異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~

結城 朱煉

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一般常識を学ぼう

キャベナとは

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「さて、本命のキャベナだけど…」
「これは…キャベツって言うよりも…」

2人はキャベナの採集場に着いて、その光景に驚いた
まぁ、まずキャベナのなっている状況もそうだが
予想している物とは違う物だったのだ

「コレ、白菜じゃん!!!!」
「つーか、何で木からはえてんだよ!!!」

ツッコミが2連発で入ったが、それに共感してくれるのは
今ツッコミを入れた2人だけだろう
他の人からは「何言ってんだコイツ」的な視線で見られる事間違い無しだ
もう人が動き出してから結構な時間が経っている
人に目撃される危険性もあるのだが…
まぁ、2人がツッコミを入れたくなる気持ちは分からないものでもない
予想している遥か、斜め右上の事が発生したのだから

「何で、キャベナって名前なんだよ…」
「それは、発見した人か…そもそも女神様によって決められてたか…じゃない?」

キョウヤの疑問に、ユウキが答える
この世界の食べ物の名前…肉系はその動物の名前に依存しているが
野菜などの物を見ると、形状は明らかに、あちらと同じなのに
名前だけが微妙に違ったり、採集場所は大分違う
と、共通点と壮大な相違点がある

「普通、キャベツだと思うだろ…何でお前だけ白菜なんだよ
今までの方向全無視なんだよ!」
「まぁ、見て回ったのは、僕らが決めた順番だし…
このキャベナは元々コレだったんだからね…仕方ないよ」
「はぁ…そうだけどな…」

ユウキにもっともな事を言われ、黙るしかないキョウヤ
それでも文句があるという表情でキャベナを見つめる
キャベナからすると、とんだとばっちりである事は確実なのだが…

「とりあえず、鑑定」

◇キャベナ◇
葉が折り重なって出来た塊のようなもの
煮ると美味しくなる

「…鑑定の結果も白菜と同じような物って感じだね」
「まぁ、別に白菜でも良いけどよ…野菜だし」

野菜であれば何でもいい…という感じで言うキョウヤ
野菜が食べれたら、満足なのだ

「んじゃ、採集するか」

ユウキがそう言うと、それぞれキャベナを採集し始める

(この世界で、焼くか生をはさむか…の2つしか見てないから
煮込み料理があるっていうのが意外だなぁ)

それは、ユウキの勝手な偏見なのだが、訂正出来る人は誰もいない
この世界の料理を2回しか食べていないのだから、仕方がないのだが…
探せば煮込み料理を出す店はいくらでもあるのだが
この世界の料理に興味がないのだろう…食べ物の店に近寄ってすらいないのだから
完全なる情報不足である
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