転生した俺が神様になるまで

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学園編~1年~

22話 委員会決め

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「そうだ、委員会を決めよう。」

「は?」

何言ってんのこの先生。
まだ、入って一月ぐらいしか経ってないのに。

「と言うわけで委員会を決めることにした。」

先生が髪をなびかせながら言う。

「なんで今なんですか」

「思い出した。いつも通りなら(授業めんどくさいから)この時間は自習なんだが、委員会を決めないといけないのを思い出したからな。」

そんな雑でいいの?

「仕事なめんな!」

感高い声コアー(ビッチ)が叫ぶ。

「うおっ。なんだ?」

「そんな適当に仕事するだけで給料貰えると思ってんのか!?この給料泥棒が!」

「ガキンチョが何を生意気な!毎日毎日残業残業、魔法を教えるだけで楽だと思ったら大間違いだ!それなのに適当にしてるだって?ちょっと表出ろ!」

逆ギレ・・・

「先生ちょっと大人げないですよ・・・」

「うるさーい!大人げなくて何が悪い!?ちょっとサボって何が悪い!?」

おい。

ていうかサボってるっていう自覚あったんだ・・・。

そのままビッチとアン(先生)の口喧嘩は10分以上続いた・・・

★★★★★★

「~~~~~!」

「~~~~~!」

「もうやめろぉー!」

「「何!?」」

「何じゃねーよ!しょーもないことで10分以上ケンカしてんじゃねえ!」

「「うるさいわ!」」

「うるさいのは、お前らだ!【ウォータァーああああ!】」

「きゃっ。」「【ロック!】」

ちっ、防がれた。

「なら、【ファイア!】」

「【~~~!】」

「【~~~!】」

その生徒と教師のいざこざは10分以上続いた・・・

★★★★★★

「はぁ、はぁ、はぁー。」

「はぁ、はぁ、はぁ、疲れた・・・」

「・・・あんた結構人のこと言えないわよ。」

「「・・・すいません。」」

★★★★★★

「気を取り直して、じゃんじゃん委員を決めて行こー!誰が何やりたいの?」

このクラスの皆がこの時思った。
「気を変にさせたのは先生たちのせいですけどね・・・」
と。
しかし、彼らは賢い。決して声には出さず、喉元まででかかった言葉を心の底にそっとしまう。

「私、生き物委員やりたい!」

「よーしまず1人決まりー。さーて、次は誰だ?」

「僕は保健委員!」
「私、放送委員!」

ん?

なんか、勝手に続々と決まっていくのだが・・・

「先生!あの、委員会って・・・」「図書委員!」

また、重ねられた・・・。

「そう、私は図書委員に立候補するわ!」

「よーし、元気がいいね。はい、次は誰?」

「えっと、その、先生?聞いてますか?」

「・・・」

この野郎!

「あれ?」

もうなんかみんな決まってるっぽいんだけど。

「さて、テルは何にするの?」

「何言ってんの。俺がいつ委員会に入ると言ったんだ?」

「あなたこそ何言ってるの?Sクラスの生徒は全員委員会に入るっていう、決まりがあるのよ。そんなことも知らないの?」

は?何だそれ。

「ふざけんなよ。お前!何でSクラスってだけでそんなめんどくさいことしないといけないんだ!誰が決めた:誰が!」

「学校の決まりだけど・・・」

「学校の決まりは誰が決めタァ!」

「初代学園長が・・・」

「ふざけるなぁ!何だそのふざけたルールはぁ!」

「ごちゃごちゃ言ってねえでさっさと決めろ!」

この人・・・時々口悪いなぁ。

「じゃあ、図書委員で。」

「よし、全員決まったな。はいこれで今日の授業はもう終わり!さよなら!」

「「「「「さようならー。」」」」」

こうして1年Sクラスの委員会決めは終わった・・・
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