145 / 361
赤き羽毛の復讐者《スリーピングスナイパー》
暁に染まる巨人《ダイド イン ザ ダウン》6
しおりを挟む
地下は別世界になっていた。
地上が飛散したオイルと加工熱に覆われていたのに対し、地下は時間間隔が分からない防塵室のような、全体的に白を基調とした通路や部屋が広がっていた。
「まさか入り口にエレベーターがあったとはな……」
地上と違い廃材のような身を隠せるものは皆無なので、通路の角から野戦服姿の男を追いつつ、俺は小さく呟いた。
FBIの副所長を取ッ捕まえて居場所を聞き出すことや、ロナとの人質交換も考えたが……奴がどれほどこの工場で優遇されているか分からない。下手に騒ぎを起こすのは得策ではないと判断したうえで、野戦服姿の男を追っていくと……工場のエントランス付近に地下に降りる階段とエレベーターが設置されていた。正面から来た人には分かりやすい作りではあるが、少々マニアックな方法で工場に入った俺達にとっては一番気づきにくい位置だった。
セキュリティー面が心配だったが、辺鄙な田舎で侵入者も少ないおかげか、エリアセンサーや指紋装置。騙すがかなり面倒な体内魔力を計測する、魔力認証システムといった装置は特になく、あるのは地上と同じ監視カメラくらいで侵入するのは容易だった。
「あの男、何処まで行くのかしら……」
隣にいたセイナが眼光を鋭くした先……学校の教室程度のサイズに区切られた研究室には気にも留めず、スタスタと通路の奥へと進んでいく野戦服姿の男。
防塵室と言っても、特にエアシャワーや白衣などを着る必要もないのか、作業している人物は皆、地上と同じ野戦服姿。ただ、やっていることは製鉄のような力仕事ではなく、何かを調合したりデータをまとめたりと、インテリ系のことが多かった。直接PCを見れないので、一体何のデータを取っているのかは分からなかったが……
「さあな……地上の製品とは別に、何かを取りに行くとは言っていたが……この奥に一体何が……」
と、男が通路の最深部の扉の前で半身になった。どうやら、部屋から出てきた研究員の男とすれ違ったらしい。それ自体は特に問題なかったが、その研究員の男がこっちに向かって歩いてくる。
このままここにいるとバレてしまうが、無理に捕まえて気絶させなくとも、一旦下がることや、セイナが持ってきたロナのICコートで一人だけやり過ごすこともできる。どうするか……
「おっ?」
考えるように視線を上に向けた先に、簡易な入り口の排気ダクトを発見した。地下で換気ができないために設置されているものだろうそれは、俺の見立てでは各部屋へと繋がっている作りになっていた。
「セイナ、こっちだ」
そう言って背伸びした俺が、排気ダクトの入り口についていた鉄サッシ外そうとしたが、微妙に届かない。
「ちょっと屈んで」
それを見たセイナが俺の肩をバシバシ叩くので、言われた通りに中腰になると────ゲシッ!!両肩に衝撃が走った。
「ぐへぇッ……!」
間抜けな声を漏らす俺が、その衝撃にグッと堪える。
なにが起こったのか一瞬理解できなかったが、両肩から生えたコンバットブーツですぐに何が起こったのかを察した。
身長の低いセイナが、屈んだ俺を踏み台にして、入り口の鉄サッシに手を掛けていた。要は組体操の肩乗せ状態。
確かに手っ取り早いかもしれないが、やるなら前もって言ってくれよ……
不満げに顔を上げて、作業の進捗具合を確かめようとした俺の目の前を、ひらひらしたものが舞っていた。ジープで着替えて綺麗になっていた、折り目正しい黒いプリーツスカートの裏側……男なら誰もが一度憧れたであろうそのアングルの先には……きめ細かな白い肌を際立たせる、シワ一つない薄ピンクのシースルーランジェリー。鼠径部や局部の凹凸のラインを型取るようにそれは、隠している部分の寸分違わぬ正確な形を表してしまっていた……
ゲシッ!!
突然セイナからの鋭い踵ストンピングが、俺の右眼に突き刺さった。もう一度言うぞ?右眼に突き刺さった。
「セ、セイナさーん……右足の位置おかしくないですか?」
眼球を陥没させる勢いで煙草の火を消すかの如く、ぐりぐりと踵をねじ込んでくるセイナ。いやいやもう片方の眼も失明しちゃうぞ?
「アンタこういう時、無防備なアタシに絶対何かしてくるじゃない?そのための処置よ、日ごろの自分の行いが悪かったって我慢しなさい」
いや、処置のレベル越えてるよねこれ?残った眼を失明させるなんてもはや処置じゃなくて罰の領域だよね?あれ、俺の考え方がおかしいのかな……?
真面目に悩んでいると、鉄サッシを開けたセイナが俺を飛び台にぴょーんと跳躍。悠々と排気ダクトに足を掛けて入り込み、振り返ってから俺の方に手を伸ばした。
俺はその手を取りつつ排気ダクトに入り、鉄サッシを閉じる。
埃っぽい排気ダクト内を、セイナのよちよち歩きについて行く俺。思っていたよりも中は広く頑丈な作りで、四つん這いで人が通れるくらいにはスペースが確保されてあった。ただし、通路と違って照明がない分かなり暗く、最初マジで右眼が見えなくなったのかと錯覚したが、排気ダクトの外から差し込んできた部屋の光が見えて、そうではないことを再確認する。
「痛ッ……」
ゴテンッと衝撃が頭部の先に伝わる。
暗くて気づくのが遅れたが、前にいたセイナが急に立ち止まったせいで、俺はその小ぶりな膨らみのあるプリーツスカートにおでこをぶつけたらしい。ぶつけたらしい……
────ヒェッ……
全身の血の気が一瞬で消え失せ、恐怖と戦慄が同時に走る。
ついさっき、見たことがバレてない状態でストンピングだぞ?触ったとなれば……一体何をされるか分かったもんじゃない……!
今できる限りの最大限の防御態勢を作って身構えたが、セイナからの制裁は何も起こらない……それどころか、俺がぶつかったことにすら、気づいていない感じだった。
「どうした……?」
明らかに様子がおかしいと、心配になった俺が声をかけるが、反応はない。かわりに────
「……う、嘘……なによ、これ……」
譫言のように呟く視線は排気ダクトに差し込んできていた光の外……さっき尾行していた野戦服姿の男が入っていった、通路の一番奥にあった部屋に当たる部分だ。
線状の光が差し込む鉄サッシの隙間から、息を殺した俺も同じように排気ダクト外を見ようと眼を細めると……
「……これは……!?」
外の異様な景色に、驚きを隠せず生唾を飲み込んだ。
部屋の天井角に設置された排気ダクト、そこから見下ろした薄暗いその部屋は、サイズが他の研究室よりも二回りくらい大きな小体育館程度の空間となっていた。驚いたのはなにも部屋のサイズではなく、その中に所狭しと置かれた設備量だ。発酵槽やカラムクロマトグラフィーを思わせる、大小様々な円柱形や円錐形で、素材もガラス、ステンレス鋼、プラスチックなど様々な容器。そこに流し込まれた液体が何かの化学反応によってボコボコと音を立てていた。
全ての容器の隅に描かれた六芒星に「D.H」と書かれたロゴに、俺は苦虫を噛みつぶしたような表情で呟く。
「アメリカの民間魔術兵器会社「Double Hexadram」の製品ってことは、ここは魔術兵器を作っている場所か?それにしたってこんな大規模な設備見たことねーぞ……」
きっとセイナが港区で放った真っ白な魔術弾もここで作られたに違いない。
Double Hexadramとは、2000年以降に設立された武器会社ながら、魔術と科学を併用したハイブリッド兵器に一早く着手し、他の同業者とは比較にならない勢いで成長したアメリカの有名な企業だ。
そのロゴのおかげで、ようやくFBIの副所長とこの工場とのつながりが見えてきた。
そもそも武器密造工場にしては、ここは規模も精度もかなりの高水準であることがずっと気になっていた……理由としては、それを可能にする資金力、技術力、どっちもこのベトナムには無いからだ。その二つをチャップリンが供給する見返りとして、精度の高い武器を密輸……しているのだと思うが、一体何のために……?
さっきのチャップリンの会話から察するに、俺達が小山さんに頼まれた密輸品も奴が関与していたことが伺える。だがどうしてあんな物騒な兵器を、比較的平和な日本に仕入れる必要があるんだ……それに、ヨルムンガンドがここの武器を扱っていることについても、チャップリンがどの程度まで関与しているのか……疑問は増えるばかりだ。
「……ど、どうしてあれが、こんなところに置いてあるのよ……?」
「セイナ……?」
馬鹿なりに必死に頭を働かせていた俺の横で、魔術兵器が作られる様子を呆然と眺めていたセイナ、その驚愕した表情は、俺が規模や設備に対して抱いていたものとは違い、もっと別の何かに驚いているような……まるで、結婚式で用意されたウェディングケーキよりも、それを持ってきたパティシエに驚いているような……そんな感じに近かった。
何かを見つめたまま放心状態の相棒。俺がその訳を聞こうとした時……発したその一言で全て理解した。
「どうして、ここに神器が置いてあるのよ……」
「何だって……!?」
地上が飛散したオイルと加工熱に覆われていたのに対し、地下は時間間隔が分からない防塵室のような、全体的に白を基調とした通路や部屋が広がっていた。
「まさか入り口にエレベーターがあったとはな……」
地上と違い廃材のような身を隠せるものは皆無なので、通路の角から野戦服姿の男を追いつつ、俺は小さく呟いた。
FBIの副所長を取ッ捕まえて居場所を聞き出すことや、ロナとの人質交換も考えたが……奴がどれほどこの工場で優遇されているか分からない。下手に騒ぎを起こすのは得策ではないと判断したうえで、野戦服姿の男を追っていくと……工場のエントランス付近に地下に降りる階段とエレベーターが設置されていた。正面から来た人には分かりやすい作りではあるが、少々マニアックな方法で工場に入った俺達にとっては一番気づきにくい位置だった。
セキュリティー面が心配だったが、辺鄙な田舎で侵入者も少ないおかげか、エリアセンサーや指紋装置。騙すがかなり面倒な体内魔力を計測する、魔力認証システムといった装置は特になく、あるのは地上と同じ監視カメラくらいで侵入するのは容易だった。
「あの男、何処まで行くのかしら……」
隣にいたセイナが眼光を鋭くした先……学校の教室程度のサイズに区切られた研究室には気にも留めず、スタスタと通路の奥へと進んでいく野戦服姿の男。
防塵室と言っても、特にエアシャワーや白衣などを着る必要もないのか、作業している人物は皆、地上と同じ野戦服姿。ただ、やっていることは製鉄のような力仕事ではなく、何かを調合したりデータをまとめたりと、インテリ系のことが多かった。直接PCを見れないので、一体何のデータを取っているのかは分からなかったが……
「さあな……地上の製品とは別に、何かを取りに行くとは言っていたが……この奥に一体何が……」
と、男が通路の最深部の扉の前で半身になった。どうやら、部屋から出てきた研究員の男とすれ違ったらしい。それ自体は特に問題なかったが、その研究員の男がこっちに向かって歩いてくる。
このままここにいるとバレてしまうが、無理に捕まえて気絶させなくとも、一旦下がることや、セイナが持ってきたロナのICコートで一人だけやり過ごすこともできる。どうするか……
「おっ?」
考えるように視線を上に向けた先に、簡易な入り口の排気ダクトを発見した。地下で換気ができないために設置されているものだろうそれは、俺の見立てでは各部屋へと繋がっている作りになっていた。
「セイナ、こっちだ」
そう言って背伸びした俺が、排気ダクトの入り口についていた鉄サッシ外そうとしたが、微妙に届かない。
「ちょっと屈んで」
それを見たセイナが俺の肩をバシバシ叩くので、言われた通りに中腰になると────ゲシッ!!両肩に衝撃が走った。
「ぐへぇッ……!」
間抜けな声を漏らす俺が、その衝撃にグッと堪える。
なにが起こったのか一瞬理解できなかったが、両肩から生えたコンバットブーツですぐに何が起こったのかを察した。
身長の低いセイナが、屈んだ俺を踏み台にして、入り口の鉄サッシに手を掛けていた。要は組体操の肩乗せ状態。
確かに手っ取り早いかもしれないが、やるなら前もって言ってくれよ……
不満げに顔を上げて、作業の進捗具合を確かめようとした俺の目の前を、ひらひらしたものが舞っていた。ジープで着替えて綺麗になっていた、折り目正しい黒いプリーツスカートの裏側……男なら誰もが一度憧れたであろうそのアングルの先には……きめ細かな白い肌を際立たせる、シワ一つない薄ピンクのシースルーランジェリー。鼠径部や局部の凹凸のラインを型取るようにそれは、隠している部分の寸分違わぬ正確な形を表してしまっていた……
ゲシッ!!
突然セイナからの鋭い踵ストンピングが、俺の右眼に突き刺さった。もう一度言うぞ?右眼に突き刺さった。
「セ、セイナさーん……右足の位置おかしくないですか?」
眼球を陥没させる勢いで煙草の火を消すかの如く、ぐりぐりと踵をねじ込んでくるセイナ。いやいやもう片方の眼も失明しちゃうぞ?
「アンタこういう時、無防備なアタシに絶対何かしてくるじゃない?そのための処置よ、日ごろの自分の行いが悪かったって我慢しなさい」
いや、処置のレベル越えてるよねこれ?残った眼を失明させるなんてもはや処置じゃなくて罰の領域だよね?あれ、俺の考え方がおかしいのかな……?
真面目に悩んでいると、鉄サッシを開けたセイナが俺を飛び台にぴょーんと跳躍。悠々と排気ダクトに足を掛けて入り込み、振り返ってから俺の方に手を伸ばした。
俺はその手を取りつつ排気ダクトに入り、鉄サッシを閉じる。
埃っぽい排気ダクト内を、セイナのよちよち歩きについて行く俺。思っていたよりも中は広く頑丈な作りで、四つん這いで人が通れるくらいにはスペースが確保されてあった。ただし、通路と違って照明がない分かなり暗く、最初マジで右眼が見えなくなったのかと錯覚したが、排気ダクトの外から差し込んできた部屋の光が見えて、そうではないことを再確認する。
「痛ッ……」
ゴテンッと衝撃が頭部の先に伝わる。
暗くて気づくのが遅れたが、前にいたセイナが急に立ち止まったせいで、俺はその小ぶりな膨らみのあるプリーツスカートにおでこをぶつけたらしい。ぶつけたらしい……
────ヒェッ……
全身の血の気が一瞬で消え失せ、恐怖と戦慄が同時に走る。
ついさっき、見たことがバレてない状態でストンピングだぞ?触ったとなれば……一体何をされるか分かったもんじゃない……!
今できる限りの最大限の防御態勢を作って身構えたが、セイナからの制裁は何も起こらない……それどころか、俺がぶつかったことにすら、気づいていない感じだった。
「どうした……?」
明らかに様子がおかしいと、心配になった俺が声をかけるが、反応はない。かわりに────
「……う、嘘……なによ、これ……」
譫言のように呟く視線は排気ダクトに差し込んできていた光の外……さっき尾行していた野戦服姿の男が入っていった、通路の一番奥にあった部屋に当たる部分だ。
線状の光が差し込む鉄サッシの隙間から、息を殺した俺も同じように排気ダクト外を見ようと眼を細めると……
「……これは……!?」
外の異様な景色に、驚きを隠せず生唾を飲み込んだ。
部屋の天井角に設置された排気ダクト、そこから見下ろした薄暗いその部屋は、サイズが他の研究室よりも二回りくらい大きな小体育館程度の空間となっていた。驚いたのはなにも部屋のサイズではなく、その中に所狭しと置かれた設備量だ。発酵槽やカラムクロマトグラフィーを思わせる、大小様々な円柱形や円錐形で、素材もガラス、ステンレス鋼、プラスチックなど様々な容器。そこに流し込まれた液体が何かの化学反応によってボコボコと音を立てていた。
全ての容器の隅に描かれた六芒星に「D.H」と書かれたロゴに、俺は苦虫を噛みつぶしたような表情で呟く。
「アメリカの民間魔術兵器会社「Double Hexadram」の製品ってことは、ここは魔術兵器を作っている場所か?それにしたってこんな大規模な設備見たことねーぞ……」
きっとセイナが港区で放った真っ白な魔術弾もここで作られたに違いない。
Double Hexadramとは、2000年以降に設立された武器会社ながら、魔術と科学を併用したハイブリッド兵器に一早く着手し、他の同業者とは比較にならない勢いで成長したアメリカの有名な企業だ。
そのロゴのおかげで、ようやくFBIの副所長とこの工場とのつながりが見えてきた。
そもそも武器密造工場にしては、ここは規模も精度もかなりの高水準であることがずっと気になっていた……理由としては、それを可能にする資金力、技術力、どっちもこのベトナムには無いからだ。その二つをチャップリンが供給する見返りとして、精度の高い武器を密輸……しているのだと思うが、一体何のために……?
さっきのチャップリンの会話から察するに、俺達が小山さんに頼まれた密輸品も奴が関与していたことが伺える。だがどうしてあんな物騒な兵器を、比較的平和な日本に仕入れる必要があるんだ……それに、ヨルムンガンドがここの武器を扱っていることについても、チャップリンがどの程度まで関与しているのか……疑問は増えるばかりだ。
「……ど、どうしてあれが、こんなところに置いてあるのよ……?」
「セイナ……?」
馬鹿なりに必死に頭を働かせていた俺の横で、魔術兵器が作られる様子を呆然と眺めていたセイナ、その驚愕した表情は、俺が規模や設備に対して抱いていたものとは違い、もっと別の何かに驚いているような……まるで、結婚式で用意されたウェディングケーキよりも、それを持ってきたパティシエに驚いているような……そんな感じに近かった。
何かを見つめたまま放心状態の相棒。俺がその訳を聞こうとした時……発したその一言で全て理解した。
「どうして、ここに神器が置いてあるのよ……」
「何だって……!?」
0
あなたにおすすめの小説
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
最強の職業は付与魔術師かもしれない
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界から異世界に召喚された5人の勇者。彼等は同じ高校のクラスメイト同士であり、彼等を召喚したのはバルトロス帝国の3代目の国王だった。彼の話によると現在こちらの世界では魔王軍と呼ばれる組織が世界各地に出現し、数多くの人々に被害を与えている事を伝える。そんな魔王軍に対抗するために帝国に代々伝わる召喚魔法によって異世界から勇者になれる素質を持つ人間を呼びだしたらしいが、たった一人だけ巻き込まれて召喚された人間がいた。
召喚された勇者の中でも小柄であり、他の4人には存在するはずの「女神の加護」と呼ばれる恩恵が存在しなかった。他の勇者に巻き込まれて召喚された「一般人」と判断された彼は魔王軍に対抗できないと見下され、召喚を実行したはずの帝国の人間から追い出される。彼は普通の魔術師ではなく、攻撃魔法は覚えられない「付与魔術師」の職業だったため、この職業の人間は他者を支援するような魔法しか覚えられず、強力な魔法を扱えないため、最初から戦力外と判断されてしまった。
しかし、彼は付与魔術師の本当の力を見抜き、付与魔法を極めて独自の戦闘方法を見出す。後に「聖天魔導士」と名付けられる「霧崎レナ」の物語が始まる――
※今月は毎日10時に投稿します。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる