夢が終わる時

とかくら

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一章

過去の記憶

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過去の事を思い出してしまう、
僕は昔いじめられてた。

入学初日、初めての中学校生活、少し心配も会ったけど楽しみだった、僕が1番初めに友達になったのは雪ちゃん、

同じクラスで家も近いからすぐにうち遂げた、入学から2ヶ月たった頃、僕はクラスの女の子に呼び出された、

「倉吉くん私と付き合って下さい」
「もちろんですよ、響きさんこれから仲良くしましょう」   

初めての告白 正直、嬉しかった中学校生活これから上手く行く、そう思ってた、

「倉吉くん?」    「どした、響さん?」
「ちょっと、話があるからさ、後で来てくれない?」      「うん、いいよ」

どうしたんだろう、何か悩みでもあるのかな?  話を聞いてあげれば分かる、僕はそう思ってた。


「倉吉くん?  私と別れて」
「え、なんで?」           

「正直、もう飽きたイケメンと付き合えば満足行くかと思ったけど、思い違いだったわ」

「うん、分かった ごめんね」

次、誰かと付き合う時は心配させないように、頑張ろそう願ってた、けどそう甘くないと思ったそれは的中していた、


「ねぇねぇ知ってる?あいつ振られた時、カッコつけて、ごめんねだってよ、」     

「マジ、うける響きどう?付き合ってみて」    

 「あんな、クズと付き合って本当に恥ずかしかったわ」

「りゅうせい、くらよしの事どう思う?」           

「あんな、雑魚遊ぼーぜこれから、クラスの女子全員告白 毎日させて別れさせよーぜ」

「いいね、それ」

今日は、天気がいいけど、周りの目線、が凄い気になるけど仕方ない、僕が力不足が原因だから、

「倉吉くん付き合って下さい」
「うん、いいよ」       

「倉吉くん別れよう、あんたのこと嫌いだし」  

また繰り返し、繰り返しこれが僕の定めだ仕方ないそう思うしかなかった。

「うん、ごめんね」   

「謝るとこ、かっこつけんなよキモイっつーの」

それからと言うものの付き合っては別れて付き合っては別れて、もう訳が分からなくなってきた、でも僕の力不足が原因だから仕方ない、

「なぁ、なぁ、あいつ女垂らしらしいよ」   

「知ってる、毎日のように彼女変えてるんでしょ、龍星くんはどう思う?」 

    「最低だな、皆あいつと関わらない方がいいよ、キモイから笑」

確かに毎回のように、罵声は浴びてるけど、僕が選んだ道、仕方がない事だ、
でも僕には雪と言う親友が居たから、辛い時も一緒に分かちあった、

「くらくん、で呼んでいいかな?」

「どしたの?急に、まぁいいよ、俺もゆっちゃんて呼ぶね。」

「構わないよわよ、それと最近クラスの子がくらくん、に告白毎日してるけど、大丈夫?」     

「うん大丈夫だよ、僕が平気だから平気なの、悩みあったら話すから平気だよ」

「それなら、いいけど何かあったらいつでも頼ってね親友何だからさぁ、」

「もちろんだよ、」

今日も登校中色々睨まれた、けど雪が居るから大丈夫そう思ってた、

「はーい、ホームルーム終わったら、龍星くんから話があるってよ」

「よし、終わったし話すわ、倉吉くんは女の子をもて遊んで、付き合って 別れてを繰り返してるらしいですよ?」

「本当かね、倉吉くん?」

「先生それは本当では、ありま、」

[ドっん][机を叩く音]
「嘘を付くなよ、倉吉~全部女子から聞いたぞ~なぁ皆」

「そうだね、龍星くんの言う通りです皆さんすいませんでした、」

「皆、流石にふざけてんの?」
「どうしたの雪ちゃん」     

「明らかに、倉吉は悪くないでしょ、あいつはお前らが思ってる以上に、気づ付いているんだよけど、告白した事を後悔させないように、返事をしてくれてるんじゃん。」  

「それはよー」

「それなのに、人の心をもて遊んで、何が楽しいの?」

「龍星、どうするこいつ?」

「そうだな、じゃ雪お前告白してみろよ好きなんだろ?だから庇うんだろ?」

「分かった、私が付き合ったら二度と倉吉くんに近づかないで」

「おぉーいいよやってみろ。」

「倉吉くん、私と付き合って下さい。」  

「ごめん、俺は、お前の事を友達だとも好きだとも、思った事わないんだ、だから付き合えない、俺は好きであの子達と付き合ってるんだから邪魔、しないでくれないかな?」

「倉吉くん、そうなんだねもぉ知らない、二度と顔も見たくないわ 。[泣く]」

「あいつ最低まじキモイ、庇ってくれた人に対してこれおかしくね?」

「倉吉くん、君はもぉ戻れないね女たらしとしてキモイな」

僕は雪になんて事を言ってしまったんだとは思ってなかった、

こう言わなければ、あいつも虐めると龍星くんに言われたから、

しかたなかったけど、どんな理由があれ友達を気づつけて僕はもぉ、戻れなかった、

それからと言うものの雪は一切姿を見せなかった、そして僕は中3の卒業式を迎えた、

「皆、夢を見つけたかね?」

「先生、もちろんだぜ、」

「先生に向かってなんだその口は、最後の最後ふぅ皆ありがとな[泣く]

そうだ、この世界のルールがあるとお母さんから、聞いた、事がある 。

この世界では25歳までに、夢を見つけ神社にある箱に入れて

その夢が正しくなければ、又は悪行を見直さなければ、この世界から存在しなくなってしまう。

僕は、昔は夢があった、けど今は思いつく夢は無かった、

こうして、僕の卒業式が終わった、次は高校生活の幕開けだった。

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