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34.寝ている妻を貪る夫
しおりを挟むリースハルトは、二十日間滞在する皇宮の部屋で、リンネを抱き抱えたまま、ソファで寛いでいた。
「はあ…リンネ、俺達の家に帰りたいなぁ…」
「そうですね…しばらくは帰れませんけど…」
気を張っていたのか、リンネは抱っこ状態でうとうとし始めた。
リースハルトは慣れているが、リンネは煌びやかな皇宮は初めてだ。
ましてや、王族を迎える場など立ち会ったこともないので、異常に緊張していた。
(疲れたよな、リンネ。でも、寝顔も可愛いんだよなぁ。)
帯同する時に着るドレスは、動き易さを重視している為、パーティ用よりは軽装だが、このまま寝る訳にはいかないので、リースハルトは脱がせることにした。
「リンネ、ちょっと脱がすからね?」
返事はないが、一応ひと声掛けてからリンネのドレスに手を伸ばすと、解毒剤や鎮痛剤を忍ばせていた。
(何が起きても対処するつもりなのか。)
根っからの薬師のリンネを微笑ましく思っていると、リースハルトはその薬一つ一つにリンネの頭文字が薄く刻まれていることに気付いた。
それは、リンネが自分が調合した物であることの証で、一つ一つの薬に責任感を持っているということだ。
しかし、よく見ると『RG』になっていた。
記憶力に自信のあるリースハルトは、自白剤の薬瓶は『R』だけだったので、恐らく結婚して温室で調合するようになってから、ガルディアンの『G』も付け加えたのだろう。
(俺の妻、可愛過ぎる!!)
下着姿でベッドですやすや眠るリンネに、異常に興奮したリースハルトは、そっとリンネの体のあちこちに口付ける。
(我慢出来そうにないな。すまない、リンネ。)
リンネをうつ伏せにし、腰を持ち上げ蜜口にしゃぶり付いたリースハルトは、寝ている筈なのに溢れ出す蜜を只管舐めていた。
(あぁ…甘い…気が狂いそうだ…愛してる、リンネ…)
限界まで唆り立つ肉棒をリンネの蜜口に埋め、後ろからゆっくりと律動し始めると、リンネの膣はきゅうきゅう締め付けてくる。
「あぁっ、リンネ!リンネが好きだっ!!」
止まらない抽送に、だんだんとリンネを気遣う余裕がなくなったリースハルトは、リンネの腰を高々と持ち上げて、獣のように腰を打ち付ける。
「はあ、はあっ、何てとろとろなんだ、気持ちいいっ!リンネ、締まるよ、ああ、寝ていてもリンネはここが善いんだね?リンネ、もっと擦ってあげる!!」
「ん………んあ…あぁあん…」
リンネの口から甘い吐息が漏れ始めると、リースハルトは追い込みをかける。
「ほら、リンネ、イっていいよ!ここ、好きだろう?ああっ、俺も善いっ!!」
「ぁあ……ッッッ…」
「あああー、リンネ、出るっ!」
ぴくぴくと膣が痙攣し、そのままリンネに搾り取られるように吐精し、リースハルトも意識を手放した。
夜更けにふと目を覚ましたリンネは、寝ている間に繋がったのかと恥ずかしくなったが、リースハルトの纏う緊張感が少しでも緩むなら、これでいいと思った。
リースハルトは、今までに一度も今夜のようなことはしなかった。
穏やかに眠るリースハルトに、リンネはそっと微笑む。
「今度は起きている時に、たくさん愛してくださいね?」
リースハルトの頬に口付けて、リンネもまた眠りに就いた。
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