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月下の鬼人(ワールドエネミー)下
maintenance(クロッシング・アンビション)14
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深い溜息が街灯の下で漏れる。
まるで……時限爆弾を付けられた気分だった。
本来なら夜風を楽しみつつ、このままベッドで気持ちよく熟睡しているはずが……これでは台無しだ。
夜も完全に更けたおかげで誰ともすれ違わないことだけがせめてもの救いではあるが……
「ふふふっ……!」
こと、元凶であるリズは、機嫌良さげに鼻歌を奏でている。
まさかここまでアルコールに弱いやつがこの世に存在したとは……
体質と言うよりも病気の域だぞ。
「随分と楽しそうだな……」
不満の捌け口を探していた俺が小言を漏らす。
「当たり前よ!今日はフォルテと一緒にいられるんだから!」
迷いなくそう告げたリズは、満開に咲き誇るひまわりのような笑顔を向けてくる。
未だに信じられないその姿に、本当は変装が得意なロナがイタズラで化けているのではと思ってしまうが……それは無いと断言できる。
プニっ
圧迫感を感じない二つのそれが、何よりもの証拠だ。
「そんなに嬉しいのか?てっきりお前は俺のこと嫌いだと思っていたよ」
ここぞとばかりに不満を呟く。
そうでもしなければやってられん。
「えー?そんなことないよ?」
それにリズは、本気で驚いたようにキョトンとして小首を傾げ、
「確かにフォルテは男の人だけど、私は隊のみんなのこと、ダーイスキだよ!!」
と、嘘偽りのない調子で返してくる。
幾ら酒に酔っていたとしても、アイツが本当に俺のこと「好き」なんて思っているのだろうか?
それとも、もしかしてこれが彼女の本心なのだろうか?
もしそうだとすれば、これは寧ろチャンスなのではないか?
普段は絶対に聞くことのできない、リズの本心を探るための。
酒に乗じてあれこれと女性にするのはちっと気が引けるが……こっちだって命が掛かってるんだ……この際、一つや二つの秘密くらい握っておけば、いざって時の脅し文句くらいにはなるかもしれないしな。
「なあリズ……」
街外れの林の前、俺は背にした少女にそう切り出した。
「なあにフォルテ!」
淀みのない純粋無垢な笑顔が返ってくる。
普段は狂暴であまり意識していなかったが……可愛いその笑顔は一応女の子なんだと改めて認識させられる。
意識の片隅でそんなことを思いつつ、少しの罪悪感の中、意を決して口を開く。
「リズはどうして男が嫌いなんだ?」
初めて会って以来、誰も聞いたことのないその禁忌に触れた瞬間────
「……」
リズの顔からすーっと笑顔が消えた。
周りに広がる真っ暗な林の中に溶け込んでいくかのように……表情を曇らせる。
「あ、ご、ごめんっ……!聞いちゃ不味かったよなぁ!?アハハハ……」
全身から脂汗が滲み出る。
ヤバイ……どうやら調子に乗り過ぎて、時限爆弾の起爆導線を切っちまったらしい。
咄嗟に弁明するも、リズからの返答はない。
それどころか、俺の首周りにリズの両腕が巻き付いてきて、
「……ヒッ!?」
締め付けられるっ……と身構えると、あろうことかリズは、俺の肩に首を凭れ掛らせるようさらに体重を預けてきた。
「あ、あの……リズさん……?」
何が何やら。
と、思う刹那、微かな吐息と細かな震えが背中越しに伝わってくる。
頭を肩に埋めたまま、リズは何かに怯えるように小さく身体を縮こませていた。
そんな姿は一度も見たことなかったし、あったとしても男である俺には絶対見せないであろうか弱き姿。
思わず言葉を失ってしまう。
やはり、ただの男嫌いというわけではないらしい。
それからしばらく黙ったまま帰路に就き、幾らかの時間が過ぎてようやく……
「……フォルテはさ……」
リズからそう切り出した。
「私のこの見た目、どう思う?」
「み、見た目?」
言葉に詰まる。
俺はレクスのような、即興ポエムを奏でるような女性を褒める才能はない。
だからと言って下手に言い繕えば、また変な地雷を踏みかねない。
「か、可愛いと思うぞ……」
俺は素直に思ったことを口にした。
「……そう」
返ってきたのはその一言だけだった。
喜ぶことも、憤怒することもない短い一言。
またしばらく会話のないまま、俺達は明かりのほとんどない林の道を進んでいく。
最近は結構ドンパチが多かったせいか、獣の鳴き声も響かない夜の静寂が、今の俺には痛いほど辛かった。
さっきの言葉は間違っていたのだろうか?
眼の前の暗闇のように、モヤモヤした感情がグルグルと追いかけっこしているうち、ようやく再びリズが口を開いてくれた。
「……ありがとう」
一瞬、幻聴かと疑った。
あのリズが……お礼を言うなんて。
「でも……私は自分の姿が嫌い……」
「……どうして嫌いなんだ……?」
ここまで来たら、そう聞かずにはいられなかった。
女性で可愛いことに不満を持つ者なんて、正直聞いたことがない。
だが思い返してみれば、最初に顔を合わせた時もリズは、名前や見た目に触れるな……確かにそう言っていた。
貴族様だから高貴な名前で遊ぶな、という意味だと思い込んでいたが、何かそこに深い事情があるらしい。
「私ね……本当は貴族の出身と言っても、本家の子じゃないの……」
「そうなのか?」
確かにベアードから貰ったリズの経歴には、貴族としか表記されていなかった。
だが、たとえ本家だろうが分家だろうが、貴族であることには変わりない……はずなのに、リズはずっと俯いたままだ。
「うん……お父様は貴族で、お母様は愛人。だから爵位を持っていない、私には資格がないって……」
「そう、だったのか……」
爵位は貴族としての格を表している。
それは国によって名称が違うが、爵位のない貴族はハッキリ言って市民に毛の生えたようなものだ。
「愛人と言っても、母は父と幼馴染で、昔から仲が良かったらしいわ。でも身分の違いで結婚できず、結局父は私達を捨てた……捨てざるを得なかった。でも、それが許せなかった……本気で愛していたなら何もかも投げ捨てて、私達を迎えに来て欲しかった……」
声量のない声に力が籠る。
道理や理屈を理解していても、それを受け入れることのできない彼女の悲痛な叫びが節々から伝わってくる。
「母もその事実を受け入れきれずに衰弱した。だから私は男が嫌い。母と私を苦しめた男が、血統ばかりに拘る男達が嫌い……ッ」
スンッ……スンッ……
顔を埋めたまま鼻を啜る。
「この髪だってそう……スカーレット家というのは、代々闘争によって血脈を繋いできた一族。その返り血を表すように、一族の人間は髪が赤いことが特徴なの。でも私はスカーレット家のハーフ……髪の色は本家の人よりもピンクになってしまう……」
その言葉を皮切りに、ピンクの瞳からこぼれた涙が俺の肩を濡らす。
「だから私はこの部隊に入った。他の血族達にも引けを取らない実績を得るために。自分とお母様の価値をアイツらへと認めさせてやるために。でもね……本当は怖いんだ……」
両肩に触れていた指先が小刻みに震えている。
「常に気を張ってないと、敵の前で動けないんじゃないかって。立ち止まって後退なんてしたら……もう二度と前に進めないんじゃないかって……私……怖くて……怖くて……怖くて……」
そこに、いつものアサルトライフルを手に活路を開いてくれる、逞しきピンキッシュラーテルの姿は影も形もなかった。
ずっと見てきたリズの勇士が虚勢であったとは……にわかには信じがたいが、いま背にいる彼女こそ、本来の姿なのだろう。
俺は……そんな彼女に何も言えなかった。
どんな慰めの言葉も、今の彼女の前では薄っぺらく感じてしまうからだ。
今できることは……黙って話しを聞くことぐらいしか……
────ガサガサ!!
突然────何の気配も無かった林の奥……前方の茂みが不自然に揺れた。
何かの動物か?
俺の間の抜けた考えをあざ笑うように姿を見せたのは……人の体格程はあろう巨躯。
林影から姿を見せたそれに、思わず息を呑む。
「……オオカミ……ッ!?」
まるで……時限爆弾を付けられた気分だった。
本来なら夜風を楽しみつつ、このままベッドで気持ちよく熟睡しているはずが……これでは台無しだ。
夜も完全に更けたおかげで誰ともすれ違わないことだけがせめてもの救いではあるが……
「ふふふっ……!」
こと、元凶であるリズは、機嫌良さげに鼻歌を奏でている。
まさかここまでアルコールに弱いやつがこの世に存在したとは……
体質と言うよりも病気の域だぞ。
「随分と楽しそうだな……」
不満の捌け口を探していた俺が小言を漏らす。
「当たり前よ!今日はフォルテと一緒にいられるんだから!」
迷いなくそう告げたリズは、満開に咲き誇るひまわりのような笑顔を向けてくる。
未だに信じられないその姿に、本当は変装が得意なロナがイタズラで化けているのではと思ってしまうが……それは無いと断言できる。
プニっ
圧迫感を感じない二つのそれが、何よりもの証拠だ。
「そんなに嬉しいのか?てっきりお前は俺のこと嫌いだと思っていたよ」
ここぞとばかりに不満を呟く。
そうでもしなければやってられん。
「えー?そんなことないよ?」
それにリズは、本気で驚いたようにキョトンとして小首を傾げ、
「確かにフォルテは男の人だけど、私は隊のみんなのこと、ダーイスキだよ!!」
と、嘘偽りのない調子で返してくる。
幾ら酒に酔っていたとしても、アイツが本当に俺のこと「好き」なんて思っているのだろうか?
それとも、もしかしてこれが彼女の本心なのだろうか?
もしそうだとすれば、これは寧ろチャンスなのではないか?
普段は絶対に聞くことのできない、リズの本心を探るための。
酒に乗じてあれこれと女性にするのはちっと気が引けるが……こっちだって命が掛かってるんだ……この際、一つや二つの秘密くらい握っておけば、いざって時の脅し文句くらいにはなるかもしれないしな。
「なあリズ……」
街外れの林の前、俺は背にした少女にそう切り出した。
「なあにフォルテ!」
淀みのない純粋無垢な笑顔が返ってくる。
普段は狂暴であまり意識していなかったが……可愛いその笑顔は一応女の子なんだと改めて認識させられる。
意識の片隅でそんなことを思いつつ、少しの罪悪感の中、意を決して口を開く。
「リズはどうして男が嫌いなんだ?」
初めて会って以来、誰も聞いたことのないその禁忌に触れた瞬間────
「……」
リズの顔からすーっと笑顔が消えた。
周りに広がる真っ暗な林の中に溶け込んでいくかのように……表情を曇らせる。
「あ、ご、ごめんっ……!聞いちゃ不味かったよなぁ!?アハハハ……」
全身から脂汗が滲み出る。
ヤバイ……どうやら調子に乗り過ぎて、時限爆弾の起爆導線を切っちまったらしい。
咄嗟に弁明するも、リズからの返答はない。
それどころか、俺の首周りにリズの両腕が巻き付いてきて、
「……ヒッ!?」
締め付けられるっ……と身構えると、あろうことかリズは、俺の肩に首を凭れ掛らせるようさらに体重を預けてきた。
「あ、あの……リズさん……?」
何が何やら。
と、思う刹那、微かな吐息と細かな震えが背中越しに伝わってくる。
頭を肩に埋めたまま、リズは何かに怯えるように小さく身体を縮こませていた。
そんな姿は一度も見たことなかったし、あったとしても男である俺には絶対見せないであろうか弱き姿。
思わず言葉を失ってしまう。
やはり、ただの男嫌いというわけではないらしい。
それからしばらく黙ったまま帰路に就き、幾らかの時間が過ぎてようやく……
「……フォルテはさ……」
リズからそう切り出した。
「私のこの見た目、どう思う?」
「み、見た目?」
言葉に詰まる。
俺はレクスのような、即興ポエムを奏でるような女性を褒める才能はない。
だからと言って下手に言い繕えば、また変な地雷を踏みかねない。
「か、可愛いと思うぞ……」
俺は素直に思ったことを口にした。
「……そう」
返ってきたのはその一言だけだった。
喜ぶことも、憤怒することもない短い一言。
またしばらく会話のないまま、俺達は明かりのほとんどない林の道を進んでいく。
最近は結構ドンパチが多かったせいか、獣の鳴き声も響かない夜の静寂が、今の俺には痛いほど辛かった。
さっきの言葉は間違っていたのだろうか?
眼の前の暗闇のように、モヤモヤした感情がグルグルと追いかけっこしているうち、ようやく再びリズが口を開いてくれた。
「……ありがとう」
一瞬、幻聴かと疑った。
あのリズが……お礼を言うなんて。
「でも……私は自分の姿が嫌い……」
「……どうして嫌いなんだ……?」
ここまで来たら、そう聞かずにはいられなかった。
女性で可愛いことに不満を持つ者なんて、正直聞いたことがない。
だが思い返してみれば、最初に顔を合わせた時もリズは、名前や見た目に触れるな……確かにそう言っていた。
貴族様だから高貴な名前で遊ぶな、という意味だと思い込んでいたが、何かそこに深い事情があるらしい。
「私ね……本当は貴族の出身と言っても、本家の子じゃないの……」
「そうなのか?」
確かにベアードから貰ったリズの経歴には、貴族としか表記されていなかった。
だが、たとえ本家だろうが分家だろうが、貴族であることには変わりない……はずなのに、リズはずっと俯いたままだ。
「うん……お父様は貴族で、お母様は愛人。だから爵位を持っていない、私には資格がないって……」
「そう、だったのか……」
爵位は貴族としての格を表している。
それは国によって名称が違うが、爵位のない貴族はハッキリ言って市民に毛の生えたようなものだ。
「愛人と言っても、母は父と幼馴染で、昔から仲が良かったらしいわ。でも身分の違いで結婚できず、結局父は私達を捨てた……捨てざるを得なかった。でも、それが許せなかった……本気で愛していたなら何もかも投げ捨てて、私達を迎えに来て欲しかった……」
声量のない声に力が籠る。
道理や理屈を理解していても、それを受け入れることのできない彼女の悲痛な叫びが節々から伝わってくる。
「母もその事実を受け入れきれずに衰弱した。だから私は男が嫌い。母と私を苦しめた男が、血統ばかりに拘る男達が嫌い……ッ」
スンッ……スンッ……
顔を埋めたまま鼻を啜る。
「この髪だってそう……スカーレット家というのは、代々闘争によって血脈を繋いできた一族。その返り血を表すように、一族の人間は髪が赤いことが特徴なの。でも私はスカーレット家のハーフ……髪の色は本家の人よりもピンクになってしまう……」
その言葉を皮切りに、ピンクの瞳からこぼれた涙が俺の肩を濡らす。
「だから私はこの部隊に入った。他の血族達にも引けを取らない実績を得るために。自分とお母様の価値をアイツらへと認めさせてやるために。でもね……本当は怖いんだ……」
両肩に触れていた指先が小刻みに震えている。
「常に気を張ってないと、敵の前で動けないんじゃないかって。立ち止まって後退なんてしたら……もう二度と前に進めないんじゃないかって……私……怖くて……怖くて……怖くて……」
そこに、いつものアサルトライフルを手に活路を開いてくれる、逞しきピンキッシュラーテルの姿は影も形もなかった。
ずっと見てきたリズの勇士が虚勢であったとは……にわかには信じがたいが、いま背にいる彼女こそ、本来の姿なのだろう。
俺は……そんな彼女に何も言えなかった。
どんな慰めの言葉も、今の彼女の前では薄っぺらく感じてしまうからだ。
今できることは……黙って話しを聞くことぐらいしか……
────ガサガサ!!
突然────何の気配も無かった林の奥……前方の茂みが不自然に揺れた。
何かの動物か?
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