魔術探偵 源 隼人の不思議な依頼

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エピソード1:魔術探偵「源 隼人」誕生

13話 決意

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「今後どうでするんですか?茜さん」

「こうなったら、すぐにらやないと面倒な事になる。あの小娘はいるか?」

小娘?ああ、真冬さんのことか。

「ああ、丁度、事務所に来ているよ。それに、すまんが、魔術のことを多少話したぞ。」

「それは、丁度よかった。彼女に伝えて欲しかったことがあるんだ。『 余計なことをしてくれてどうもありがとう。』ってな」

「言えるか!そんなこと!」

「まあいい。今から拓真とそっちにいく。お前も準備だけはしとけ!」

「準備って何をすれば・・・くそぉ切りやがった」

携帯電話をポケットにしまうと少し怯えた様子で真冬が見ていた。

しまった。少し怖がらせてしまったみたいだ。

「す、すみません。どうやら母がでたらめなことを言ってるみたいなんです。先程、母がインタビューに受けてました。」

「い、いえ。大丈夫です。お母さんにとっても、早く助けましょう」

気まずくなってしまった。どうしたらよいか。
このままだと、真冬と茜さんが張り合わせして、余計面倒な事になりそうだ。流石にそれは避けたい。
「え~と。もう少したら、魔術に詳しい人たちが来るから」

「では、私はお邪魔だと思うので、帰らせてもらいます。」

よかった。真冬さんありがとう。

「すみません。進展したらお伝えしますので」

「わかりました。それでは失礼します。」

「その必要はない。小娘も協力して貰うぞ。」

ガチャリと急に事務所の扉が開き、最悪のタイミングで茜さん達がやって来た。

「え~と。この人は?」

「ふん。あの探偵さんから聞いていないのか?」

「ではこの人が、晴輝が使った魔術に詳しい人。」

「ったく。茜さん。決行は明日ってことになったじゃないですか。アリバイ作るの大変だったっすよ。寝かしてくれませんか?」

そう言って、拓真が、眠たそうに事務所に入ってきた。

「緊急事態になったんだ。ここのアホな娘さんが警察に頼んだせいで大騒ぎなってしまったんだ。てか、さっき説明したろ。」

「す、すみません。」

とっさに真冬が謝ってしまってるが、これはしょうがないことだと思う。

「で、どうするんですか。」

「それは簡単なことだ。そこの小娘に警察を引き留めてほしいのだ」

「引き留めるって、なぜ?」

「お前は、どこで助けると思ってるだ。現場に行かないとできんだろ」

「そうだったんだ」

よく考えれはそうだった。ここから異次元に行っても場所が違うなら、見つかる確率も少ないだろう。

「わかりました。私やります。」

真冬の決意が何故か、俺の心に刺さってしまった。それは、思っていた真冬よりも、勇敢でたくましかったからだ。
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