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死別と出会い
来年の自分の誕生日で20歳と両親がその日に金婚式を迎えるので尚光はそれまでにバイトで稼いだ金で少し早いが両親へ旅行のプレゼントをし両親が旅先での大災害に巻き込まれて死別をしてから1か月が経過してはいたが尚光は自分が両親へ旅行のプレゼント等しなければとその間、自暴自棄になっていた。そして今日、自害することにしてパソコンで検索していた。そして首吊りについて検索し、どんな縄がいいのかと縄を検索するとそこにSMの文字があり尚光は「童貞のままはなぁ…」と呟くと今度はSM系のサイトを覗く。すると幾つかあったサイトから近場の出逢いと派手な色で描かれたサイトに移動する。そこはどうやら無料の掲示板サイトらしく数人のやり取りが書き込まれていたので尚光も本名のまま登録して[諸事情から生きる事に疲れ果てましたが最後に元々興味があったSMを経験してから…と思いますのでよろしくお願いします]と書き込むとしばらくして返信が返ってきた。アキラという名前が[場所はどこからだい?]と来たので尚光はアキラの名前の下にある性別の所を確認したら初期設定のままなのか不明とあったのだが尚光は[◯△です]と自宅の住所とは違う隣の地名を教える]するとアキラが[そう、近いね、こっちは◯◯からだから一度、会って話さないか?]と書きさらにアキラが[今度の3連休で都合が良い日が有ればだけど]と[初日と中日なら大丈夫]とアキラが書き込む。尚光はしばらく考えてから[3日後の連休初日に会う約束をしその日は終えた。そしてアキラとの約束の前日までにはお互いの携帯のSNSからのDMを使って連絡をしていてアキラから当日の待ち合わせの場所と時間を指定された。当日になり尚光はその場所に行くとそこはよく言えばレトロ、悪く言えば古びた小さな喫茶店だったので尚光は携帯の地図を確認して見たが間違えてはいないようだったので取り敢えず、中に入って行く。そして窓際の席に案内されアイス黒のデニムにグレーのコーヒーを注文した。そこにアキラから服装についてのDMが送られてきたので尚光は自分の服装を教える。すると店の電話が鳴りマスターが対応していた。店員はマスターのみだったので尚光はアキラについて考えていた。その名前からもしかしたら男かもしれないとも思っていたがそうであれば会って話をするだけでもいいと思っているとアイスコーヒーが運ばれて来てマスターがコルク製のコースターを置きその上にグラスを置き尚光に『尚光さんで間違いないですか?』と言うので尚光はマスターがアキラだと思い「アキラさんですか?」と聞くとマスターは頭をゆっくりと左右に動かして「『申し訳無いですが…』と答えて『先程、アキラと名乗る方からの電話での伝言がありますが?』と言ったので尚光がそれを確認すると伝言は慌てずにアイスコーヒーを飲んだらコースターの裏のメモの所にて待つとの事だった。尚光はメモを早く見たいが為にそれを飲んでいくがマスターが『ゆっくりとのことですから…』と尚光に言うのでペースを落として飲んでいく。そしてしばらくして飲み干すとコースターを裏返して小さなメモを見る。そこに書かれた場所は今居る店の中のカウンターの席だった。尚光がコーヒーを飲み干す少し前にその席の隣に客が座ったが尚光はそれには当然、気づいて居なかったのでその指示された席へと移動しようとして漸くそれに気づいた。隣の席の客の後ろ姿は黒のデニムにグレーの薄手のパーカーで髪は茶髪のショートに黒キャップといった格好だったのでまだ尚光は性別の判断が出来ずにいた。尚光が少し躊躇ってから「隣、失礼します」と断って座り恐る恐る横を見るとアキラは綺麗な顔をした女性だった。そしてアキラが『ふふッ、もしかして男だと思った?』と言い『はじめまして、アキラよ』とそれ迄に使ったDMの画像を証拠として見せて言った。尚光は「あっ…あぁ、はじめまして…」とアキラの体をチラ見するのでアキラが『ふふ、ひょっとしてまだ疑ってる?』と笑い尚光のアイスコーヒー代と自分の分の合計金額をカウンターに置くと尚光の手を取り店を出る。尚光は「あっ、あの何処に?」と聞いたのでアキラが『何処にって私の体を確認できる所よ』と目の前のパーキングに止めていた高級外車のライトが点滅してロックが解除されると尚光は助手席に座らせられた。
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