10 / 23
147話 ジュリ丸tokyo
しおりを挟むカァ―カァ―アッホ―カァ―…カァ―カァ―カァ―カァ―…アッホ―
なんか変なカラスがいるわね…
「はーい、そろそろ夕ご飯にしますよう」テーブルの上片付けてー」「はーい」
ピンポーン「はーい」「小夏ーオリビアが向かいに来たわよー」
「おう!そうじゃった…うっすき焼き…約束してたんでしょ、行ってきなさい!」
「小夏おでかけ?」「そうでちゅね、蔵ちゃんはいっしょにすき焼き食べましょうね」「あーい」
「小夏の分は玉が食べる」「僕のにゃん」「あらあら、いっぱいありますから」うっ…ふふ 「すき焼き丼にして、取っといてあげるから、オリビアを待たせない」「わかった!行ってくるー!」「いってらー」
「姉ーさま、小夏はどこに行ったんですか?」「なんでもスキップビートに新しく出来たディスコにゲスト審査員としてお呼ばれしたんだって」「あーそれで、フィーバーフィーバーいいながらポーズとってたんですね」「小夏は古いにゃん」そうね日本でもその昔、若者が夜徹し踊っていたわね…わたしには縁も若くもなかったけど…娯楽が増えるのは良いことね…
ぴょんぴょん…ぴょんぴょん…ぴょんぴょん…ぴょん
「ただいまー」「あらあら、随分と遅かったわね」「そうなんじゃコンテストがなかなか決着がつかなくてのう、わしの思っていたのとは違ったわ」ハハッ「山川教授や竜也と桜子も来ておったわ」さくら姉さんが…「桜子が優勝をかけて頑張っていたぞ」「あらあら、それじゃ桜子が優勝ね」「いや」ブンブンブンッ「なんですって!」ブンブンブンッ「ゆ、揺すらんでくれ!」「あらあら、ごめんなさい」あの桜子が負けたのか…「なんでも優勝者は、日本でお立ち台の女王と呼ばれていた転生者で若返って昔を思い出したわ、ふぉっふぉっふぉっといっていたわ」プチンッ! …今の音は⁉ 「で、そのお立ち台とはどうゆう物なのです!」ブンブンブンッブンブンブンッ「だ、だから揺すらんでくれ!」「周りより高い台に乗って音楽に合わせて扇子を振っておった」扇子!ですって!「そうですか、次はいつ開催されるのです」「毎晩やってるようじゃが」(小夏さん小夏さん)(なんじゃ)(これは巻き込まれてはいけない奴よね)(そうじゃな)「あー腹が減ったの、すき焼き丼は」ドンッ!「はい!どうぞ!」「い、いただきます」
****
わたしは今、小春といっしょにオリビアの所に来ている、もちろん小夏を道ずれに。
「オリビア忙しいとこ悪いわね、ディスコについて聞きたいのだけど?」「ジュリ丸tokyoのことですね」ジュリ丸tokyoって、おい!「元日本の政治家が若返って懐かしいなぁって造ったディスコです」政治家もスキップビートに転生できたんだ!「お立ち台に扇子って事は、やっぱりボディコン、ピンヒールなの?」「よくご存じで」そっか…小春にピンヒールは…「コンテストの審査基準は?」「そうですね、扇子の振り、ダンスの振り、それとどれだけ長くおどっていられるかです。大抵の者は途中でピンヒールは脱いでしまいますけどね」「昨夜は桜子が負けたと聞いたけど」「そうですね桜子は最後までピンヒールを脱ぎませんでしたから」流石モデル!「相手は脱いでしまったの?」「はい」「それじゃあ桜子の勝ちでは?」「美術点ではそうなんですが…桜子がお立ち台から降りた後、一時間踊り続けたんです…」どんだけだよ!「相手の名前は?」「服部 弘美、通称、お立ち台の女王です」
****
オリビアにもらった、扇にボディコン、ピンヒール「お、これは明菜ちゃんだ」「明菜にゃん」おまえら良くしってるな!わたしも思ったけど「この靴はむずかしいわね」とは言っても流石小春いつも着物を着ることが多いいだけあって背筋をのばして履いている、そうピンヒールは姿勢が大事なのよね…履いたことないけどね。
「小春、流石に此れは一日二日でどうにかなるものでもないんじゃない?」「あらあら…わたくしちょっと桜子の所へ行ってきますわ」
****
小春の桜子通いがひと月続いた… これはこれで楽しそうでよかったのかも
「小梅」「なーに?」「今夜、小夏と出かけてくるわね」「…どこに行くの?」「あらあら、ジュリ丸tokyoに決まってるじゃない、桜子も連れて行くわ」忘れてなかったんだ…だよね。
わたしは黒塗りのリムジンを創造した。「Mr.小春達の護衛とエスコートをお願い」「はい、おまかせください」本当はわたしも付いて行きたいけど…さすがにねージュリ丸tokyoの支配人が元日本の政治家ならMr.を知らないってことはないでしょう「あらあら、立派な乗り物ね」「それから、3人に毛皮のコートをプレゼントした。魔物製だけどね「あらあら、ありがとう」「小梅様、あのう…」「はいはい、オリビアにもね」「ありがとうございます」「じゃあ、わしが女王になってくる」「あらあら、女王は桜子よ!」うーん、ちょっとやりすぎたかな?相手が委縮しなければ良いけど…「小夏たちおでかけ?」「さびしい?」「うーん、みんないるから大丈夫」いーこいーこ。「女には負けられない戦いがあるにゃん」「楓どーしたの?」「みんな大丈夫かなって」「ふふ、喧嘩しにいくわけじゃないから「…でも、ディスコって怖い人たちが…」そうか楓のディスコのイメージはそうなのね「化粧が化け物だけにゃん」猫、怒られるぞ!
****
「ただいまー」「おかえりー」「で、どうだった?」「…オリビアが優勝した、例のパラシュートで…それから別部門で山川教授も優勝してたぞ」なにしてるんだ山川教授わ!「そうそう支配人が今度、居酒屋チェーンをスキップビートに展開しても良いか聞いておったぞ」居酒屋チェーンか…「良いんでない」「じゃあMr.に言っておくぞ」
どうなることかと思っていたが、小春と桜子の距離がまた縮まった様でなによりだよ。
お立ち台の女王こと、服部 弘美とも友情が芽生えたそうだ…女の友情…なんか怖いんですけど…まっいっか!
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
お姫様は死に、魔女様は目覚めた
悠十
恋愛
とある大国に、小さいけれど豊かな国の姫君が側妃として嫁いだ。
しかし、離宮に案内されるも、離宮には侍女も衛兵も居ない。ベルを鳴らしても、人を呼んでも誰も来ず、姫君は長旅の疲れから眠り込んでしまう。
そして、深夜、姫君は目覚め、体の不調を感じた。そのまま気を失い、三度目覚め、三度気を失い、そして……
「あ、あれ? えっ、なんで私、前の体に戻ってるわけ?」
姫君だった少女は、前世の魔女の体に魂が戻ってきていた。
「えっ、まさか、あのまま死んだ⁉」
魔女は慌てて遠見の水晶を覗き込む。自分の――姫君の体は、嫁いだ大国はいったいどうなっているのか知るために……
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる