わたしゃ既に...、死んでいる...。

旬乃助

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142話 超ー可愛いんですけど!

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「う~ん、やっぱ海は気持ちいいわね」「さっきも船で海を来たではないか?」「それとは別なのよ!」「そうか」

スキップビートは地球や神球より大きいし、海は広いな大きいなー「なにを歌って居る…音痴」うっ!

「それより、蔵さんは?」「そうじゃのう…(((蔵さ―――ん!!!)))…?」―――静寂――― ザザァ―――「プッシュ―――!」「お、来おった!」来おったって…あれは…くじら⁉…でかい!デカすぎでしょ!

「蔵さん、遊びに来たぞうー姉の小梅もいっしょじゃ!」「小夏さん小夏さん」「なんじゃ」「くじらさんと喋れるの?」「いや」

どんどん近づいてくるけど…「あっ!…」ゴボゴボゴボ…わたし…く、苦しい…(ザッパーン)「何をしておる」げほっげほっげほっ…「すみませんね!かなづちで!」怒!「必要なときに必要な神法を創造しろと何度いったらわかる」うっ「すみませんね!不器用なもので!」ふう…ここは?「蔵さんの腹の中じゃ」そう、やっぱり…「食べられてるじゃない!」「大丈夫だ時期にでれる、それより感じんか…」言われてみればわたしの気…ゴボ…?ゴボ…?ゴボゴボゴボ… プッシュ―――!「あーハッハッハッハー!」ザップン…く…苦しい…ザザザザ…あれ?「おぬしはまったく、蔵さんが助けてくれたわ」ハハッありがとう蔵さんって⁉

「で、どうじゃった」「まあ、楽しかったけど」「そうじゃろそうじゃろ…違うわ!…小梅の気を感じたじゃろ」うーん確かに…「どういうこと」「わからん。そこで相談じゃ」…?「蔵さんを擬人化できんかのう」できんかのうって…

できたよ!できちゃったよ!ボン!キュッ!ボーン!って、なにか着るもの着るもの…ふう、蔵さんは雌だったのね…。「さすが!小梅じゃ!」…「蔵さーん、しゃべれるか?」「こ…こなつ…ちゃん」「おう、ゆっくりとで大丈夫だ、わしらといっしょに神界に来ないか?」「いきたい」「そうかそうか」「でも、海がないと…」「大丈夫じゃうちの姉がどうにかするからのう」わたしか!おい!

『小春さん小春さん応答願います』『はいこちら小春、どうぞ』『わたしと小夏は一足先に戻るから後を頼めますか、どうぞ』『了解です、どうぞ』「小夏が小梅を巻き込んで何かしてる?」「いつものことにゃん」「あらあら」

わたしたちはUFOでいざ神界へ…あいかわらず一瞬だ!これなら転移でもよかったな…まあーとにかく蔵さんだ!スキップビートの海にいたってことは神素持ちよね「小夏、蔵さんに防御結界を教えておいてくれる」「いいが小梅は?」「神界に海を作ってくる」「そっかいってらー」軽いな小夏!

さて、ただ海を創造するんじゃ神界ぽくないもんね、ここはやっぱり雲の海ね!雲を海の成分と同じにして辺りは砂浜にしておかないと誰かしら落ちるよね、デクとか…デクとか…ふふっ

「できたわよー、あれ?その子は?」「蔵さんじゃ」どう見ても3歳くらいの女の子よね…?「太鼓橋をわたったら小さくなった」そっか「防御結界はできた?」「うん」「じゃあこれ」わたしは海水化した雲を蔵さんに渡した。「その雲を感じて防御結界の様に纏ってみて」「うん、できた!…わー!きもちいいー!」「ありがとう小梅おねーちゃん」うっ!かわいい!「元の姿に戻っても雲の海を創ったからね」「うん」ぎゅるるるる「…。」ふふ「お腹が減ったわね何か食べましょう…蔵さん…さんも変ね、蔵ちゃんて呼んでもよいかな?」「うん」「蔵ちゃんは何が食べれるのかな?」「…なんでも食べれそう」怖!「うーん、食べ物以外は食べちゃだめよ」「うん」「じゃあパンケーキを焼きましょう!」「やったー!パンケーキじゃ!」「…?やったー!ぱ、ぱんき…やったー!」うっかわいい!

「パンケーキ!パンケーキ!パンケーキったらパンケーキ!」「はい、焼けたわよー」ガン見だよ!蔵ちゃん!「…わーい!」「いただきまーす!」「いただだきーまます!」ふふ「はい、召し上がれ!」「う~ん、おいちいー!おいちいね、小夏ちゃん」超ー可愛いんですけど…

あら、お腹いっぱいになったら眠っちゃたのね…「小夏」「なんじゃ」「蔵ちゃんに家族とか友達はいないのかな?」「居ないようじゃったぞ…いつもひとりぼっちで…どこぞの誰かさんみたいに」うっ…小夏もな!

「ただいっまー!小梅おね、うっ!」「ひどいです、お姉―様…」「しー!…」「あらあら、この子は?」「蔵さんじゃ…クジラの…」「えっー!うっ」「しー!…」「マリーあの時の子じゃない?」「スキップビートの海にいましたか?」「ええ」「そうねアテネ」「二人は知っているの?」二人によれば、わたしが30才以上は30才の姿で記憶を残したままスキップビートに転生してと言っていた時に、天国へ来たクジラなのだとか、本来動物は本能が強く魂の形を保てなくて天国には来ないそうだ。稀に人間に可愛がられて生涯をおえた動物が魂を形にして来るそうだが、もとのままの姿での転生を望むそうだ。蔵ちゃんも元の姿での転生を望んだらしい…わたしが人の姿にしちゃったけどね「でも、蔵ちゃんはクジラで人に飼われていたわけではないよね?」「強い思いもまた、魂を形作ります」強い思いか…「小梅の気を持っていたんじゃ」「あらあら、それは」「小梅の子にゃん」「…?ないから!」「何らかの接点があるんじゃろ、前世の記憶もあるようだし起きてから聞いてみよう」
****
【家族会議】

「賛成にゃん」「玉も」「楓も」「かぐやもです」「マリーも」「アテネもですー」「あらあら、賑やかになりそうね」「よし、決まりじゃのう」「そうね」

「…こ…小夏ちゃん?…小梅おねーちゃん…?…だれ?」「猫にゃん」「玉」「楓」「かぐやです」「マリーよ」「アテネですー」「あらあら、小春です」「今日から蔵さんは、わしらの家族だ」「嫌かな?」「うーうん、家族…なりたい」「じゃあ決まりね」(わいわいがやがや)

こうして新たな家族末っ子の蔵ちゃんが姉妹になった。

蔵ちゃんの話によると、暗い海深くにいた蔵ちゃんの頭上に光る何かが落ちてきて思わず飲み込んでしまったとか…気が付いたら、明るい海にいて海面目指して泳いでいたら目の前に小夏が落ちてきて思わず飲み込んでしまったと…暗い海深く…光る何か…「核ミサイルじゃな」そうですよねーごめん蔵ちゃん。(わいわいがやがや)(わいわいがやがや)「あらあら、みんなが構うから疲れてねちゃったわね」超ー可愛いんですけど!

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