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タバコの量 4
森の木々で日陰になっている校舎裏の外階段の下は、人目につかない場所だ。そこは俺の安らぎスポットで、寮の外でタバコが吸いたくなったときの避難所でもあった。
内ポケットに隠しているタバコを服の上から撫でながら、教室からやや遠い校舎裏に向かった。いつもなら人気のない場所なのだが、今日は俺以外の客人もいるようだった。
外階段の下に、誰かの後ろ姿が目に入る。見覚えのある白いロン毛が木漏れ日をきらきらと反射しているのを見て、つい相手の名前を呼んでしまった。
「イノーラ先生?」
「ん?…げ、レオン」
名前を呼ばれて振り返ったその人は、やはりイノーラ先生だった。彼の赤い双眼は俺の姿を確かめると、驚愕に見開かれていく。しまったといった表情の彼の右手には、白い煙を上げている喫煙パイプ。
あ、校則違反。
そんな俺の心の声が聞こえたかのように、イノーラ先生は面倒くさそうに顔を歪めた。
「先生、タバコ吸うんですね。でも、学内は喫煙禁止じゃありませんでしたっけ」
「あー……」
俺も人のこと言えないけど。と思いながら、先生の方に近づいていく。前々から不真面目な態度を醸し出していたイノーラ先生だが、さすがに隠れて校則を破っているとは思っていなかった。教師じゃないのかよ、お前。
思考を放棄しているのか、言い訳をする気も起きないのか、イノーラ先生はだるそうに唸るばかり。見てはいけない場面だったようだが、バレないように気をつけていないほうが悪い。
弱みを握ってやったと言わんばかりににっこり笑みを浮かべながら、先生の服の裾を引っ張る。
「これって学園長に報告しないといけませんよねぇ、ああ、大好きなイノーラ先生が学園長に叱られている所見たくないなぁー。…そうだ!今度の小テスト出てるところ教えてくれたら黙ってあげてもいいですよ。どうですか?」
「おーおー、怖い怖い。俺相手に交渉を持ちかけるなんて、度胸があるね」
(その言い方、怖いって思ってないでしょ)
パイプを持っている方の手に注意を払いながら、先生は軽く両手を上げた。腰まで伸びた白髪の揺れる様がやけに美しくて、一瞬目がいきそうになる。彼の白髪はこの世界でも希少な色をしていて、且つ普通の女子生徒よりも長く伸ばしているものだから、どんな場面でも目立つのだ。
「ね、先生ー、だめですか?」
「うるさいなぁ。今はプライベートな時間なの!これくらいしか癒やしの時間がないんだから、黙って。あっち行きなさい。しっしっ」
「ちょ、押さないでください。この不良教師!」
先生は不機嫌そうに顔を歪めると、俺の方に手を伸ばしてきた。
両肩を掴まれて、ぐりんと身体を回転させられる。今来た方向に返そうとしてくる先生の手を振り払おうとして、その手も掴まれる。背の高さと力の強さの差を見せつけられたようで、落ち込みそうだ。背は低いほうじゃないのだが。
というか、なんか近くないか。
すぐ離れると思っていたのに、先生は俺の腕を掴むなり何かを考え込みだした。「うーん」と悩ましげな声が背後から聞こえてくる。
「せ、せんせい?」
「んー?……なんか君さ、やっぱり隠し事あるよね?」
「は?…え、ちょっと、触らないでください。おい、離れてくださいって!」
「なんかにおうんだよねぇ。大人しくしてたら、すぐに離すよ?」
先生から逃れようともがく俺を軽々と押さえつけると、先生が俺の制服を捲った。そのまま手が中に入ってきて、まるで何かを探しているかのように服の上をまさぐりだす。
(やば、タバコ……!)
堂々と校則違反の物を持ち歩いていることがバレる!
本格的にこの場から抜け出さないと、と思って、目くらましの魔法をかけるために腰の杖に手が伸びる。その間も先生から離れようと暴れていたのだが、俺が杖を握る前に、先生は俺の胸元の内ポケットに入っているものを探し当てた。
「はい、見つけたー。コレのこと黙っててやるからってことで、お互い秘密にしておかない?」
眼の前でぷらぷら揺らされたタバコの箱を見て、俺は肩をがっくり落とした。
▼△▼
「前々から、怪しんではいたんだよねー。一人だけ、煙臭い生徒がいるな~って。ふふ、俺もキミの気持ちわかるよ。本当は学内で吸ったら駄目なんだけどねー、男ってやっぱ、欲望には勝てないんだよ」
「うう……品行方正の優等生の称号が…」
「ふはは、けっこう周りからの評価を気にするタイプ?大丈夫、秘密にしとくから。それにしてもこの箱、小さめだね。ショートサイズ?」
「そうですね…、ポケットに入れてもバレにくいように、一番小さいサイズにしてます」
半ば諦めの気持ちで、先生の質問に素直に答える。タバコの箱は先生に没収されたままで、イノーラ先生は興味深げにそれを見ていた。先生と並んでタバコをふかして、考えることを放棄した。煙を吸っているというのに俺の中は晴れない気持ちでいっぱいだ。
とうとうバレてしまった…しかも、よりにもよって教師に。しかし、校則違反者を見つけたというのに、当の本人はのほほんとした表情で「見つかったのが俺で良かったね~」なんてほざいている。
それはそれでどうかと思う。確かに、バレたのがこんな適当そうな先生だったのは不幸中の幸いではあるけど。
「だけど、程々にしときなよ?俺は本当に偶にしか吸ってないけど、レオンはそこそこの頻度で吸っちゃってるでしょ」
「…………はぁい」
「返事を渋らない!あまりにも濃い煙をまとっていたら、精霊に嫌われるよ」
精霊に、嫌われる?
初めて聞いたそれに首を傾げる。そんな俺の疑問が伝わったのだろう。イノーラ先生は教師らしい語り口調で、説明をし始めた。
「精霊が嫌いなものの一つに、煙がある。煙をたくさん吸った人間は、精霊に嫌われてしまうよ。学園の精霊に追い出されるような自体になりたくないでしょ?」
「…そうですね。でも、本当に精霊が煙を嫌っているなら、俺は既に学園から追い出されていそうですけど」
「精霊については真面目に教えなさいと学長が言うから、授業では丁寧に取り扱ったんだけどねぇ。……そう簡単に精霊は追い出すようなことはしないんだよね。嫌がらせはしてくるけど。前も授業で言ったけど、彼らは寛大な心の持ち主なんだ。心のうちでは腹を立てているかもしれないけど、よほどのことがない限り追い出したりしない。それに、精霊は俺に借りがあるから、なかなか口出しできないだろうし」
借りってなんだ。と聞こうとして、やめる。
この学園の先生は、経歴が謎なところがあるし。下手に首突っ込んだらいけない気がした。まあつまりは、精霊のご機嫌を伺いながら嗜みなさいということだろう。
(そもそも精霊なんていう存在をこの目で見たこと無いから、実感がわかないんだよな。精霊に嫌われるとか追い出されるとかいうイメージが湧かないし)
精霊は普段目に見えない存在であるらしいけど、見えないものをどうやって信じたら良いんだ。まあ、このファンタジーな世界だからいてもおかしくないけど。
「久しぶりに紙タバコ吸いたくなってきたから、一本もらうねー」
彼の手の中にある俺の箱から、一本だけ取り出している。おい、学生の俺がそれを手に入れるのってけっこう苦労するんだぞ。もちろん購買に売っていないから学園外に買いに行かないといけないし、買うときは年齢がバレないようにしないといけないし、学園の門を通るときだってハラハラしないといけないっていうのに。
先生のペースにすっかり乗せられているみたいで癪だった俺はいらいらしてきて、先生の方に詰め寄った。タバコを一本指につまんでへらへらしている先生の手元からタバコを取り返す。油断しきっていたのか、先生の驚いたような声が聞こえた。
その勢いに任せて相手の方に距離を詰めると、眼の前の彼に煙を吹きかけた。
「わっ、げほ…っ!」
煙の向こうから先生の声が聞こえる。仕返しのつもりだったそれは思っていたより上手くいって、目の前が煙で真っ白になるくらいだった。
不意打ちの煙に先生がむせているのが聞こえて、ざまあみろ、と言いたくなった。
「おすそ分けです。これで我慢してください」
短くなった自分のタバコを片付けると、早足でその場を後にした。これ以上、イノーラ先生のペースにのまれたくない。そんな対抗心からの行動だった。
煙にさんざんむせた後の先生が、顔を薄っすら赤めていることにも気づかずに。
内ポケットに隠しているタバコを服の上から撫でながら、教室からやや遠い校舎裏に向かった。いつもなら人気のない場所なのだが、今日は俺以外の客人もいるようだった。
外階段の下に、誰かの後ろ姿が目に入る。見覚えのある白いロン毛が木漏れ日をきらきらと反射しているのを見て、つい相手の名前を呼んでしまった。
「イノーラ先生?」
「ん?…げ、レオン」
名前を呼ばれて振り返ったその人は、やはりイノーラ先生だった。彼の赤い双眼は俺の姿を確かめると、驚愕に見開かれていく。しまったといった表情の彼の右手には、白い煙を上げている喫煙パイプ。
あ、校則違反。
そんな俺の心の声が聞こえたかのように、イノーラ先生は面倒くさそうに顔を歪めた。
「先生、タバコ吸うんですね。でも、学内は喫煙禁止じゃありませんでしたっけ」
「あー……」
俺も人のこと言えないけど。と思いながら、先生の方に近づいていく。前々から不真面目な態度を醸し出していたイノーラ先生だが、さすがに隠れて校則を破っているとは思っていなかった。教師じゃないのかよ、お前。
思考を放棄しているのか、言い訳をする気も起きないのか、イノーラ先生はだるそうに唸るばかり。見てはいけない場面だったようだが、バレないように気をつけていないほうが悪い。
弱みを握ってやったと言わんばかりににっこり笑みを浮かべながら、先生の服の裾を引っ張る。
「これって学園長に報告しないといけませんよねぇ、ああ、大好きなイノーラ先生が学園長に叱られている所見たくないなぁー。…そうだ!今度の小テスト出てるところ教えてくれたら黙ってあげてもいいですよ。どうですか?」
「おーおー、怖い怖い。俺相手に交渉を持ちかけるなんて、度胸があるね」
(その言い方、怖いって思ってないでしょ)
パイプを持っている方の手に注意を払いながら、先生は軽く両手を上げた。腰まで伸びた白髪の揺れる様がやけに美しくて、一瞬目がいきそうになる。彼の白髪はこの世界でも希少な色をしていて、且つ普通の女子生徒よりも長く伸ばしているものだから、どんな場面でも目立つのだ。
「ね、先生ー、だめですか?」
「うるさいなぁ。今はプライベートな時間なの!これくらいしか癒やしの時間がないんだから、黙って。あっち行きなさい。しっしっ」
「ちょ、押さないでください。この不良教師!」
先生は不機嫌そうに顔を歪めると、俺の方に手を伸ばしてきた。
両肩を掴まれて、ぐりんと身体を回転させられる。今来た方向に返そうとしてくる先生の手を振り払おうとして、その手も掴まれる。背の高さと力の強さの差を見せつけられたようで、落ち込みそうだ。背は低いほうじゃないのだが。
というか、なんか近くないか。
すぐ離れると思っていたのに、先生は俺の腕を掴むなり何かを考え込みだした。「うーん」と悩ましげな声が背後から聞こえてくる。
「せ、せんせい?」
「んー?……なんか君さ、やっぱり隠し事あるよね?」
「は?…え、ちょっと、触らないでください。おい、離れてくださいって!」
「なんかにおうんだよねぇ。大人しくしてたら、すぐに離すよ?」
先生から逃れようともがく俺を軽々と押さえつけると、先生が俺の制服を捲った。そのまま手が中に入ってきて、まるで何かを探しているかのように服の上をまさぐりだす。
(やば、タバコ……!)
堂々と校則違反の物を持ち歩いていることがバレる!
本格的にこの場から抜け出さないと、と思って、目くらましの魔法をかけるために腰の杖に手が伸びる。その間も先生から離れようと暴れていたのだが、俺が杖を握る前に、先生は俺の胸元の内ポケットに入っているものを探し当てた。
「はい、見つけたー。コレのこと黙っててやるからってことで、お互い秘密にしておかない?」
眼の前でぷらぷら揺らされたタバコの箱を見て、俺は肩をがっくり落とした。
▼△▼
「前々から、怪しんではいたんだよねー。一人だけ、煙臭い生徒がいるな~って。ふふ、俺もキミの気持ちわかるよ。本当は学内で吸ったら駄目なんだけどねー、男ってやっぱ、欲望には勝てないんだよ」
「うう……品行方正の優等生の称号が…」
「ふはは、けっこう周りからの評価を気にするタイプ?大丈夫、秘密にしとくから。それにしてもこの箱、小さめだね。ショートサイズ?」
「そうですね…、ポケットに入れてもバレにくいように、一番小さいサイズにしてます」
半ば諦めの気持ちで、先生の質問に素直に答える。タバコの箱は先生に没収されたままで、イノーラ先生は興味深げにそれを見ていた。先生と並んでタバコをふかして、考えることを放棄した。煙を吸っているというのに俺の中は晴れない気持ちでいっぱいだ。
とうとうバレてしまった…しかも、よりにもよって教師に。しかし、校則違反者を見つけたというのに、当の本人はのほほんとした表情で「見つかったのが俺で良かったね~」なんてほざいている。
それはそれでどうかと思う。確かに、バレたのがこんな適当そうな先生だったのは不幸中の幸いではあるけど。
「だけど、程々にしときなよ?俺は本当に偶にしか吸ってないけど、レオンはそこそこの頻度で吸っちゃってるでしょ」
「…………はぁい」
「返事を渋らない!あまりにも濃い煙をまとっていたら、精霊に嫌われるよ」
精霊に、嫌われる?
初めて聞いたそれに首を傾げる。そんな俺の疑問が伝わったのだろう。イノーラ先生は教師らしい語り口調で、説明をし始めた。
「精霊が嫌いなものの一つに、煙がある。煙をたくさん吸った人間は、精霊に嫌われてしまうよ。学園の精霊に追い出されるような自体になりたくないでしょ?」
「…そうですね。でも、本当に精霊が煙を嫌っているなら、俺は既に学園から追い出されていそうですけど」
「精霊については真面目に教えなさいと学長が言うから、授業では丁寧に取り扱ったんだけどねぇ。……そう簡単に精霊は追い出すようなことはしないんだよね。嫌がらせはしてくるけど。前も授業で言ったけど、彼らは寛大な心の持ち主なんだ。心のうちでは腹を立てているかもしれないけど、よほどのことがない限り追い出したりしない。それに、精霊は俺に借りがあるから、なかなか口出しできないだろうし」
借りってなんだ。と聞こうとして、やめる。
この学園の先生は、経歴が謎なところがあるし。下手に首突っ込んだらいけない気がした。まあつまりは、精霊のご機嫌を伺いながら嗜みなさいということだろう。
(そもそも精霊なんていう存在をこの目で見たこと無いから、実感がわかないんだよな。精霊に嫌われるとか追い出されるとかいうイメージが湧かないし)
精霊は普段目に見えない存在であるらしいけど、見えないものをどうやって信じたら良いんだ。まあ、このファンタジーな世界だからいてもおかしくないけど。
「久しぶりに紙タバコ吸いたくなってきたから、一本もらうねー」
彼の手の中にある俺の箱から、一本だけ取り出している。おい、学生の俺がそれを手に入れるのってけっこう苦労するんだぞ。もちろん購買に売っていないから学園外に買いに行かないといけないし、買うときは年齢がバレないようにしないといけないし、学園の門を通るときだってハラハラしないといけないっていうのに。
先生のペースにすっかり乗せられているみたいで癪だった俺はいらいらしてきて、先生の方に詰め寄った。タバコを一本指につまんでへらへらしている先生の手元からタバコを取り返す。油断しきっていたのか、先生の驚いたような声が聞こえた。
その勢いに任せて相手の方に距離を詰めると、眼の前の彼に煙を吹きかけた。
「わっ、げほ…っ!」
煙の向こうから先生の声が聞こえる。仕返しのつもりだったそれは思っていたより上手くいって、目の前が煙で真っ白になるくらいだった。
不意打ちの煙に先生がむせているのが聞こえて、ざまあみろ、と言いたくなった。
「おすそ分けです。これで我慢してください」
短くなった自分のタバコを片付けると、早足でその場を後にした。これ以上、イノーラ先生のペースにのまれたくない。そんな対抗心からの行動だった。
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