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Story1 -slavely- 服従の糸口
Ⅲ
しおりを挟む主人であり親を名乗るサトウだけではなく、イトウも、最初にボウル3つを設置したきり、部屋には一切やって来なかった。
再び現れたのは、もう存在を忘れ掛けた頃。
ヨダカが、世話役の前で、恥ずかしげもなく排便するようになった頃だった。
ヨダカの排便中に、久しぶりに現れたイトウは、当たり前のようにガラスボウルにしゃがみ踏ん張る姿に、高い笑い声を上げた。
「立派な豚になったじゃないか、ヨダカ。あれほど勇ましかったのに、太い巻き糞までして。さあ、尻穴を見せろ」
驚きと恥ずかしさで逃げ出そうとするヨダカを世話役が捕まえ、手足を拘束する。
俯せに拘束されたヨダカの尻穴を入念に拭いてやりながら、イトウはピンク色の親指大のシリコン製のプラグを取り出した。プラグはねっとりとクリームを纏っている。
「ヨダカくんに、私からプレゼントだよ」
「いっ、要らな、ひいっ」
イトウはそのプラグを、ヨダカの尻穴にゆっくりと埋め込んだ。脱糞以外で使ったことのない箇所、皺が寄り集まってギュッと締まり、指先さえ押し戻す。
「なかなか躾がいがありそうだ」
「はあ!?ひい、いった、いいっ!」
プラグはしかし、潤滑剤の力で、思いのほかすんなり捩じ込まれていく。痛みよりも、強烈な違和感。
「似合うじゃないか、ヨダカ。これからお前と毎日過ごすんだから似合うに越したことはないだろ」
「え、いや、ちょっ!」
イトウはヨダカの声を無視し、肛門の栓の上から、革製のベルトをきつく巻いた。ご丁寧に、尻穴の近くに南京錠まで掛ける。
「おお、似合うじゃないか、奴隷のお前にぴったりだ」
「はあ!?こんな、っ!外せよっ!」
「お前は人前で脱糞なんかしたくなかったんだから、尻穴閉じてやったんじゃないか。素敵なご褒美だろ?それともケツからウンコを出すのは恥ずかしくなくなったのか?」
「くっ、、」
世話役の前での脱糞など、もはや慣れてしまった。しかし、そんな屈辱を口にすることはプライドが許さない。
ヨダカが言葉に詰まっている間に、イトウは世話役に何やら指示を出し、さっさと帰ろうとする。
「おっ、おい!外せって!」
イトウは世間話するように、あっさりと言う。
「次、俺が来た時に外してやる。糞を出すのは我慢しろ」
「え、ちょっと!おいっ、」
「鍵は俺しか持っていない。お前の肛門は今日から俺が管理する。せいぜい腹いっぱい糞を溜めて待っておけ」
呆然とするヨダカを無視し、イトウは容赦なく言い残し、あっと言う間に部屋を出ていく。
尻に栓を嵌め込まれたまま残されたヨダカは、排便の自由さえ奪われポロポロ泣いた。
……………………………こんな屈辱があるのか、と。
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