平凡雑音日記。

赤屋カル

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悪魔の叫び

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 好きだから。好きで好きでしょうがなかった。


なのに。


今は分からない。


彼が本当に好きなの?


私はきっと彼の糸を少しずつ手放して,
下を向いて彼とは真反対を歩こうとしている気がする。


私は元初恋の相手に会った。

理由は簡単で,彼に用事があったからだ。

私はもう彼への気持ちはふっ切れていて

私は今彼氏への気持ちでいっぱいだと思っていた。


でも違った。

ただの勘違い。

まるで一瞬で高校時代に戻ったように
私は胸の高鳴りをしっかりと感じたのだ。

ドクドクと。
熱が上がっている感触を。

私はまだ彼が…。

気づいてはいけない。

決して実らない恋なんだ。


彼は既婚者なんだ。

そして私には今、難関の彼氏がいる。


でも彼氏に対して悩みがあるからこそ
私は多分
今ものすごくすっぽりハマった彼の優しさに
また身を近づかせようとしている。


行くな。
だめだ。

わかってる。


ここでいけば、今までの2年間が無駄になる。

彼を忘れるためにした努力が。

すべて。


たのむ。

気づかないでくれ。

振り向いて、近づかないでくれ。

たのむ。




やめて。


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