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二人の出会い
幸せな時間
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「飲み会?」
私、立花あいりは三ヶ月前に交際を始めた七歳年上の彼氏、村上渡とカフェデートに来ていた。
「そう。俺の親友があいりに会わせろってうるさいんだよね」
ストローでアイスコーヒーをかき混ぜながら言った。カラカラと氷どうしがぶつかり合う。
「それはいいですけど…どうして私に会いたいって言ってるんですか?」
深みのあるチョコレートでコーティングされたザッハトルテを金のフォークで切って食べる。
「それは…俺が美人の彼女が出来たって自慢したからだと思うよ」
渡さんの言うとおり、私はかなり美人だ。生まれてこのかた「かわいい」「美人」としか形容されたことがない。両親ともに顔がいいから当たり前なんだけどね。それに加えてダイエットも頑張ったし、モデルのスカウトも何回もされた。特に好きなのは二重の目かな。
「そうなんですか?ありがとうございます」
なんでもない人に「かわいい」って褒められても嬉しくないけど渡さんに褒められるのはすごく嬉しい。
「一週間後に安藤屋でいい?」
「もちろん。最近行っていなかったしいいですよ」
「分かった。あいつにも伝えておくね」
私、立花あいりは三ヶ月前に交際を始めた七歳年上の彼氏、村上渡とカフェデートに来ていた。
「そう。俺の親友があいりに会わせろってうるさいんだよね」
ストローでアイスコーヒーをかき混ぜながら言った。カラカラと氷どうしがぶつかり合う。
「それはいいですけど…どうして私に会いたいって言ってるんですか?」
深みのあるチョコレートでコーティングされたザッハトルテを金のフォークで切って食べる。
「それは…俺が美人の彼女が出来たって自慢したからだと思うよ」
渡さんの言うとおり、私はかなり美人だ。生まれてこのかた「かわいい」「美人」としか形容されたことがない。両親ともに顔がいいから当たり前なんだけどね。それに加えてダイエットも頑張ったし、モデルのスカウトも何回もされた。特に好きなのは二重の目かな。
「そうなんですか?ありがとうございます」
なんでもない人に「かわいい」って褒められても嬉しくないけど渡さんに褒められるのはすごく嬉しい。
「一週間後に安藤屋でいい?」
「もちろん。最近行っていなかったしいいですよ」
「分かった。あいつにも伝えておくね」
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