4 / 15
感情と違和感
しおりを挟む
すこしの静けさが、二人を包む。小吹ちゃん、こーゆー時に小吹ちゃんの天真爛漫な会話でつないで欲しい、、と小吹ちゃんを一瞥すると小吹ちゃんは申し訳なさそうに下を向いた。それは何故なのかその時の私に気づくことは難しかった。
「未来さん今日は小吹と遊んでくれてありがとう」
その言葉は感謝と何か別の感情が混ざっているようなそんな気がした。
「い、いえ、全然、とても楽しかったよ」そうつくり笑顔で必死に答える。
「そうですか、それは何よりでした。ほら小吹!迷惑はかけませんでしたか?」
その笑顔は晴天に少しモヤがかかっているようだった。
「なわけないでしょ!逆に小吹がお世話したくらいよ!なんか未来ちゃんったら景品取れなくて犬みたいに吠えてたんだから」
「いや、それは小吹ちゃんでしょ?」
そうつっこむと3人は笑いながらそれぞれの家の方向へ足を向けた。このままでいいのか自分に問う。そしてあの今にも溶けてしまいそうな悲しそうな顔に私は確かに覚えがあった。でもダメだ、思い出せない。
私は本当にずるい。
気づいた時にはもう家に着いていた。「おかえりなさい、ご飯食べる?」
帰るとリビングにはお母さんがいて食器を洗っていた。「軽めでいい、、」私はうなずくと用意されたご飯を食べお風呂に向かった。
お風呂につかりながら今日の事を思い出す。
「かみもと、、かれん、、」
明日は話せるのかな?いや、話したい。これが今の私の気持ち。本当は今にでも家に行きたいのだがその家を私は知らない。仕方がない、明日にしよう。
その夜、またあの夢を見た。
ここは、家?記憶にはないけど見覚えのある家具とショートで白髪の少女がせっせと折り紙をしている。
「みーちゃん、どうかな??うまく出来てる?」
そう言ってその少女は不格好なツルを見せてきた。そのツルをテーブルに置くとパタリと右の方へ倒れてしまった。
「私もみーちゃんみたいに綺麗に立たせてみたいなぁ」
その少女はそういうと少し私を見てまたツルをおりはじめた。
「でも、ーーーのためだもんね!」
え?今なんて言った?よく聞こえなかった。何のためだって?
ジリリ、、そこで目覚ましにより目が覚めた。今の夢はいったい何だったんだろう。私の忘れた記憶、、?ダメだ何も思い出せない。少し頭も重い、休もうかないや!それより今日は早く学校行かないと、、!
「おはよう未来ご飯できてるよ」
一階に降りるとお母さんが笑顔で迎えてくれた。ありがとうと軽く言うと私は急いで朝食を済ませ学校に向かった。
「あら、今日は急いでるのね。ふふ、まだそんな時間でもないでしょう」
家を出る時に玄関でお母さんが優しく笑った。
「なんでも!行ってきます」
そしてすぐに家を飛び出した。学校に着くとまだ朝早いというのに半数以上の生徒が机に座って勉強をしている。その中にはあの勉強が苦手な夏南の姿もあった。
「ねぇ夏南、勉強なんかして一体なんの儀式?なんかすごい魔物でも呼び出すの?」
と、少しおちょくるとキョトンとした顔で夏南は私を見つめた。
「なにを寝ぼけてるの?明後日からテストでしょー?まったく未来は昔から実は勉強してるタイプだよね~こんなに余裕かましてていつも私より点数高いんだからぁ」
え?あ、うんあ、、そうかぁ!最近考え事ばかりで全然忘れてたけど明後日からテストだったぁぁこれは本当にやばいですよ未来さん本当に何もしてないグループ筆頭ですよこれは。
「えへへ、そ、そんな事ないよ今回は私も本当にやばいわ」
「まったく、そんなこと言ってー!本当は家でやってるの知ってるよ?」
いや、本当にしてないやつなんですよこれが、、最近授業もまともに聞いてないから範囲もよく分からない、、終わった、、。
「うーん、ここ分からないなぁそーだ!圭ちゃんにきぃこぉっと!」
夏南は勉強に恋に、、私の得られなかったものを得てその上また得ようとしてるのか、なんと強欲、、!でもあの一件から数日もうかれこれ一ヶ月くらい経つけど私の圭くんへの気持ちってどうなんだろう。前のように好きかと言われたら別にそうでもないし、じゃあ嫌いなのかと言われたらそんなわけもない。あの時はあんなにも涙を流していたというのに。好きってなんなんだろう。
そんな事を考えてるうちに目の前に夏南の姿はなく、そのかわりに雫ちゃんがこちらを見つめている。
「ちょっと!聞いてますか?」
「え?なに?ごめんねもう一回お願い」
「だからー今日の数学の時間の宿題!もう集める時間だよ?」
忘れてたぁぁ、テスト前だからいつも宿題出してるんだっけ、、心ここにあらずすぎた、、私の心どこにあるの、、誰か探して。
「ご、ごめん家に忘れてきちゃった」
「そんな小学生みたいなこと言わないでください。やってないんですね。あなたらしくもないですね。」
その場は笑って誤魔化したがいつも宿題は居残ってやる事になる。宿題以上の課題と共に。
「未来さん今日は小吹と遊んでくれてありがとう」
その言葉は感謝と何か別の感情が混ざっているようなそんな気がした。
「い、いえ、全然、とても楽しかったよ」そうつくり笑顔で必死に答える。
「そうですか、それは何よりでした。ほら小吹!迷惑はかけませんでしたか?」
その笑顔は晴天に少しモヤがかかっているようだった。
「なわけないでしょ!逆に小吹がお世話したくらいよ!なんか未来ちゃんったら景品取れなくて犬みたいに吠えてたんだから」
「いや、それは小吹ちゃんでしょ?」
そうつっこむと3人は笑いながらそれぞれの家の方向へ足を向けた。このままでいいのか自分に問う。そしてあの今にも溶けてしまいそうな悲しそうな顔に私は確かに覚えがあった。でもダメだ、思い出せない。
私は本当にずるい。
気づいた時にはもう家に着いていた。「おかえりなさい、ご飯食べる?」
帰るとリビングにはお母さんがいて食器を洗っていた。「軽めでいい、、」私はうなずくと用意されたご飯を食べお風呂に向かった。
お風呂につかりながら今日の事を思い出す。
「かみもと、、かれん、、」
明日は話せるのかな?いや、話したい。これが今の私の気持ち。本当は今にでも家に行きたいのだがその家を私は知らない。仕方がない、明日にしよう。
その夜、またあの夢を見た。
ここは、家?記憶にはないけど見覚えのある家具とショートで白髪の少女がせっせと折り紙をしている。
「みーちゃん、どうかな??うまく出来てる?」
そう言ってその少女は不格好なツルを見せてきた。そのツルをテーブルに置くとパタリと右の方へ倒れてしまった。
「私もみーちゃんみたいに綺麗に立たせてみたいなぁ」
その少女はそういうと少し私を見てまたツルをおりはじめた。
「でも、ーーーのためだもんね!」
え?今なんて言った?よく聞こえなかった。何のためだって?
ジリリ、、そこで目覚ましにより目が覚めた。今の夢はいったい何だったんだろう。私の忘れた記憶、、?ダメだ何も思い出せない。少し頭も重い、休もうかないや!それより今日は早く学校行かないと、、!
「おはよう未来ご飯できてるよ」
一階に降りるとお母さんが笑顔で迎えてくれた。ありがとうと軽く言うと私は急いで朝食を済ませ学校に向かった。
「あら、今日は急いでるのね。ふふ、まだそんな時間でもないでしょう」
家を出る時に玄関でお母さんが優しく笑った。
「なんでも!行ってきます」
そしてすぐに家を飛び出した。学校に着くとまだ朝早いというのに半数以上の生徒が机に座って勉強をしている。その中にはあの勉強が苦手な夏南の姿もあった。
「ねぇ夏南、勉強なんかして一体なんの儀式?なんかすごい魔物でも呼び出すの?」
と、少しおちょくるとキョトンとした顔で夏南は私を見つめた。
「なにを寝ぼけてるの?明後日からテストでしょー?まったく未来は昔から実は勉強してるタイプだよね~こんなに余裕かましてていつも私より点数高いんだからぁ」
え?あ、うんあ、、そうかぁ!最近考え事ばかりで全然忘れてたけど明後日からテストだったぁぁこれは本当にやばいですよ未来さん本当に何もしてないグループ筆頭ですよこれは。
「えへへ、そ、そんな事ないよ今回は私も本当にやばいわ」
「まったく、そんなこと言ってー!本当は家でやってるの知ってるよ?」
いや、本当にしてないやつなんですよこれが、、最近授業もまともに聞いてないから範囲もよく分からない、、終わった、、。
「うーん、ここ分からないなぁそーだ!圭ちゃんにきぃこぉっと!」
夏南は勉強に恋に、、私の得られなかったものを得てその上また得ようとしてるのか、なんと強欲、、!でもあの一件から数日もうかれこれ一ヶ月くらい経つけど私の圭くんへの気持ちってどうなんだろう。前のように好きかと言われたら別にそうでもないし、じゃあ嫌いなのかと言われたらそんなわけもない。あの時はあんなにも涙を流していたというのに。好きってなんなんだろう。
そんな事を考えてるうちに目の前に夏南の姿はなく、そのかわりに雫ちゃんがこちらを見つめている。
「ちょっと!聞いてますか?」
「え?なに?ごめんねもう一回お願い」
「だからー今日の数学の時間の宿題!もう集める時間だよ?」
忘れてたぁぁ、テスト前だからいつも宿題出してるんだっけ、、心ここにあらずすぎた、、私の心どこにあるの、、誰か探して。
「ご、ごめん家に忘れてきちゃった」
「そんな小学生みたいなこと言わないでください。やってないんですね。あなたらしくもないですね。」
その場は笑って誤魔化したがいつも宿題は居残ってやる事になる。宿題以上の課題と共に。
0
あなたにおすすめの小説
ヤクザのお嬢は25人の婚約者に迫られてるけど若頭が好き!
タタミ
恋愛
関東最大の極道組織・大蛇組組長の一人娘である大蛇姫子は、18歳の誕生日に父から「今年中に必ず結婚しろ」と命じられる。
姫子の抵抗虚しく、次から次へと夫候補の婚約者(仮)が現れては姫子と見合いをしていくことに。
しかし、姫子には子どもの頃からお目付け役として世話をしてくれている組員・望月大和に淡い恋心を抱き続けていて──?
全25人の婚約者から真実の愛を見つけることはできるのか!?今、抗争より熱い戦いの幕が上がる……!!
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
一条さん結婚したんですか⁉︎
あさとよる
恋愛
みんなの憧れハイスペックエリートサラリーマン『一条 美郷(※超イケメン)』が、結婚してしまった⁉︎
嫁ラブの旦那様と毒舌地味嫁(花ちゃん)....とっ!その他大勢でお送りしますっ♡
((残念なイケメンの一途過ぎる溺愛♡))のはじまりはじまり〜
⭐︎本編は完結しております⭐︎
⭐︎番外編更新中⭐︎
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる