6 / 15
感情と少女
しおりを挟む
朝日を浴びて私は目が覚めた。
あー、身体が痛い。どうやら机に向かったまま寝てしまったみたいだ。
もう学校行かないとなー。
私は支度をし、階段を降りた。
「あら、おはよう。」
「おはようお母さん」
私は挨拶を軽く済ませると用意してくれた朝ごはんを今にも瞑りそうな目を擦りながらゆっくりと食べる。食べ終わると私は学校に向かった。
「おっはよー未来ちゃん!」
門を通ろうとしたときに声をかけられた。誰だ?と思い後ろを振り向く、そこには小吹ちゃんがいた。
「あーおはよう小吹ちゃん。あれ?かみ、、華憐は?」
「あー、華憐ねー先に行ったよー!」
と言いながら何やら小吹ちゃんはニヤニヤしている。
「はいはい、さ、行きましょ!」
私たちは今にも鳴りそうなチャイムに怯えながら教室に向かった。
教室に着くと黒板には大きな文字で『自習』と書いてあった。
「そっかー明日からテストだもんね」
「未来さん、おはようございます。どうですか?勉強の方は」
教室に入るなり声が聞こえた。この声はまさしく。華憐であった。
「うーん、ぼちぼちでんなぁ」
「ふふっそうでしたか。昨日は遅くまですみませんでした。よかったら今日私たちと勉強会開きませんか?」
『私たち』とは小吹ちゃんと華憐のことだろうか?範囲もあやふやであるし悪い話ではないな。
「いいよー。教えてほしいところあったんだー」
「分かりました。誠心誠意頑張ります」
教えてほしいところとはまず範囲からなのだが、、
「え?なに?勉強?私も混ぜてよぉー!」
「勉強会ですか!ぜひ私もご一緒に、、」
その声は夏南と、雫ちゃんからであった。
夏南はともかく雫ちゃんは勉強会なんて必要とは思えないけどどうしたんだろう。
「えぇ、、是非お願いします」
華憐は快くこたえる。ま、いっか!
その日は昼まで自習で、午後の授業は無くなった。それによりすこし早いが勉強会の始まりである。教室を出ると隣の教室に向かい小吹ちゃんに声をかける。やはりあの性格だ、小吹ちゃんの周りには友達の姿が多く見られるそしてその中心は小吹ちゃんなのだ。
「小吹ちゃん!これからみんなと勉強会しない?」
「勉強会かぁ」
なんとも煮えくり返らない返事である。
「ちょっと同クラの人に頼み事されちゃったから遅れて参加するよ!」
「そうなのですね、、分かりました。ではまた追って連絡をします」
少し寂しいそうに華憐は言う。まぁそういうことなら仕方ないかな。
私たちは先に学校を出て場所をどうするかという話になった。
「私の家はどうですか?ちょっと今知り合いが来てるけど邪魔しないように言っておきますよ?」
雫ちゃんが提案してきた。雫ちゃんの家かぁ行ったことないなぁ。
「よろしいのですか?とても助かります!」
「全然!問題無いですよ。家も近いですし」
いつも静かな静かちゃんが少し興奮しながら答える。
「雫の家かぁちょっとだけ気になるかもぉ!」
「おい、夏南私たちは遊びに行くんじゃないんだぞ?」
「勉強でしょー?わかってるよー未来」
ということで場所は決まった。華憐が小吹ちゃんに連絡入れておくと言ってるしこれで後は向かうだけだ。でも少し気になる事が。夏南は何故私たちと勉強するんだ?圭くぅん~とか言ってデートに行きそうなものだが。それに雫ちゃんも学校外でいままで会った事がないし、頭もいい。よく自分から勉強会に混ざったものだ。まぁ考え過ぎかなぁ。
「ちょっと!置いてかないで華憐ー!」
「うふふ、ぼけっとしてるからですよ」
私たちは更に雫ちゃんの家へと歩調を早めた。
10分くらい歩いただろうか私たちの前には大きな一軒家が立っていた。
「ここが雫の家なんだぁ。おっきぃね」
夏南が驚くのも無理はない。立派な門と家、門から玄関の扉までは綺麗に石が並べられていて脇には花壇が施されている。お父さんはいったいどんな人なんだろうか、、
家に入るとそこにはメイドがいた。
「おかえりなさいませ。ご友人の方ですね。お部屋にお茶をお持ちしますのでお部屋にてお待ち下さい」
「ありがとう」
す、すごいこれがメイドってやつか!生で初めてホンモノをみた。
私が呆気にとられていると奥から一人の女性が現れた。綺麗な白髪の長い髪をととのえた同じくらいの歳の子だ。どことなくハーフっぽい顔立ちをしている。お人形さんみたいで可愛い割にしっかりと主張された胸だ。少し分けて頂きたい。
「あー、おかえりなさい雫ー!」
「友達を連れてきたから」
「そーなんだ!それなら邪魔しないね!」
と言うと奥に消えていってしまった。でも今の人あの夢の少女に似ている気がするでもあの少女はショートであったし、なにより浴衣を着ていた。顔までははっきりとしないが何か感じが少し変わっているそんな気がする。
私たちが部屋について道具を広げている頃、メイドさんがお茶持ってきてくれた。青く綺麗なコップに注がれたそのお茶はなんだか美味しく感じた。そのとき家のインターフォンが鳴った。小吹ちゃんがきたようだ。メイドさんに案内されながら部屋に小吹ちゃんが入ってくる。
「すごいなぁ、こんなに大きな家の入ったの初めてだよぉ」
なんだか目をキラキラさせながら小吹ちゃんが床に座る。
さてみんな揃ったし勉強を始めるか。
「まずは範囲を教えて!」
小吹ちゃんが自信満々に問う。そしてみんなの顔から同情の表情が現れた。私を除いて。
あー、身体が痛い。どうやら机に向かったまま寝てしまったみたいだ。
もう学校行かないとなー。
私は支度をし、階段を降りた。
「あら、おはよう。」
「おはようお母さん」
私は挨拶を軽く済ませると用意してくれた朝ごはんを今にも瞑りそうな目を擦りながらゆっくりと食べる。食べ終わると私は学校に向かった。
「おっはよー未来ちゃん!」
門を通ろうとしたときに声をかけられた。誰だ?と思い後ろを振り向く、そこには小吹ちゃんがいた。
「あーおはよう小吹ちゃん。あれ?かみ、、華憐は?」
「あー、華憐ねー先に行ったよー!」
と言いながら何やら小吹ちゃんはニヤニヤしている。
「はいはい、さ、行きましょ!」
私たちは今にも鳴りそうなチャイムに怯えながら教室に向かった。
教室に着くと黒板には大きな文字で『自習』と書いてあった。
「そっかー明日からテストだもんね」
「未来さん、おはようございます。どうですか?勉強の方は」
教室に入るなり声が聞こえた。この声はまさしく。華憐であった。
「うーん、ぼちぼちでんなぁ」
「ふふっそうでしたか。昨日は遅くまですみませんでした。よかったら今日私たちと勉強会開きませんか?」
『私たち』とは小吹ちゃんと華憐のことだろうか?範囲もあやふやであるし悪い話ではないな。
「いいよー。教えてほしいところあったんだー」
「分かりました。誠心誠意頑張ります」
教えてほしいところとはまず範囲からなのだが、、
「え?なに?勉強?私も混ぜてよぉー!」
「勉強会ですか!ぜひ私もご一緒に、、」
その声は夏南と、雫ちゃんからであった。
夏南はともかく雫ちゃんは勉強会なんて必要とは思えないけどどうしたんだろう。
「えぇ、、是非お願いします」
華憐は快くこたえる。ま、いっか!
その日は昼まで自習で、午後の授業は無くなった。それによりすこし早いが勉強会の始まりである。教室を出ると隣の教室に向かい小吹ちゃんに声をかける。やはりあの性格だ、小吹ちゃんの周りには友達の姿が多く見られるそしてその中心は小吹ちゃんなのだ。
「小吹ちゃん!これからみんなと勉強会しない?」
「勉強会かぁ」
なんとも煮えくり返らない返事である。
「ちょっと同クラの人に頼み事されちゃったから遅れて参加するよ!」
「そうなのですね、、分かりました。ではまた追って連絡をします」
少し寂しいそうに華憐は言う。まぁそういうことなら仕方ないかな。
私たちは先に学校を出て場所をどうするかという話になった。
「私の家はどうですか?ちょっと今知り合いが来てるけど邪魔しないように言っておきますよ?」
雫ちゃんが提案してきた。雫ちゃんの家かぁ行ったことないなぁ。
「よろしいのですか?とても助かります!」
「全然!問題無いですよ。家も近いですし」
いつも静かな静かちゃんが少し興奮しながら答える。
「雫の家かぁちょっとだけ気になるかもぉ!」
「おい、夏南私たちは遊びに行くんじゃないんだぞ?」
「勉強でしょー?わかってるよー未来」
ということで場所は決まった。華憐が小吹ちゃんに連絡入れておくと言ってるしこれで後は向かうだけだ。でも少し気になる事が。夏南は何故私たちと勉強するんだ?圭くぅん~とか言ってデートに行きそうなものだが。それに雫ちゃんも学校外でいままで会った事がないし、頭もいい。よく自分から勉強会に混ざったものだ。まぁ考え過ぎかなぁ。
「ちょっと!置いてかないで華憐ー!」
「うふふ、ぼけっとしてるからですよ」
私たちは更に雫ちゃんの家へと歩調を早めた。
10分くらい歩いただろうか私たちの前には大きな一軒家が立っていた。
「ここが雫の家なんだぁ。おっきぃね」
夏南が驚くのも無理はない。立派な門と家、門から玄関の扉までは綺麗に石が並べられていて脇には花壇が施されている。お父さんはいったいどんな人なんだろうか、、
家に入るとそこにはメイドがいた。
「おかえりなさいませ。ご友人の方ですね。お部屋にお茶をお持ちしますのでお部屋にてお待ち下さい」
「ありがとう」
す、すごいこれがメイドってやつか!生で初めてホンモノをみた。
私が呆気にとられていると奥から一人の女性が現れた。綺麗な白髪の長い髪をととのえた同じくらいの歳の子だ。どことなくハーフっぽい顔立ちをしている。お人形さんみたいで可愛い割にしっかりと主張された胸だ。少し分けて頂きたい。
「あー、おかえりなさい雫ー!」
「友達を連れてきたから」
「そーなんだ!それなら邪魔しないね!」
と言うと奥に消えていってしまった。でも今の人あの夢の少女に似ている気がするでもあの少女はショートであったし、なにより浴衣を着ていた。顔までははっきりとしないが何か感じが少し変わっているそんな気がする。
私たちが部屋について道具を広げている頃、メイドさんがお茶持ってきてくれた。青く綺麗なコップに注がれたそのお茶はなんだか美味しく感じた。そのとき家のインターフォンが鳴った。小吹ちゃんがきたようだ。メイドさんに案内されながら部屋に小吹ちゃんが入ってくる。
「すごいなぁ、こんなに大きな家の入ったの初めてだよぉ」
なんだか目をキラキラさせながら小吹ちゃんが床に座る。
さてみんな揃ったし勉強を始めるか。
「まずは範囲を教えて!」
小吹ちゃんが自信満々に問う。そしてみんなの顔から同情の表情が現れた。私を除いて。
0
あなたにおすすめの小説
ヤクザのお嬢は25人の婚約者に迫られてるけど若頭が好き!
タタミ
恋愛
関東最大の極道組織・大蛇組組長の一人娘である大蛇姫子は、18歳の誕生日に父から「今年中に必ず結婚しろ」と命じられる。
姫子の抵抗虚しく、次から次へと夫候補の婚約者(仮)が現れては姫子と見合いをしていくことに。
しかし、姫子には子どもの頃からお目付け役として世話をしてくれている組員・望月大和に淡い恋心を抱き続けていて──?
全25人の婚約者から真実の愛を見つけることはできるのか!?今、抗争より熱い戦いの幕が上がる……!!
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
一条さん結婚したんですか⁉︎
あさとよる
恋愛
みんなの憧れハイスペックエリートサラリーマン『一条 美郷(※超イケメン)』が、結婚してしまった⁉︎
嫁ラブの旦那様と毒舌地味嫁(花ちゃん)....とっ!その他大勢でお送りしますっ♡
((残念なイケメンの一途過ぎる溺愛♡))のはじまりはじまり〜
⭐︎本編は完結しております⭐︎
⭐︎番外編更新中⭐︎
幼馴染の許嫁
山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。
___あの日までは
その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった
女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう
「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」
可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる
「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」
例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした
「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」
頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。
「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」
受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に
「許嫁、やめますっ」
選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる