夢が終わる時

とかくら

文字の大きさ
上 下
7 / 7
見失った未来

最後の挨拶

しおりを挟む
倉吉をじっと見つめながら雪は言った、
「倉吉くん久しぶりだね、」
それに対して倉吉はどうすればいいか分からないそれがにじみ出ていた。

雪ちゃんどうしたんだろ?僕は君に酷いことをしたのに、、
心の中で倉吉は固く逃げたいそう思ってた。
「ねぇ倉吉くん一緒にお昼ご飯食べない?」
倉吉は怖かった何故逢いに来たのか復讐?それだけが頭に浮かんだ
「ごめんね、雪ちゃん僕を復讐するなら存分にしてくれ」
それを聞いた雪は怒った
「何で?復讐なの私は倉吉くんを見捨てた友達なのに、裏切った私こそ倉吉くんに復讐されるべきだよ」そう言い終わった後涙を流した。
なんでだろう、私は昔謝りたかった昔勇気があればもっと守れた私は倉吉くんが優しさで言ったことを誤解してた、友達なのに気づけないなんてそれが悔しかった。

「そんな事ないよ僕が雪ちゃんを守る為とはいえ泣かせたことは事実だ、だから雪ちゃんが謝る必要は無いんだよ、」と倉吉は笑顔で言った!

そう、僕は悪い奴、よく居る正義を語る悪だ、守る為に気づつけるそんなのは意味が無かった、けどそれしか僕には出来なかった。

「倉吉くんありがとう守ってくれてあの意味がわかった時私は後悔した、言葉の意味がやっと分かった時に遅かったのだから本当にごめんね、」泣きながら雪は言った
「僕こそごめんねそしてありがとう」
笑顔で倉吉は答えた

「昔の話をし過ぎると辛いから今は綺麗な山を楽しみましょう」
微笑んで語った
「うんここの山は毒安山て言うらしいよでも
名前の割にはすごい綺麗で落ち着く山だ、」
そして倉吉は深く深呼吸をし言った
「雪ちゃんお昼ご飯にしよう!」

「一緒に食べよう!」そう言って雪は嬉しそうにこちらを見た
「うんじゃあここら辺で食べようかふぅそれにしても疲れた。」
雪ちゃんと、出かけられる日が来るなんて心から思わなかった嬉しかった。
「倉吉くん今日の弁当はね手作りなの最近調理始めたんだ、将来は弁当屋で働くことを夢にしたんだ。」
「じゃあ、弁当屋になれた買っていくよ、」
でも倉吉は気づいた
「雪ちゃん、僕ね居なくなるの夢がないから見つからなかったから明日で終わる」
下を見て落ち込みながらそう述べた
「なんでよ?夢は見つからないの?私のせいで倉吉は悩んでたのに私は、、」雪は落ち込んだ無意識に彼をまた気づつけたことに罪悪感を感じてた、
「雪ちゃんのせいじゃないよ僕はもう満足友達もいるし雪ちゃんにも会えたやり残すことをもうないよ」そう口をかみ締め言ったのだ
「分かった、明日私祭りに行くの良かったら倉吉くんも来てよ最後ぐらい私と遊んでよ。」そう彼女は言った。

そして倉吉は家に着き考えた、あの時行けるよなら待ち合わせ23持とは言ったけどどうしようでも何でせめて雪ちゃんには最後会いたくなかったのにもしかしてマダイがやったのかも。
そして倉吉はマダイに連絡をした
「なぁマダイ?全部お前が仕込んだんだろ?」焦りながら言った。
「なんか悪いか?確かに黙ってことは悪かったけどこうでもしないとお前は消えちまうんだぞ?」そう彼は勢いよく言った
「何で、何で僕にそんな関わるの?僕は悪い奴だよだからもう二度と関わるの辞めてよ、」と強く言った彼の胸は苦しかった
「あのな、確かに倉吉は悪いやつかもしれないけどな、守るためにやった事は事実じゃないのか?お前は守ろうとしたから自分は悪者にしたんだろ?」
そし倉吉は泣きながらこう言った
「けど、結局守れなかった救えなかった僕はただのクズだよ」
マダイは強く携帯は握りしめ言った
「巫山戯るな、雪ちゃんはなんの為にこれは手伝ってるお前を救うためだろ、なのにお前がその気持ちに答えないでどうするだよ、」
「でも、」
「でもがどうした?  
文句あるのか? お前は良い奴だけどな少しは周りを見てみろお前が消えていいと思うやつは居るかもしれないけどな、お前がいて欲しいていう人はそれと同じぐらいいるんだぜ、」
「そうだよね分かった、明日最後祭りで楽しんで僕は居なくなる、もし叶うならまだこの世界に居たい」そう強く彼は願った。

「それじゃ明日楽しんでこいよ、お前が消えて困るのはお前だけじゃない皆もだ。」
と少し笑顔で言った。

これで、問題は解決するといいけどあとはあいつがどれだけ気持ちがあるか無いかで決まるんや問題児はあとで始末取り敢えず、最後成功を祈っとる!

そしてマダイは心でこう呟いた[夢は終わる直ぐにけどまた夢はかがやくのやな]
















しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...