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Story1 -slavely- 丑三つ時、如何わしい宴は花開く
Ⅱ
しおりを挟むその時、目や耳を塞がれているヨダカの鼻腔に、ふっとお香や酒の匂いが届いた。
なんとなくザワつく気配、誰かがいる?
再び世話役らしき人物に抱え上げられて、床へ下ろされた。
そのまま目隠しとヘッドフォン、猿轡が外されると、その異様な光景にヨダカは固まった。
真っ暗な暗幕が引かれた部屋の中、マスクを被った男女が約10人、ヨダカを囲むように遠巻きに見ていた。
薄暗い室内、スポットライトはヨダカだけを照らしている。
皆、オシャレな洋服を着て、酒を飲みながら、全裸のヨダカを鼻で笑って見ていた。
あまりの衝撃に後ずさろうとするが、首輪から伸びたチェーンはすぐ横に繋がれており、手足がセットで拘束されているため、上手く動けない。
「お客様、長らくお待たせ致しました。本日は私共が運営いたします奴隷調教LIVEへお越し頂き、誠にありがとうございます。
本日の奴隷は、ヨダカでございます。
躾、調教ともに順調ですが、なにぶん初めてでございますので、多少大目に見て頂けますと幸いです」
イトウの声が響く。
調教LIVE?何だそれは。俺は一体…
「ヨダカ、ご挨拶しなさい」
「はい、喜んで」
ヨダカは習慣で、いつものように返事を返し、土下座しようとしてひっくり返った。
周りが笑い、ヨダカは慌てて身体を起こそうとするが、手足が絡まり、蛙のように倒れ込む。
「申し訳ございません。ヨダカ、土下座したかったんだな。そのままで良いから、ご挨拶しなさい」
習慣とはなんと恐ろしいことか。
ヨダカの思いとは逆に、身体は覚え込んだ挨拶を流れるように口にした。
「はい、ありがとうございます」
ヨダカは自然に奴隷式に尻を上げ、額を付く。
「ヨダカでございます。よ、よろしくお願い致します」
衆人環視の舞台の上、2枚折れに拘束されたヨダカに逃げ道はあったのだろうか。
ヨダカは、手足を拘束されたまま舞台の床へ仰向けに寝かされ、頭をイトウの膝へ抱え上げられた。
貞操帯の巻き付いた股間や尻穴が客へ向けられ、その目に晒されている。
下卑た笑い声が響き、ヨダカはあまりの恥ずかしさに顔が紅潮した。
………………が、そんな恥辱は序の口だったのだ。
「皆様、こちらの奴隷は、2日間脱糞を許されず、汚い糞をたっぷり溜め込んでおります。今からここで排泄させたいと存じますが、いかがでしょうか」
ヨダカは血の気が引く思いがした。
たくさんの人に見られながらの脱糞など、そんな醜態を晒すなど、出来るはずがない。
ヨダカの悲鳴は客の盛大な拍手に掻き消された。世話役がするすると貞操帯を解いていく。
イトウがヨダカの腸を腹の上からギュッと押さえた。
ヨダカは目を見開き唇を噛んだ。
2日分だ、出したい、
いやここでは出したくない。絶対に。
張り型が詰まった肛門をイトウの指が撫でる。そして、耳元で呟く。
「腹も肛門も、糞とガスで膨らんでパンパンだね、ヨダカ。今ここで出さないのなら、また暫くお預けだよ。あと1週間…」
「出したいです!ウンコさせてください!」
ヨダカは思わず叫ぶ。
あの痛みだけは耐えられない。
そして、人目も忘れ、思い切り踏ん張った。
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