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138. 今まで見れなかった、一面
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シャワーがお湯を出すのを待って、美香は胸にシャワーヘッドを向ける。
こびりついた白濁が少しずつ剥がれ落ちていくが、完全に取れるには至らない。
「洗うよ。俺の出したものだしな」
俺はボディソープをたっぷり手に出して、美香を後ろから抱くようにした。
そして、有無を言わさず美香に塗りたくっていく。
「え、ちょ、くすぐったいって、あははっ」
美香はそんな声を上げていたが、だんだんそれは艶やかな息遣いへと変化していく。
「あっ…はぁっ…ちょっと…胸ばっかり…」
「そうか?じゃあこっちも洗うか」
言うなり、俺は美香の下腹部へと手を伸ばした。
鼠径部をなぞり、お尻を撫で、そしてへその下あたりを少し弱めに押してやる。
「…その…そこ、押さないで…ちょっと、今出ちゃいそうだから…」
「出ちゃいそうって、何が?」
ただでさえ頬を赤く染めている美香はさらに赤くなって、俺から顔を逸らした。
「…っこ…」
「なんだって?」
「だから!…そ、その…おし…っこ、が…っ…!」
美香はひたすら下腹部を擦られたり押さえられたりして来る感覚に身を震わせながら、恥ずかしそうに言った。
自分の中の嗜虐心が、どんどん膨れ上がっていくのを感じる。
「それは大変だ」
わざとらしく言って、俺はシャワーを手に取った。
適温なのを確認してから、美香の肌に纏わりついた泡を流していく。
すべて流し終わると、触り心地の良さそうな一点の曇りもない肌が白い泡の下から現れた。
その中で、胸の先端だけは未だ濃いピンク色をしていて、普段よりもつんと勃っているように見えた。
「それじゃあ、私は上が…」
「まあ待てって」
俺は美香を後ろから抱きとめた。
そして、今度は股間に手を伸ばす。
「今日はまだ下でイってないだろ?」
「も、もう胸でじゅうぶん…!」
美香は一瞬逃げ出そうとしたが、すぐに身体から力を抜いた。
「…そんなに、触りたいの?」
「ああ」
「…だったら素直に、触りたいって、言って…」
「触りたい。美香をイかせたい」
自分の口からするりと驚くほどスムーズに言葉が飛び出した。
頭のどこかで、ああこれはあとで黒歴史になるんだなと冷静に思いつつ。
「…うん、よろしい。総司くん、そこ座って」
美香は頷くと、お風呂の椅子を指し示した。
俺が素直に座ると、美香はさらにその上から座ってきた。
「ほら、好きなだけ触っていいよ」
「…主導権は俺が握ってたはずだったんだけどな」
「ふふふ」
美香は得意げに笑ったあと、背中を俺に密着させてすべてを受け入れる体制になった。
この状態なら、セックスもできるかもしれない――そう思いつつも、それはたった今言った言葉に反する。
改めて、俺は美香の股間に――割れ目に、そっと指を差し込んだ。
少し掻き出しただけで、とろりと愛液が垂れてくる。
指を動かしてみると、くちゅくちゅという水音が風呂場に反響する。
「…音…大きいって…」
「風呂場だからな」
俺は手を止めずに答えた。
「あと…手、速い…」
「すまん、痛かったか?」
「そうじゃなくて…すぐ、イっちゃいそう、っていうか…」
俺は美香の耳元に口を寄せ、あえて息を吹きかけるように囁いた。
「イって、いいからな」
「あ、あっ…っ!」
それが決定打となったのか。
美香は一度ビクンと肩を跳ね上げた。
次の瞬間には、俺の手には熱い液体が吹きかけられ、風呂場の床へびちゃびちゃと音を立てながら落ちていった。
「ぅあ、あっ、止まらなっ…」
絶頂の波の中で、美香は僅かに慌てたような仕草をした。
気づけば、手にかかる液体が脈打つように吹き出していたはずが、シャワーの水のごとく一定の流量で出るようになっている。
床には黄色いものが混じり始めていた。
「見ない、で…」
股間を覆い隠そうとする美香の両手を、俺は掴んで押さえた。
同時に、割れ目から手をよけてしまったので、阻むものが消えて、黄色い液体が放物線を描き出した。
「あ…あぁ…」
美香は恥ずかしいやら気持ちいいやらの感情が混じったような表情で、放出されていくそれを見つめていた。
◆ ◆ ◆
「…その、すまん」
美香は膨れていた。
俺の隣にこそ座ってはいるが、そっぽを向いてつんとした態度を取っている。
「…まあ、触っていいって言ったのは私だけど…あそこまでイかされて、あげくお漏らしまで…っ」
さっきの姿を思い出してか、美香は赤面した。
「そんな美香も可愛かったぞ」
「うぅ…っ」
美香は両手で顔を覆った。
しばらくそうして唸っていたあと、手を半分だけずらして口元だけ覆うようにして、俺に言った。
「その…もし、また、見たいなら…っ、やっぱりしばらくダメ!そんな期待に満ちた目をされてもダメ!」
「しばらく、ってことは期待してもいいのか?」
「――っ、心の準備がつくまで待って!それじゃ私帰るから、また明日ね!」
美香はそそくさと荷物をまとめて、部屋を出ていった。
少しやりすぎたかと頭をかくが、それでも真に嫌がられていなくて安心した。
今後は美香の希望もちゃんと聞いていろいろやりたい。
しかし――恥ずかしがる美香というのはなかなか新鮮だった。
こちらの世界の常識が常識なので、普段気持ちよさそうな美香は見られても、恥ずかしそうな美香は見られないのだ。
『恥ずかしがっている美香が見たい』なんて言ったらまた怒られるかな、と思いつつ、俺は次の機会を楽しみにしていた。
こびりついた白濁が少しずつ剥がれ落ちていくが、完全に取れるには至らない。
「洗うよ。俺の出したものだしな」
俺はボディソープをたっぷり手に出して、美香を後ろから抱くようにした。
そして、有無を言わさず美香に塗りたくっていく。
「え、ちょ、くすぐったいって、あははっ」
美香はそんな声を上げていたが、だんだんそれは艶やかな息遣いへと変化していく。
「あっ…はぁっ…ちょっと…胸ばっかり…」
「そうか?じゃあこっちも洗うか」
言うなり、俺は美香の下腹部へと手を伸ばした。
鼠径部をなぞり、お尻を撫で、そしてへその下あたりを少し弱めに押してやる。
「…その…そこ、押さないで…ちょっと、今出ちゃいそうだから…」
「出ちゃいそうって、何が?」
ただでさえ頬を赤く染めている美香はさらに赤くなって、俺から顔を逸らした。
「…っこ…」
「なんだって?」
「だから!…そ、その…おし…っこ、が…っ…!」
美香はひたすら下腹部を擦られたり押さえられたりして来る感覚に身を震わせながら、恥ずかしそうに言った。
自分の中の嗜虐心が、どんどん膨れ上がっていくのを感じる。
「それは大変だ」
わざとらしく言って、俺はシャワーを手に取った。
適温なのを確認してから、美香の肌に纏わりついた泡を流していく。
すべて流し終わると、触り心地の良さそうな一点の曇りもない肌が白い泡の下から現れた。
その中で、胸の先端だけは未だ濃いピンク色をしていて、普段よりもつんと勃っているように見えた。
「それじゃあ、私は上が…」
「まあ待てって」
俺は美香を後ろから抱きとめた。
そして、今度は股間に手を伸ばす。
「今日はまだ下でイってないだろ?」
「も、もう胸でじゅうぶん…!」
美香は一瞬逃げ出そうとしたが、すぐに身体から力を抜いた。
「…そんなに、触りたいの?」
「ああ」
「…だったら素直に、触りたいって、言って…」
「触りたい。美香をイかせたい」
自分の口からするりと驚くほどスムーズに言葉が飛び出した。
頭のどこかで、ああこれはあとで黒歴史になるんだなと冷静に思いつつ。
「…うん、よろしい。総司くん、そこ座って」
美香は頷くと、お風呂の椅子を指し示した。
俺が素直に座ると、美香はさらにその上から座ってきた。
「ほら、好きなだけ触っていいよ」
「…主導権は俺が握ってたはずだったんだけどな」
「ふふふ」
美香は得意げに笑ったあと、背中を俺に密着させてすべてを受け入れる体制になった。
この状態なら、セックスもできるかもしれない――そう思いつつも、それはたった今言った言葉に反する。
改めて、俺は美香の股間に――割れ目に、そっと指を差し込んだ。
少し掻き出しただけで、とろりと愛液が垂れてくる。
指を動かしてみると、くちゅくちゅという水音が風呂場に反響する。
「…音…大きいって…」
「風呂場だからな」
俺は手を止めずに答えた。
「あと…手、速い…」
「すまん、痛かったか?」
「そうじゃなくて…すぐ、イっちゃいそう、っていうか…」
俺は美香の耳元に口を寄せ、あえて息を吹きかけるように囁いた。
「イって、いいからな」
「あ、あっ…っ!」
それが決定打となったのか。
美香は一度ビクンと肩を跳ね上げた。
次の瞬間には、俺の手には熱い液体が吹きかけられ、風呂場の床へびちゃびちゃと音を立てながら落ちていった。
「ぅあ、あっ、止まらなっ…」
絶頂の波の中で、美香は僅かに慌てたような仕草をした。
気づけば、手にかかる液体が脈打つように吹き出していたはずが、シャワーの水のごとく一定の流量で出るようになっている。
床には黄色いものが混じり始めていた。
「見ない、で…」
股間を覆い隠そうとする美香の両手を、俺は掴んで押さえた。
同時に、割れ目から手をよけてしまったので、阻むものが消えて、黄色い液体が放物線を描き出した。
「あ…あぁ…」
美香は恥ずかしいやら気持ちいいやらの感情が混じったような表情で、放出されていくそれを見つめていた。
◆ ◆ ◆
「…その、すまん」
美香は膨れていた。
俺の隣にこそ座ってはいるが、そっぽを向いてつんとした態度を取っている。
「…まあ、触っていいって言ったのは私だけど…あそこまでイかされて、あげくお漏らしまで…っ」
さっきの姿を思い出してか、美香は赤面した。
「そんな美香も可愛かったぞ」
「うぅ…っ」
美香は両手で顔を覆った。
しばらくそうして唸っていたあと、手を半分だけずらして口元だけ覆うようにして、俺に言った。
「その…もし、また、見たいなら…っ、やっぱりしばらくダメ!そんな期待に満ちた目をされてもダメ!」
「しばらく、ってことは期待してもいいのか?」
「――っ、心の準備がつくまで待って!それじゃ私帰るから、また明日ね!」
美香はそそくさと荷物をまとめて、部屋を出ていった。
少しやりすぎたかと頭をかくが、それでも真に嫌がられていなくて安心した。
今後は美香の希望もちゃんと聞いていろいろやりたい。
しかし――恥ずかしがる美香というのはなかなか新鮮だった。
こちらの世界の常識が常識なので、普段気持ちよさそうな美香は見られても、恥ずかしそうな美香は見られないのだ。
『恥ずかしがっている美香が見たい』なんて言ったらまた怒られるかな、と思いつつ、俺は次の機会を楽しみにしていた。
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