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Story1 -slavely- 美しき奴隷
Ⅰ
しおりを挟む「調子はどうだ」
暫くぶりに視察に訪れたイトウは、虚ろな顔でディルドにもそもそとフェラをするヨダカに、苦々しい顔で眉を顰めた。
開いた唇の間を通るシリコンのディルドは幾重にもくっきりと歯型がついていて、ヨダカの細やかな抵抗の証がみえる。
イトウは世話役が運んできた椅子に腰を下ろし、足を組んでヨダカを嘲笑う。
「お前、下手くそにも程があるだろ、もしかして童貞か?フェラをしてもらった経験もないのか?」
「………いえ、」
「じゃあ、相手が下手だったとでも言うのか?最低だな、お前」
「そんなつもりは………、も、申し訳ありません…」
イトウは、ヨダカが両手にぎゅっと握る、唾液塗れのディルドを見下ろした。
そして、大袈裟にため息をつく。
「ならば、お前にも一応同じものがついてるんだ、ちんこで学習するか? 一度だけだ、貞操帯外してやれ」
そして、イトウは隣に片膝をつく世話役の男に、ヨダカのペニスを口淫するよう命じたのだった。
イトウは、手錠を掛けたヨダカの腕を椅子の背もたれに回して固定して浅く座らせ、両足を椅子の脚に拘束する。
世話役はヨダカの開いた股の間に膝をつき、躊躇なく股間に頬を擦り寄せた。
ケージに押し込められ、跡が残る惨めなペニスの表面を、根元から亀頭まで丁寧に舐めながら、チュッチュッと優しいキス。
睾丸から肛門プラグ近くまで、舐めながら丁寧に吸いつく。
そして、歯を巻き込んだ大きな口で笠の部分を絞り上げてから根元まで飲み込んだ。
舌で腔内のそれを舐めつつ、さらに根元からきつく絞り上げる。何度も、何度も。
ヨダカは足の指を反らせ、仰向いて呻く。温かな腔内、ざらりとした舌が巻き付く。
久しぶりの快感。
すぐに勃起し、先走りが滴る。歯を食いしばって耐えるが、如何せん、栓が入ったままの尻に力が入らない。
なんだ、これッ、……………、気持ち良すぎる。
「い、いく!、イクっ!……………………いクぅっ!」
ヨダカは、世話役の腔内に思い切り精子を飛ばした。
その時間、僅か数分。溜まっていたとはいえ、勃起から射精まで一気に持っていかれ、さらに白濁を飲みきった世話役に、射精直後のペニスに吸い付かれて残滓まで完全に抜き取られてしまう。
ヨダカは呆然として、荒い呼吸で椅子にぐったりともたれ掛かった。
………気持ち良すぎる。
確かに、自分のフェラチオもどきとは天と地ほど違う。
そして、奴隷として扱われるヨダカのそれを平気で咥え、その精液を飲みきった男に衝撃を受けた。
臭いや汚れは大丈夫だったのだろうか。
靴で踏まれ蹴られるのみで、こんなに優しく自分の性器を扱ってくれた人は誰もいなかったのに。
イトウは、放心状態のヨダカを見下ろす。
「どうだ?元奴隷のフェラチオは?………まあ、聞くまでもないか」
世話役は既にヨダカから離れ、イトウの足元に寄り添う。
…………元、奴隷?
ヨダカは、ハッと男を見た。
いつものガタイの良い世話役ではなかった。
世話役と同じマスクと迷彩の繋ぎを身に付けているが、片膝をついたままイトウに頭を撫でられ、じっとこちらを見つめている。
俺と同じ、奴隷だった…………?
12
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