僕の右腕

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僕の右腕

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僕には生まれつきみんなとは違い、「」がない。
それを見た、誰かのお母さんは
「不便だけど頑張って!」
だとか
「困ったら手伝うからね」
と言ってくるが、そもそも不便だとは、思っていないし、できれば一人で出来るなら一人でやりたい。
そして、まだこう言ってくれる人はまだいい方で、僕の知らない所で悪口や僕を怖がって話してくれない人もいる。

ある日、保育園で、友達と一緒に遊んでいるとき、うっかり遊具を壊してしまった。
前に、別の子が、同じように遊具を壊したことがあっった、その時先生に怒られる所を見ていたため、僕ら怒られると思っていた。だから隠そうとしたが、すぐにばれてしまった。
そして、壊した友達たちは怒られていたが、しかし僕だけ、
「こうなるまで気づかなくて、ごめんね」
と言ってどこかえ行ってしまった。
僕はこの「右腕がない」ことが他の人と同じように接してくれないため、嫌いだった。

何で、確かに腕が半分ないけど、それでも皆と同じように話せるのに、僕も悪いことをしてしまったのに。

また、ある日。
先生が僕の元に来て、
「困っているなら手伝うから言って欲しかったな。」
と言ってきた。
なんのことだか最初は分からなかった。
でもどうやら僕は誰かの悪さを押し付けられたみたいだった。
確かにそうだ。
僕のせいにすれば罪が免れるのだから、本人たちは怒られ無い。
でも僕はやっていないのに押し付けられるのは嫌だ。

「やったのぼくじゃないよ。それに、ぼくもわるいことをしたらちゃんと、おこってをほしいな、そうしないとぼくのせいにされるから。」
「そうね、気をつけるね」

それから僕はみんなと同じように生活をおくっている。

、でもそれは見た目だけで、本当はだけなのかもしれない。


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