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新たな生活編
10話 新たな生活
しおりを挟む「ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴよぴよ…ぴっ!」
「マロン様」「ん、なんじゃ」
リクエストの目玉焼きを焼きながら、(ジューコン…ジュー)わたしは聞いた…
「今日から みんなを鍛えるんだけど 何からすれば良いか悩んでいて」
「うーむ、そうじゃのう…先ずは脳に栄養を与えてからじゃ」「そうですね」
トーストとハムの上に目玉焼きを乗っけたシンプルな朝食だ。野菜も取らなくっちゃ!レタスにポテトサラダにプチトマト、ドリンクは牛乳。
「はい、お待たせ…では、いただきます。」「いただきます。うーん旨いな!」
そう…美味しいのだ…以前は長い事、ひとりで食べていた。神様と食べる食事は…。
半熟卵の黄身を すすりながら 神は考える…
「小梅は格闘技はできるのか?」「いいえ、できません」
「剣術はできるのか?」「いいえ、まったく」「…。」
「其方それでよくあ奴等を鍛えるなどとぬかしたな…」ですよねーついねー
「うーむ…⁉」「走るのは得意か?」「無理です」「はあ~何も出来んじゃないか!…しかたない、先ずは あ奴らの適性を本人に教えてやることじゃ 鑑定はしたのじゃろ?」
「うん...」「なんじゃ あまり良くなさそうだな…あ奴らは純血の人間だったか?」
「エルフの血を引く二人と ドワーフの血を引く一人」
「そうかエルフは元々木の上での戦闘を得意としておるドワーフは本来職人を天職として鍛冶《かじ》に勤《いそ》しむ者が多いい パワーがあるからな」
流石神様!「種族に詳しいんですね!」「まぁな!ゲームの説明に出てくるからな!」
なんか急に不安になるんですけど…「あのポカスカ!杖で叩かれていた奴が純人間か」
「なんで わかるんですか?」「人の集まりに自分の役割を見出し まとめる者が多いいからの人間には、あえて道化《どうけ》を演じておるのかもな」
「マロン様には そう見えたのですね」「いや!ゲームの説明に書いてあった」
う”っ…
「まあ なるようにしかならん だめなら 都に捨ててきてやるから安心せい」
「そうですね!なんか妙に弱気になってました」…どしたんだろう? 昨夜の夢を引きずってるのかな…
マロン様と二人で旅行とか出来たら楽しいだろうな…「どれ わしも付いて行ってやるから 胸を張れ!」
胸を張る前に口を拭け!
****
「おはようございます みなさん」「おはようございます!師匠!」
「元気もりもりがんばりましょう!」…はぁー今日は此のノリに付いていけない…
「師匠 元気無い様ですが…恋煩《こいわずら》いですか! いやー まいったなー」
ポカッ!ポカッ!ポカッ!ボンッ!「まて まてまてまて 殺す気か!軽い冗談じゃないか!」
「小梅 おはよう 本当にごめんなさいね…ふう」「おはよう小梅さ…此奴は敵!」
「おはようございます 小梅師匠!…いまゴミを片付けますので」「だから冗談だって!」
「女の子はデリケートなのよ!」「そうか ユーリとは違うのか!」ポカッ!ポカッ!ポカッ!
…「殴らないで!」
…「ふっふふふ!」…
「ごめんなさい 今日は目覚めが悪くて みんなに心配かけたわ もう大丈夫だから みんなありがとう!」
…? …?「で、隣の子を紹介してくれないの?」…? 見えている?
『神様どうしよう!』『落ち着け 大丈夫じゃ わしにまかせろ!』『うん』
「小梅の妹の小夏じゃ 姉がいつも世話”してるな”!」『マロン様…微妙』
『然う然う人と話したりしないからのう』
「小夏ちゃん お姉さんにお世話になっている デクといいます 将来の兄です おう妹よ!おにーちゃんと呼んでくれ」
ボコッ!ドスッ!ズキッ!ボキッ!〇ね!
「師匠ゴミは捨てときました!小夏ちゃん 弟子のボーです!お友達からお願いします!」…バキっ!〇んどけ!
「ごめんなさいね 怖がらせてしまって わたしはユーリよ よろしくね」
「わ、わたしはルル あなた達姉妹は わたしが守ります!!」
「可愛いわねー良く似てるし」
…「似てる」
「ごめんなさいね 何時もうるさくしてしまって 姉妹で暮らしていたのね」
「男共は暫く復活しないだろうから 女だけでお話しましょっ!」
…こうして 新たな生活がはじまった。
****
【復活したデクとボー】
「デク わしを肩車しろ!」神様いきなり?
「「「よっ喜んでー!」」」どこの居酒屋だよ!
「妹のわがままは 聞くのが兄のお役目!」
「そうか 兄になりたいか…では しっかり肩車出来るようになれ!わしの視線は低いままじゃが…」
あれ?俺の視線が地面すれすれ…「えっ―――!」抜けない「誰か助けて」…
「ボー なに小梅の後ろに隠れようとしとる」「…小梅師匠に鍛錬していただこうかと…」
「小梅に教えを乞うなど100万年早いわ!」小夏が軽く指をはじいた「パチン」
『神の凸《でこ》ピンを習得しました』神の凸ピンって デコもなにも 触れてもいないし…神恐るべし!
「わ―――!」ボーは柵の外まで飛ばされた「大変!」
「心配いらん 時機《じき》に戻って来るじゃろ…」
「ドッ!ドドドド…ぴよぴよ!ドドドぴょぴよドドド」
「あっあぶ!た、助かった はぁはぁはぁ…」
「おーギリギリじゃったのう 次はどうかの?パチン」
「わ―――!」…
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