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Story1 -slavely- 美しき奴隷
Ⅱ
しおりを挟む「こいつのは別格だがな。ミツキ、お前のディープスロートは衰えていないか」
「はい、もちろんです」
ミツキはさっと頭を下げ、促されるまま、イトウのグレイのスラックスを開く。
ヨダカには許されていないイトウへの奉仕。
紺のボクサーに顔を擦り寄せたミツキは、その形をなぞるように探る。
先程、ヨダカにしたような、テクニックを見せる用ではない、あまい仕草。
「んっ、ふとい…、ああ、舐めていいでしょうか」
ミツキはじゅるりと唾液を垂らし、赤い舌を覗かせながら、上目遣いで強請る。
そして、押しいただくように口を寄せてボクサーからペニスを取り出した。
全裸で拘束されたヨダカに対し、ミツキはしっかり服を着ている。
見えているのは鼻から下の口元から首筋だけだ。
しかし、ミツキが奴隷だった証拠がチラチラと見える。右腕の金輪、そして、その振る舞い。
なのに、……………………何もかもが違う。
ミツキは、きれいだ。
痴態に煽られても、イトウのそれはまだ芯さえ通っていないが、それでも異様に長い。
その根元に手を添えて、ミツキはそのペニスに愛おしそうにキスをした。
そして、丁寧なフェラチオで舐め擦り、上向き掛けたペニスを柔らかそうな唇に銜えた。
「くっ、はあっ、んんっ、」
ミツキの腔内に、長いペニスがゆっくりと収まっていく。
根元を押さえる手の甲、再び腔内から引き出す。腔内には収まりきらないはずのそれが、何故か小さな唇に根元まで呑み込まれていく。
「はあっ、すごい、っ、おいしいです、せんせ、」
ミツキは先走りを舐め取りながら、何度も喉を通す。
ヨダカは、目を離せない。
フェラチオやディープスロートのテクニックが凄いから、だけではない。
ミツキが自分と境遇を同じくするにも関わらず、あまりにも高貴で妖艶に見えるからだ。
決して可哀想にも、哀れにも見えない。
……………………自分との、この違いは何だ?
ミツキは喉から陰茎を抜き、睾丸までしっかり奉仕する。
天を向き、先走りを溢して反り返ったそれを掌で撫で、我慢できないというように身体を震わせた。
「ミツキ、見せてみろ」
「…はい、せんせ」
ミツキは、奉仕をしながら膝立ちでベルトを外し、繋ぎを脱ぐ。
ミツキは繋ぎの下に何も身に着けていなかった。
「期待していたのか、はしたないな」
「もちろんです、期待してしまうでしょう?貴方になら」
ミツキはにこりと微笑み、イトウのペニスを撫でた。
「せんせ、準備はできていますが」
「お前という奴は…。敵わないよ、ミツキ」
イトウは、ミツキに押し倒されるように仰向き、ミツキは足首に衣服を絡めたまま乗り上げた。
そして、ローションを纏わせた屹立した太くて長いペニスを自身の窄まりに充てがう。
「これが入るのは、まだ、僕だけじゃないですか?」
「どうかな、お前だって久しぶりだろ」
「さあ、そう、かな、っん、、あっ、すごい、っ」
ミツキはゆっくりゆっくりと腰を沈め、時間を掛けて根元まで捩じ込むと、ふうっと息を吐いた。
締まった腹を撫で、ヘソの上あたり掌でなぞり、悪戯っぽい声で言う。
「せんせえ、ここに、いますよね?」
イトウは応える代わりにミツキの腰を掴み、下から突き上げる。
ミツキは甘い声で天を仰いだ。
暫くは接合したまま軽く揺らしていたが、ミツキはイトウの肩に手を付くと、腰を持ち上げた。
「もっと、もっと です、せんせ」
ミツキは前傾になり、上げた腰をすとんと下ろす。痺れたように手足が震えた。
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