1 / 1
異世界転生させたら、オエライ様を怒らせてしまった
しおりを挟む
世界はいくつもの空間と時間によって無数に点在している。
その世界を、時と空間を司る神とその配下である管理者によって世界は管理されていた。
その管理者が担当する世界の文化の中に「乙女ゲーム」というものがあった。
それは主に異邦人の女性主人公が見知らぬ世界で攻略対象者と言われる癖のある男性たちと出会い、彼らのウチの1人または彼ら全員と結ばれるという内容だ。
最初はそんなに興味はなかったのだが、仲の良い別世界の神にこれを教えてみたら・・・
「何コレ面白いじゃん!!そうだ、これに似た世界を作ってみよう。」
そう言って乙女ゲームにハマってしまった「彼」は乙女ゲームに似た世界を本当に作ってしまった。
「ねえねえ、どうせなら君の管理する「世界」の住人の魂をボクの「世界」に転生させてみない?」
その提案に自分は二つ返事で了承し、管理している「世界」の特に10代・20代の若い女性たちをチート能力を授けて「彼」の新しく作った「世界」に転生させた。
そこまではよかったんだけど・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ・・・・・
「・・・・・・・・・」
「うっうぅ・・・」
ただいま、ボクと「彼」はとある方たちの前で正座させられています。ちなみに「彼」はその方たちにボコボコにされたらしく、グズグズと泣きながらボクの隣で正座しています。
「アンタら・・・とんでもない事しでかしてくれたわね。」
ゴゴゴ・・・というとんでもない威圧感を放つのは、ボクの上司に当たる時と時空を司る女神黒闇天様だ。
「君たちさあ、自分が何やったのか分かってる?」
黒闇天様の右隣でニコニコと笑っているけれど、目が笑っていない美青年もとい冥府を司る閻魔天王様の子息である
夜魔冥皇子様ががボク達に問いかけた。
「最近、まだ寿命や死ぬ予定のない若い女性の魂が多いのに、その魂が冥府にこないからおかしいよなぁ~って思ったら・・・・君たちの仕業だったんだね。」
ギロリと氷の様に冷たい瞳で睨まれてしまい、背筋にゾッと寒気が走った。
「っ・・・ボク達は彼女たちの夢を叶えただけだ!」それの何が悪い!!」
「夢?自分の欲望のためだろう。」
「彼」の言い分をバッサリと切り捨てて冷たく言い放ったのは冥府の裁判官小野篁様だ。
「なっ・・・嘘だ!! 彼女達はボクの加護のおかげでチート能力を授けたんだよ。」
「その能力のせいで、彼女達は周囲の人々から「魔女」や「悪女」と呼ばれて虐げられているんだぞ。中にはその能力を利用されて命を落とした者がいるんだぞ。貴様の考えなしの行動のせいでな!!」
「そっ、そんな・・・・」
自分の知らなかった事実と篁様の怒号に「彼」はガクリとうなだれてしまった。
「ワタシ達だけじゃないわよ。アンタ達に怒っているのは。」
「「へっ!?」」
顔を上げてお三方を見ると、その後ろに無数の黒い影が現れた。
「ひっ!!なっ、なんで・・・?」
それは「彼」やボクの管理する「世界」に住む「土地神」だ。
「本来、亡くなった者の魂は冥府で前世の「穢れ」を落とすために一度、深い眠りにつかせるんだ。そのあと、その魂をどこに転生するのか裁判で決めてから転生させるんだ。なのに
君たちはそれを行わずに勝手に転生させたからその「世界」に前世の「穢れ」が残ったせいで、君たちの「世界」の土地神に酷い影響がでてしまい、彼らは穢れてしまった。これはね、もう君たちだけの問題じゃないんだよ。」
夜魔冥皇子様の声がガンガンと頭に響く。ボク達は本当にとんでもないことをしでかしてしまったんだ。
「あの世界の管理は別の神が今後管理することになる。貴様たちは・・・・ 魂を横領した罪で地獄にいってもらう。 そこで思い知れ、命を弄ぶというのがどれほど重たい罪なのかを。」
篁様の 声を最後にボクの視界は段々と暗くなっていき、やがてプッツリと意識が切れた。
その世界を、時と空間を司る神とその配下である管理者によって世界は管理されていた。
その管理者が担当する世界の文化の中に「乙女ゲーム」というものがあった。
それは主に異邦人の女性主人公が見知らぬ世界で攻略対象者と言われる癖のある男性たちと出会い、彼らのウチの1人または彼ら全員と結ばれるという内容だ。
最初はそんなに興味はなかったのだが、仲の良い別世界の神にこれを教えてみたら・・・
「何コレ面白いじゃん!!そうだ、これに似た世界を作ってみよう。」
そう言って乙女ゲームにハマってしまった「彼」は乙女ゲームに似た世界を本当に作ってしまった。
「ねえねえ、どうせなら君の管理する「世界」の住人の魂をボクの「世界」に転生させてみない?」
その提案に自分は二つ返事で了承し、管理している「世界」の特に10代・20代の若い女性たちをチート能力を授けて「彼」の新しく作った「世界」に転生させた。
そこまではよかったんだけど・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ・・・・・
「・・・・・・・・・」
「うっうぅ・・・」
ただいま、ボクと「彼」はとある方たちの前で正座させられています。ちなみに「彼」はその方たちにボコボコにされたらしく、グズグズと泣きながらボクの隣で正座しています。
「アンタら・・・とんでもない事しでかしてくれたわね。」
ゴゴゴ・・・というとんでもない威圧感を放つのは、ボクの上司に当たる時と時空を司る女神黒闇天様だ。
「君たちさあ、自分が何やったのか分かってる?」
黒闇天様の右隣でニコニコと笑っているけれど、目が笑っていない美青年もとい冥府を司る閻魔天王様の子息である
夜魔冥皇子様ががボク達に問いかけた。
「最近、まだ寿命や死ぬ予定のない若い女性の魂が多いのに、その魂が冥府にこないからおかしいよなぁ~って思ったら・・・・君たちの仕業だったんだね。」
ギロリと氷の様に冷たい瞳で睨まれてしまい、背筋にゾッと寒気が走った。
「っ・・・ボク達は彼女たちの夢を叶えただけだ!」それの何が悪い!!」
「夢?自分の欲望のためだろう。」
「彼」の言い分をバッサリと切り捨てて冷たく言い放ったのは冥府の裁判官小野篁様だ。
「なっ・・・嘘だ!! 彼女達はボクの加護のおかげでチート能力を授けたんだよ。」
「その能力のせいで、彼女達は周囲の人々から「魔女」や「悪女」と呼ばれて虐げられているんだぞ。中にはその能力を利用されて命を落とした者がいるんだぞ。貴様の考えなしの行動のせいでな!!」
「そっ、そんな・・・・」
自分の知らなかった事実と篁様の怒号に「彼」はガクリとうなだれてしまった。
「ワタシ達だけじゃないわよ。アンタ達に怒っているのは。」
「「へっ!?」」
顔を上げてお三方を見ると、その後ろに無数の黒い影が現れた。
「ひっ!!なっ、なんで・・・?」
それは「彼」やボクの管理する「世界」に住む「土地神」だ。
「本来、亡くなった者の魂は冥府で前世の「穢れ」を落とすために一度、深い眠りにつかせるんだ。そのあと、その魂をどこに転生するのか裁判で決めてから転生させるんだ。なのに
君たちはそれを行わずに勝手に転生させたからその「世界」に前世の「穢れ」が残ったせいで、君たちの「世界」の土地神に酷い影響がでてしまい、彼らは穢れてしまった。これはね、もう君たちだけの問題じゃないんだよ。」
夜魔冥皇子様の声がガンガンと頭に響く。ボク達は本当にとんでもないことをしでかしてしまったんだ。
「あの世界の管理は別の神が今後管理することになる。貴様たちは・・・・ 魂を横領した罪で地獄にいってもらう。 そこで思い知れ、命を弄ぶというのがどれほど重たい罪なのかを。」
篁様の 声を最後にボクの視界は段々と暗くなっていき、やがてプッツリと意識が切れた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
公爵閣下、社交界の常識を学び直しては?
碧井 汐桜香
ファンタジー
若い娘好きの公爵は、気弱な令嬢メリシアルゼに声をかけた。
助けを求めるメリシアルゼに、救いの手は差し出されない。
母ですら、上手くやりなさいと言わんばかりに視線をおくってくる。
そこに現れた貴婦人が声をかける。
メリシアルゼの救いの声なのか、非難の声なのか。
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
『お前を愛する事はない』なんて言ってないでしょうね?
あんど もあ
ファンタジー
政略結婚で妻を娶った息子に、母親は穏やかに、だが厳しく訊ねる。
「『お前を愛する事は無い』なんて言ってないでしょうね?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる