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紫電の王《バイオレットブリッツ》
紫電の王《バイオレットブリッツ》16
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「それは一体どういうつもりだ?」
と、丁度アタシの背後上の死角の位置から怪訝そうな声でベルゼはそう言ってきた。
アタシは廃工場を支えている鉄柱の一つに寄りかかりながらグングニルを構えていた。それはベルゼが移動手段として使っていたものだ。そして、アタシは少し俯いて、敵がいることなど構わずに両目を閉じた。
「ふぅぅぅぅ……」
ゆっくりと息を吐く。
余計な雑念を捨て。
聴覚のみに意識を集中させる。
「ほぉ…?なるほどなるほど……」
アタシの行動にベルゼが好奇の声を上げる。
どうやら、アタシが何をしようとしているか気づいたらしい。
「背後を柱でカバーすることで攻撃の的を絞らせ、俺様に一発入れるってところか?良い作戦ではあるが、一つ大事なことを忘れてるぜ?」
ご丁寧にそう言ったベルゼが、両手に装備した鉤爪同士を擦り合わるキーンッ!キーンッ!という耳を劈く金属音が廃工場に響く。
「お嬢ちゃんのパワーとスピードは俺よりも断然劣っている。仮に予測できたとしても、俺様の攻撃は防ぎきれないぜ?」
不気味に笑いながらそう言ったベルゼの言葉をアタシは無視した。
集中しきった聴覚はその声をハッキリと拾ってはいたが、それを無駄な情報と脳が即座に判断してシャットアウトした。いま聞き取らなければならないのはベルゼの攻撃してくる方向だけだ。それ以外の廃工場の窓ガラスが風で軋む音や、塵や埃が地面から舞う音、近くを飛んでいた小虫の音や、廃工場の外で鳴く獣の声や、広場の草木が揺れる音、それら全てをシャットアウトした。
「だんまりかい…まあ、そのチンケな作戦でせいぜい止めて見せなッ!!」
そう言い放ったベルゼが再び跳躍を開始し、廃工場全体をバネの様に駆け回る。
さっきまでの音とプラスして、近くの廃材が飛び散ったりする音や、壁や床や天井を蹴る音、またそれらを鉤爪が切り裂く音、不気味な笑い声が四方八方から聞こえてくる。それらは近くで聞こえたり遠くで聞こえたりと出鱈目で規則性は皆無であった。
だが、アタシの聴覚は何となくベルゼの攻撃リズムを読み取っていた。
それは聴覚だけでなく、直感も混じっていたかもしれない。いくつもの戦闘で培ってきたアタシのカンが聴覚で聞き取った情報と合わさってベルゼの攻撃してくる呼吸やタイミングのようなものが読み取れたような気がした。
集中しきっていたせいで、何分、何秒アタシはそうしていたかは分からない。もしかしたら何時間も経っているのかもしれない。そんな感覚の中、攻撃のリズムを読み取ったアタシは
くるッ!!
両目を見開き、ベルゼが攻撃してきた方向をブルーサファイアの瞳で睨んだ。
アタシの丁度真上の位置、ベルゼはアタシが背にしていた鉄柱の真上、天井の金属屋根を利用して真下に向かって突進している最中だった。
「ッ!?」
ベルゼは驚愕の表情でこちらを見ていた。
さっき言っていたスピードとパワーは確かにベルゼに比べてアタシの方が劣っていたが、この距離ならば問題ない。アタシの持つグングニルの片槍70㎝が届いてベルゼの持つ鉤爪の刃40㎝が届かないこの距離。アタシの攻撃範囲内でありながらベルゼの攻撃範囲から外れているこの約30㎝という距離では関係ない。
アタシは頭上に迫ってきたベルゼに向けてグングニルを空中に突き出した。
ベルゼが鉤爪を突き出しても30㎝の距離でアタシの刃が先に到達する。
銃弾だったら鉤爪で弾けば着弾を免れることができたかもしれないが、槍による突きを正面から防ぐのはなかなか至難の業だ。躱すことはできなくもないが、それは地上にいればの話しだ。空中では躱すこともほぼ不可能だ。仮にベルゼが片方の鉤爪で内か外にグングニルを払い、もう片方の鉤爪で攻撃するという手段もあったが、どちらにアタシのグングニルを払ったとしても、その時は素早く弾かれた側の反対側の刃に切り替えてベルゼを切り裂くのみ。
アタシの突き出した刃が少しずつベルゼに向かって距離を縮めていく。
30㎝、20㎝、10㎝
だが、ベルゼはそれを避けようとも鉤爪でグングニルを弾こうとしなかった。
諦めたの?
と、一瞬だけアタシは思ったが。だが
「へッ…!」
同時にベルゼの顔が驚愕からさっきの不気味な笑みへと変わっていくのをアタシは見逃さなかった。
ベルゼはギリギリまでアタシの攻撃を引き付け、刃が身体に当たる瞬間、アタシの背にあった鉄柱に片手を伸ばした。
「ッ!?」
今度はアタシが驚愕した表情になった。タンッと軽快な音を立てながらベルゼは鉄柱から弾かれたように身体を空中で回転させ、アタシの攻撃を躱しながら着地したのだ。
直線的な攻撃をギリギリのところで人間の力ではありえない無茶苦茶な方向転換をしながらの回避、さらに驚いたのは、アタシに向かって落下してきたその運動エネルギーを、鉄柱に触れた瞬間ブレーキでもかかったかのようにそれを無にしてしまったのだ。
「紫電の瞳」を完璧に使いこなした三次元の攻撃。
それを前に、アタシの必殺の一撃はベルゼの着ていた髑髏の入った赤いTシャツと薄皮一枚を切り裂いただけで躱されてしまった。
「終わりだ…楽しかったぜ、お嬢ちゃんッ!!」
胸から軽く血を流しながらベルゼはそう言って両手を広げてアタシに切りかかる。
その紫の瞳が不気味な笑みと合わせてにんまりと細められ、口は大きく吊り上がった状態で一歩こちらに踏み出した瞬間、その異変にベルゼは気づいた。
なぜか突き上げていたはずのグングニルはいつの間にかアタシの胸元に収まっており、待ってましたとばかりに無防備だったはずのアタシの身体が自分に正対して迎撃態勢に入っていたことに。
「な、なにッ!?」
ベルゼはさっきの作った表情でない、本気で驚愕した表情を浮かべながら、勢いに乗せて振るってしまった両腕の鉤爪を引っ込めることができずにそのままアタシに向かって振るってしまっていた。
本当だったらアタシは最初の一撃で全てを決めるつもりだったのだが、ベルゼのその超人的身体能力とフォルテと同じ系統の魔眼を持つということで、躱されることを視野に入れてアタシは攻撃していた。そして見事にベルゼはアタシの攻撃を躱し、自分が有利だと油断したところに付け込んだのだ。
そのベルゼが初めて見せた隙をアタシは見逃さない。
「はぁッ!!」
アタシは自分の胸元でグングニルを半分に分離させて両手で逆手方向に刃を持つ。グングニルの刃をベルゼの鉤爪の刃同士の間に滑り込ませていき、クイッと両腕を外側に捻ることで
「なッ!?」
ベルゼの両腕も外側へと捻られていく。
そのままアタシは身体ごと突進してベルゼを地面に押し倒した。
「がはッ!!」
両手をふさがれて受け身を取れずに地面に叩き伏せられたベルゼは、背中の衝撃に思わず声を上げる。
「ッ!!」
突進したアタシは刃でベルゼの両腕を抑え込んだまま、腹の上に跨ってマウントをとる。
「これで、終わりよッ!!」
アタシはそう叫びながら、両腕両足がふさがっていたので、自分の額をベルゼの額に思いっきり頭突きするように押し当てた。その勢いでアタシの金髪のポニーテールが肩からズレ落ちてベルゼの頬の辺りに垂れ、互いの汗で額が若干滑った。ベルゼの髪に乗っていたティアドロップサングラスが頭上の辺りの地面に外れて落ちた。そして…
ザァン!!!!
廃工場内に復旧させていた電気とは違う光が窓の外に零れた。
アタシは身体から白い光を発しながら「神の加護」雷神トールの力を借りて発生させた電撃をベルゼにくらわせた。
さっき目を閉じて集中していた時に体内にためていた電撃を一気に放出したことで、その威力は普通の一般人がくらえば死ぬレベルのものだったが
ベルゼはタフそうだし大丈夫よね?
目を閉じたまま動かなくなったベルゼを覗き込んでアタシはそう思うのだった。
と、丁度アタシの背後上の死角の位置から怪訝そうな声でベルゼはそう言ってきた。
アタシは廃工場を支えている鉄柱の一つに寄りかかりながらグングニルを構えていた。それはベルゼが移動手段として使っていたものだ。そして、アタシは少し俯いて、敵がいることなど構わずに両目を閉じた。
「ふぅぅぅぅ……」
ゆっくりと息を吐く。
余計な雑念を捨て。
聴覚のみに意識を集中させる。
「ほぉ…?なるほどなるほど……」
アタシの行動にベルゼが好奇の声を上げる。
どうやら、アタシが何をしようとしているか気づいたらしい。
「背後を柱でカバーすることで攻撃の的を絞らせ、俺様に一発入れるってところか?良い作戦ではあるが、一つ大事なことを忘れてるぜ?」
ご丁寧にそう言ったベルゼが、両手に装備した鉤爪同士を擦り合わるキーンッ!キーンッ!という耳を劈く金属音が廃工場に響く。
「お嬢ちゃんのパワーとスピードは俺よりも断然劣っている。仮に予測できたとしても、俺様の攻撃は防ぎきれないぜ?」
不気味に笑いながらそう言ったベルゼの言葉をアタシは無視した。
集中しきった聴覚はその声をハッキリと拾ってはいたが、それを無駄な情報と脳が即座に判断してシャットアウトした。いま聞き取らなければならないのはベルゼの攻撃してくる方向だけだ。それ以外の廃工場の窓ガラスが風で軋む音や、塵や埃が地面から舞う音、近くを飛んでいた小虫の音や、廃工場の外で鳴く獣の声や、広場の草木が揺れる音、それら全てをシャットアウトした。
「だんまりかい…まあ、そのチンケな作戦でせいぜい止めて見せなッ!!」
そう言い放ったベルゼが再び跳躍を開始し、廃工場全体をバネの様に駆け回る。
さっきまでの音とプラスして、近くの廃材が飛び散ったりする音や、壁や床や天井を蹴る音、またそれらを鉤爪が切り裂く音、不気味な笑い声が四方八方から聞こえてくる。それらは近くで聞こえたり遠くで聞こえたりと出鱈目で規則性は皆無であった。
だが、アタシの聴覚は何となくベルゼの攻撃リズムを読み取っていた。
それは聴覚だけでなく、直感も混じっていたかもしれない。いくつもの戦闘で培ってきたアタシのカンが聴覚で聞き取った情報と合わさってベルゼの攻撃してくる呼吸やタイミングのようなものが読み取れたような気がした。
集中しきっていたせいで、何分、何秒アタシはそうしていたかは分からない。もしかしたら何時間も経っているのかもしれない。そんな感覚の中、攻撃のリズムを読み取ったアタシは
くるッ!!
両目を見開き、ベルゼが攻撃してきた方向をブルーサファイアの瞳で睨んだ。
アタシの丁度真上の位置、ベルゼはアタシが背にしていた鉄柱の真上、天井の金属屋根を利用して真下に向かって突進している最中だった。
「ッ!?」
ベルゼは驚愕の表情でこちらを見ていた。
さっき言っていたスピードとパワーは確かにベルゼに比べてアタシの方が劣っていたが、この距離ならば問題ない。アタシの持つグングニルの片槍70㎝が届いてベルゼの持つ鉤爪の刃40㎝が届かないこの距離。アタシの攻撃範囲内でありながらベルゼの攻撃範囲から外れているこの約30㎝という距離では関係ない。
アタシは頭上に迫ってきたベルゼに向けてグングニルを空中に突き出した。
ベルゼが鉤爪を突き出しても30㎝の距離でアタシの刃が先に到達する。
銃弾だったら鉤爪で弾けば着弾を免れることができたかもしれないが、槍による突きを正面から防ぐのはなかなか至難の業だ。躱すことはできなくもないが、それは地上にいればの話しだ。空中では躱すこともほぼ不可能だ。仮にベルゼが片方の鉤爪で内か外にグングニルを払い、もう片方の鉤爪で攻撃するという手段もあったが、どちらにアタシのグングニルを払ったとしても、その時は素早く弾かれた側の反対側の刃に切り替えてベルゼを切り裂くのみ。
アタシの突き出した刃が少しずつベルゼに向かって距離を縮めていく。
30㎝、20㎝、10㎝
だが、ベルゼはそれを避けようとも鉤爪でグングニルを弾こうとしなかった。
諦めたの?
と、一瞬だけアタシは思ったが。だが
「へッ…!」
同時にベルゼの顔が驚愕からさっきの不気味な笑みへと変わっていくのをアタシは見逃さなかった。
ベルゼはギリギリまでアタシの攻撃を引き付け、刃が身体に当たる瞬間、アタシの背にあった鉄柱に片手を伸ばした。
「ッ!?」
今度はアタシが驚愕した表情になった。タンッと軽快な音を立てながらベルゼは鉄柱から弾かれたように身体を空中で回転させ、アタシの攻撃を躱しながら着地したのだ。
直線的な攻撃をギリギリのところで人間の力ではありえない無茶苦茶な方向転換をしながらの回避、さらに驚いたのは、アタシに向かって落下してきたその運動エネルギーを、鉄柱に触れた瞬間ブレーキでもかかったかのようにそれを無にしてしまったのだ。
「紫電の瞳」を完璧に使いこなした三次元の攻撃。
それを前に、アタシの必殺の一撃はベルゼの着ていた髑髏の入った赤いTシャツと薄皮一枚を切り裂いただけで躱されてしまった。
「終わりだ…楽しかったぜ、お嬢ちゃんッ!!」
胸から軽く血を流しながらベルゼはそう言って両手を広げてアタシに切りかかる。
その紫の瞳が不気味な笑みと合わせてにんまりと細められ、口は大きく吊り上がった状態で一歩こちらに踏み出した瞬間、その異変にベルゼは気づいた。
なぜか突き上げていたはずのグングニルはいつの間にかアタシの胸元に収まっており、待ってましたとばかりに無防備だったはずのアタシの身体が自分に正対して迎撃態勢に入っていたことに。
「な、なにッ!?」
ベルゼはさっきの作った表情でない、本気で驚愕した表情を浮かべながら、勢いに乗せて振るってしまった両腕の鉤爪を引っ込めることができずにそのままアタシに向かって振るってしまっていた。
本当だったらアタシは最初の一撃で全てを決めるつもりだったのだが、ベルゼのその超人的身体能力とフォルテと同じ系統の魔眼を持つということで、躱されることを視野に入れてアタシは攻撃していた。そして見事にベルゼはアタシの攻撃を躱し、自分が有利だと油断したところに付け込んだのだ。
そのベルゼが初めて見せた隙をアタシは見逃さない。
「はぁッ!!」
アタシは自分の胸元でグングニルを半分に分離させて両手で逆手方向に刃を持つ。グングニルの刃をベルゼの鉤爪の刃同士の間に滑り込ませていき、クイッと両腕を外側に捻ることで
「なッ!?」
ベルゼの両腕も外側へと捻られていく。
そのままアタシは身体ごと突進してベルゼを地面に押し倒した。
「がはッ!!」
両手をふさがれて受け身を取れずに地面に叩き伏せられたベルゼは、背中の衝撃に思わず声を上げる。
「ッ!!」
突進したアタシは刃でベルゼの両腕を抑え込んだまま、腹の上に跨ってマウントをとる。
「これで、終わりよッ!!」
アタシはそう叫びながら、両腕両足がふさがっていたので、自分の額をベルゼの額に思いっきり頭突きするように押し当てた。その勢いでアタシの金髪のポニーテールが肩からズレ落ちてベルゼの頬の辺りに垂れ、互いの汗で額が若干滑った。ベルゼの髪に乗っていたティアドロップサングラスが頭上の辺りの地面に外れて落ちた。そして…
ザァン!!!!
廃工場内に復旧させていた電気とは違う光が窓の外に零れた。
アタシは身体から白い光を発しながら「神の加護」雷神トールの力を借りて発生させた電撃をベルゼにくらわせた。
さっき目を閉じて集中していた時に体内にためていた電撃を一気に放出したことで、その威力は普通の一般人がくらえば死ぬレベルのものだったが
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