言われていたのだと言う。 あっという間に日にちが過ぎ、ディール様から求婚される。 悩みに悩んだ末に、ディール様と婚約したわたしに、友人と街に出た時にすれ違った男が言った。 「あの男と結婚するのはやめなさい。彼は君の夫の殺害を依頼した男だ」

大好きな旦那様はどうやら聖女様のことがお好きなようです

古堂すいう
恋愛
祖父から溺愛され我儘に育った公爵令嬢セレーネは、婚約者である皇子から衆目の中、突如婚約破棄を言い渡される。 皇子の横にはセレーネが嫌う男爵令嬢の姿があった。 他人から冷たい視線を浴びたことなどないセレーネに戸惑うばかり、そんな彼女に所有財産没収の命が下されようとしたその時。 救いの手を差し伸べたのは神官長──エルゲンだった。 セレーネは、エルゲンと婚姻を結んだ当初「穏やかで誰にでも微笑むつまらない人」だという印象をもっていたけれど、共に生活する内に徐々に彼の人柄に惹かれていく。 だけれど彼には想い人が出来てしまったようで──…。 「今度はわたくしが恩を返すべきなんですわ!」 今まで自分のことばかりだったセレーネは、初めて人のために何かしたいと思い立ち、大好きな旦那様のために奮闘するのだが──…。

【完結】殿下は私を溺愛してくれますが、あなたの“真実の愛”の相手は私ではありません

Rohdea
恋愛
──私は“彼女”の身代わり。 彼が今も愛しているのは亡くなった元婚約者の王女様だけだから──…… 公爵令嬢のユディットは、王太子バーナードの婚約者。 しかし、それは殿下の婚約者だった隣国の王女が亡くなってしまい、 国内の令嬢の中から一番身分が高い……それだけの理由で新たに選ばれただけ。 バーナード殿下はユディットの事をいつも優しく、大切にしてくれる。 だけど、その度にユディットの心は苦しくなっていく。 こんな自分が彼の婚約者でいていいのか。 自分のような理由で互いの気持ちを無視して決められた婚約者は、 バーナードが再び心惹かれる“真実の愛”の相手を見つける邪魔になっているだけなのでは? そんな心揺れる日々の中、 二人の前に、亡くなった王女とそっくりの女性が現れる。 実は、王女は襲撃の日、こっそり逃がされていて実は生きている…… なんて噂もあって────