にゃんこのお願い叶えます

巴菜

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回想②ルナの出来事

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(今夜の総合大運動コンテストは
今度こそ絶対にあたしが優勝する❗)

ルナはいつもよりも念入りに身体の毛繕いをしながら、部屋の片隅に置いてある鏡で自分の毛並みを入念にチェックした

(うん、完璧❗いつも以上に可愛い。)

ルナは鏡に映った自分に向けて言うと、机の上に飛び乗り
窓を開けて外に出た

(いつも鍵を開けたままにして不用心ね。でも、おかげでお外に行けるから良いけど)

ルナは暗闇の中ある場所へと向かった
そこは通称【猫神社】の境内にあるベンチの周辺
この場所は【ある場所】と繋がっていて、普段の集会の時もここに集まり今夜の大会もこの神社で行なわれる事になっていた。
猫神社に着くと顔見知りの三毛や斑|《ぶち》
初めて見る茶虎やハチワレなどたくさんの猫達が居た
ルナが会場に着くと一斉に皆がルナに注目した

『あっ!ルナさんだぁ』
『いつ見てもきれいだなぁ』
『ルナちゃん、可愛いぃ』……

そんな周りの声に軽く笑顔を向けて姿勢よく尻尾は上向きでゆっくりと会場の中央に居る【白猫】の前まで歩いて行った

『こんばんわ。ミーコさん』

ルナは自分の目の前に居る白猫のミーコに挨拶をした。

『こんばんわ。ルナちゃん。今夜も可愛いわね。
お互いにがんばりましょうね』

と言いながらもミーコは何だか元気が無く疲れてるようにも見えた

『そうね。頑張りましょうね』

ルナはミーコの様子が気になりながらもステージ|《ベンチ》へと向かった

〔それでは、総合大運動コンテストの決勝戦始まりニャ~〕

総合大運動コンテストっていっても
いつもの[追いかけっこ]や[にゃんプロ]
美を競う[見た目][毛ざわり]などいかに【猫らしい】かを競う大会で今夜は最後の決勝戦

【美と猫らしさ】を競うコンテスト

総合大運動コンテストへの参加条件は【猫だったらOK】年齢・性別・居住場も自由それに参加猫数も決まっていないだから隣町から来るミケ親仔や元家ネコだったアメショのサスケたまに迷い猫も参加してたりするそれに【ある街】の猫達も参加しているらしい、詳しくはわからないけどただ、ルナと白猫のミーコを知らない猫は誰もいない…

『今回もミーコさんが優勝ね』
『いや、今回こそはルナちゃんが勝つよ』

ルナとミーコは毎回優勝争いをしている。

(今夜はあたしが勝つわ!
だって今夜は綺麗なまんまるいお月様だから
きっとお月様があたしを応援してくれるはず…
それに噂で聞いたんだけど
今回の優勝賞品は【金色の缶詰】
前回ミーコが貰った時に一口だけ食べさせてもらったら、今まで食べた事の無い美味がしたのと同時に
周りの景色がキラキラと輝いて綺麗だった。
それにその日の夜に
リナの誕生日でお祝いだからって
あたしの大好きな
【カツオとマグロのササミ】を
2個もオヤツに貰えたし♪
この【金色の缶詰】は
食べるとしあわせな事や食べた猫の願いが叶う缶詰
かもしれない!だから絶対に優勝して…)

『今回の金の缶詰はあたしが貰うわ!』

ルナはお月様に向って小声で誓った。
するとどこからか笑い声が聞こえてきたので
ルナはちょっと恥ずかしくなってその場から少し離れた場所で結果発表を待った…
司会猫が
『今回の優勝は…』と言った瞬間
あたしの身体がお月様の光のスポットライトに
照らされ光に包まれた

『おめでとうございます。
今回の優勝はルナさんです』

ルナは皆から祝福され
優勝賞品の【幻の金色の缶詰】を受け取った
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