白猫の嫁入り

キルキ

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25 嫉妬 ※R18

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敷布団に寝転がらされて、相手を下から見上げる。俺を押し倒している大輝は大人しくしている俺を見て機嫌良さそうに笑った。

再び降ってきた唇にうっとりとしてしまう。彼にキスされると、愛されてるなあって感じがして心地がいい。

……ところで今、大輝ととんでもない状況になっている気がするんだけど。"身体に聞く"ってやっぱりそういう意味……そういうことを今からするってこと……?

要するに俺の気持ちをちゃんと確かめたいってことなのだろう。本来なら口でちゃんと言いたいんだけどな。どうやったら伝わってくれるんだろう。

俺が戸惑っている間にも、大輝は俺のシャツを胸まで捲し上げている。俺からなにかアクションを起こすべきなのかな。こういう状況になったことないから、どうしたらわからないよ。

キュ、と優しく乳首を摘まれて、身体がびくりと跳ねた。

「お風呂に入れるときいつも思うんだけど、君ってさあ、乳首けっこう敏感だよね」

そうなんだっけ。わからない。生まれたときから乳首なんて自分で弄ったこと無いし。大輝に触られると、変な感じがする。

「痛い?……よくわからない?」
「ん、…」
「勃ってきてるね。……気持ちいいっていうことだよ」

ちくび、きもちいい……?

これって気持ちよくなってることなのか。

こくこく頷いて、大輝の手から逃れたくて身体をよじった。それを咎めるように尻尾を引っ張られる。

尻尾はあまり触られたくない場所だ。他人に触られるときに付け根から感じるむずむずが苦手だから。

「とらまる、顔見せて」

仕方がないから、大輝から逃げるのをやめて顔を上げた。大人しくしていると再び大輝の指が乳首を撫でてくる。しつこいくらいにそれに、息を震わせながら声を耐えた。

ふと、胸の突起の先を引っ掻かれる。ぞくぞくするものが下半身から這い上がってきて、膝をすり合わせた。

「大輝ぃ……!」

自分で股間を触ると、布の上からでもわかるくらいソレが立ち上がっていた。自分は性欲が少ない方だと思っていたのに、触られずに短時間でこんなになってしまうなんて自分で信じられない。

やば───、いきたい、いきたい

「腰が揺れてるね。お精子出したいの?」
「~~~っ」

何でそんな恥ずかしいこと言えるんだこいつ!

自分でも顔が真っ赤になっているのがわかる。

「恥ずかしがってるのかわいいね。……シてあげるから、俺も一緒にだしていい?」

してあげるって、何をするつもりなの。

俺の返事も確かめず、大輝の影が揺れだす。下の方からごそごそしている音が聞こえて、視線を動かせば彼が自身の中心を取り出しているところだった。

「兜合わせって知ってる?」
「……?」

よくわからない単語に首を傾げた直後、全身に走る快感に見を震わせた。

彼の手を見ると、俺のものと彼のものがぴったりくっついていて───、

「はぁううっ、うあっ」

にゅるにゅる擦られると、電流のように快感に襲われる。あまりの感覚に、相手の動きに合わせるように腰がうねった。

「あんんっ、すき、すきぃ」

太ももで相手を挟みながら、わけもわからず声を出し続けた。

なに、これ。こんなの、感じたことがない。

「およめさんにして……っ」

自分が何を言ってるか、分かんなくなってきた。心臓がドックンドックンしてるし、あそこはびくびくが止まらないし。これ以上はキャパオーバーしちゃいそうだった。

「お嫁さんになるには、ここ使わないといけないけどいい?」
「ひっ」

後ろを指で撫でられて、小さく悲鳴が出た。だってそんなところ、人に触らせるようなところじゃない。

なのに、彼に触られるとなぜか下半身がきゅんきゅんする。それ以上は何かが壊れてしまう気がするから、離してほしい。

そのことに少しだけ恐怖を覚えていると、そこからすぐに指が離れた。ほっとするのもつかのま、勢いよく握られたものを上下にこすられて悲鳴に似た喘ぎ声を出してしまう。

もういっちゃいそう……っ

「───っ」

ビクンと身体がはねて、自身のそれから白い液が流れ落ちた。息を整える余裕もなく、再びそれを扱かれる。

「ごめんね、俺はまだいけてなくてさ」

少しも悪いって思ってないだろ、おまえ。

そう心のなかで突っ込んでやりたくなるくらいに楽しそうな声色で言われた。だんだん上下にこする手が早くなってきて、また中心が反応してきてしまった。

「……っん、ん、…ふ」

唇を重ねられて、呼吸が奪われる。

……あ、またいっちゃ……っ、もうとまって……!

息絶え絶えになりながら、身体を震わせる。ようやく彼がいったときには、俺たちの股間は液体でぐちゃぐちゃになっていた。

敏感なところを何度も引っ張られたり擦られたりしてヘロヘロになっていた俺は、大輝が達したとほぼ同時に意識を手放したのだった。
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