8 / 10
セイ・ギシン
07 呼び出し
しおりを挟む「チュンチュン…チュンチュン」
…
…
… 「うがっ…苦しい…わ!」
「セイちゃ~ん…」…マリエ姉さん…アリア姉さんまで…
僕は…「セイちゃんおはよう~」「おはようマリエ姉さん…すみません僕寝てしまったんですね」「うーんセイちゃんおはよう」「おはようアリア姉さん」「おうセイ起きたか」「…スタンビートは?」「厳戒態勢は解除されたよ」「だからセイちゃんがチャチャッと解決するって言ったでしょ」「…」『ゾクッ!』「…どうした大丈夫か?」「はい…大丈夫です」そうだ森でケンタウルスに…「父上が話を聞きたいそうだ」「はあ…わかりました」
※※※
「ざわざわざわ」「おうシャキーンレンジャー」「ざわざわざわ」「セイ起きたか」「ははどうも」「こんにちは」「こんにちはマスターに御面会ですね」「はいご案内致しますのでこちらにどうぞ」「ありがとうございます」
「コンコン シャキーンレンジャーのみなさんをお連れしました」
「セイ起きたか…体調はどうだ?」「はい なんともないです」「そうか 早々で悪いが話を聞かせてくれるか?」「パパ夜帰ってから聞けばいいのに折角セイちゃんが起きたのに!」「はは…」
「えーと 気が付いたら森の中で…ここは何処だ と思った瞬間には襲い掛かってきました」「…運良く狩れましたが…あれは狩るとか言う次元のものではないです 魔物と呼ぶのも違うような『ゾクッ』…そんな存在です」「うーん」「セイちゃんは運良くなんかじゃないよー」「あとはマリエ姉さんとカイト兄さんに助けられ…今になります」「セイを見つけて戻るのに6時間って言ったな」「はい森が何処まであるのか知りませんがだいぶ奥まで行きましたから」「魔物の様子はどうだった」「はい 行きは魔物を無視して駆けていましたが 帰りはセイが倒した魔物を引き摺っていましたから戦闘はやも得ないと思っていたんですが…気配は沢山あるものの目にする事なく帰れました」「父上はあの魔物をご存じなのですよね」「…ああ そうだなお前たちには話しておくべきだろう…」
父上は一度だけあの魔物ケンタウルスを目にしたことがあるそうだ…その場所は…イース 僕たちの住まう国ウエスとは海を隔てた大陸に存在し国交などは無くいつからか魔の国イースと呼ばれ その国を治める者を魔王とウエスでは呼ばれるようになったと言う 父上が現役の冒険者の頃 帝都エビルのダンジョンとジャスティスの森でスタンビートが起こりウエスは大打撃を負った それから「魔王の仕業だ」「 魔物をすべる魔王の仕業だ」と国民たちの間で騒がれるようになった 国民の感情は治まることなく国の復興もままならぬまま魔王への憎悪は増すばかり 国民の感情を治めるため魔の国イースに大使を送ることになった その大使は国王のひとり娘ヨナ 現在の女王陛下だそうだ
王女様と国王近衛師団の精鋭10名にスタンビートで名を上げた父上のパーティーが同行することになり魔の国イースに上陸したそうだ 魔の国イースはウエスより酷いありさまだった そんななか魔王との謁見はかない双方不可侵条約が結ばれた 魔の国イースの民もまた普通の人間だった ただマナと言う力を扱う者が居たという ウエスで言う魔法らしいが マナの力を借りて強大な魔法も出来たようだ
条約を終え帰路につく時…それは起きた スタンビートだ海辺に面した森から何かに追われるように大量の魔物たちが襲ってきた 次の瞬間「「「ブワァ――――!!!」」」けたたましい声が空気を揺らした 薄れゆく意識の中…丘の上にいるあの緑のケンタウルスを見たそうだ
気が付いた時には船の上一面海原で何処にいるかもわからなっかった 生き残ったのは王女様 近衛騎士ふたり父上のパーティーメンバー父上入れて3人だけだった それもまだ助かったわけではない 一面海の上食料も限られ限界の船旅…いや限界の漂流だったと言う それから3週間ほど経ったある日 鳥たちが船の周りに飛んで来た…近くに島があると確信しその日の夕暮れ幸運にもウエスの大陸を見つけることが出来たそうだ
「セイちゃんお腹空いたー」「ぎゅるるるるる…はは そうですね僕もお腹がすきました」「串焼き屋のおっちゃんとこ行こう」「そうだな今日明日で何かわかる訳でもないし わざわざ悪かったな」「いえ スタンビートはもう大丈夫なのですか?」「森の確認も済んでいるし 帝都のダンジョンも落ち着いてるそうだ」「そうなんですね」「ぎゅるるるるる…はは」「セイ目覚めてから何か食べたか?」「いえまだなにも」「ははそれは腹がへるな よし今日は俺も一緒に行こう」「パパのおごりーやったー!」「もうお前らの方が稼いでるだろ」「セイちゃんと3日ぶりの食事ー!」…3日⁈…「僕3日も寝ていたんですか?」「そうだよー」「僕一度家に帰ってお風呂に…クンクン…クンクン」「大丈夫だよ 毎日私とアリアちゃんでキレイキレイ拭いてあげたから」なっ!「フフフ」アリア姉さん なんですかその笑いわ「…ぎゅるるるるる…はは」
【今日の正義】
ギルドの扉をマリエ姉さんが壊さなかった…開いていたからね
0
あなたにおすすめの小説
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
ハズレ職業の料理人で始まった俺のVR冒険記、気づけば最強アタッカーに!ついでに、女の子とVチューバー始めました
グミ食べたい
ファンタジー
現実に疲れた俺が辿り着いたのは、自由度抜群のVRMMORPG『アナザーワールド・オンライン』。
選んだ職業は“料理人”。
だがそれは、戦闘とは無縁の完全な負け組職業だった。
地味な日々の中、レベル上げ中にネームドモンスター「猛き猪」が出現。
勝てないと判断したアタッカーはログアウトし、残されたのは三人だけ。
熊型獣人のタンク、ヒーラー、そして非戦闘職の俺。
絶体絶命の状況で包丁を構えた瞬間――料理スキルが覚醒し、常識外のダメージを叩き出す!
そこから始まる、料理人の大逆転。
ギルド設立、仲間との出会い、意外な秘密、そしてVチューバーとしての活動。
リアルでは無職、ゲームでは負け組。
そんな男が奇跡を起こしていくVRMMO物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる