101 / 195
1章【地獄のスパルタ訓練編】
第100話・レベルアップ
しおりを挟む
「──ちょッ⋯⋯タ、タンマ!」
「駄ァ目だッ! 昨日、『もっと上げる』つっただろーが!!」
尻尾を引っ掴み、ティガは俺をブン回す。
どうにかして振り解(ほど)きたい所だが、相手は馬鹿げた筋力の持ち主。
高速で振り回されていては、身動きもヘッタクレもないのが現状だ。
(やばい、頭に血が上って意識が⋯⋯ッ)
景色が歪み始める中、俺は必死に頭を回転させる。
⋯⋯いやまぁ、マジで身体ごと回転させられているワケなんだが。
「いくぜオラァッ!!」
「ちょちょッ、ちょっと待っ──」
俺の身体が、ヌンチャクの様に振り回される。
上から下、右から左。アッチとコッチが物凄い勢いで入れ替わる。
口や鼻からは勿論、耳や目までも大量の血が吹き出しできた。
(──し、死ぬ⋯⋯!!)
朦朧(もうろう)としだす意識の中、そんな考えが浮かんでくる。
どうやら俺は、少しばかり浮かれていたらしい。
“昨日は炎装を使って逃げ切れたから、今日は炎装ナシで逃げ切ってみよう!”
なーんてチャレンジをするには、流石に早過ぎたらしい。
「ほッ!!」
──ドゴオォォォンッッ!!
背中に、大きな衝撃が伝わる。
そりゃあ、ヌンチャクといえば、“叩き付けて”使う武器だ。
ブンブンされている最中で、薄々こうされる事は気付いていたぜ。
⋯⋯勿論、その場合の対策もな。
「──おおっ?♡」
「⋯⋯ったく、殺す気かよ」
炎装形態への移行、これ一択だぜ。
まぁぶっちゃけ、“こうするしか無かった”ってのが正解だが。
⋯⋯さて。済んだ事はいいとして、こっからどうするべきか。
パワープレイでは及ばないのは分かりきってるし、頭を使う必要があるな。
問題なのは、“拘束されている”という点。そして、その“拘束力”がハンパないという点だ。
⋯⋯となると、やるべき事は拘束部位の切除しかないか。
「ンググ⋯⋯ッ!!」
「あぁン?」
精一杯、俺は身体を反らせる。
それはもう、地面に付く後頭部が更にめり込んでいく程に。
幸い、ティガは俺の行動を不思議がって追撃をしてこない。
ならもう、やるしかないぜ⋯⋯!!
「うあぁッッ!!」
圧縮したバネを弾く様に、全力で身体を跳ね上がらせる。
その結果、“その場から動けない尻尾”は、“高速で動く身体”に着いてこれず⋯⋯
──ブチンッッ!!
「ヘェ⋯⋯自分から尻尾を千切(ちぎ)るかァ♪」
「~~ッッてぇ!!」
物凄い激痛が、尻尾の切断面から伝わってくる。
なんなら、転生してから経験した痛みの中でもトップかもしれない。
それに、一向に血が止まる気配も無いが⋯⋯はて?
まぁ今は、余計な事を考えている場合じゃないな。
“炎装形態時に追った深手は、回復が遅い”とだけ覚えおこう。
「──さァ続きを始めるぜ、紅志。
今の度胸があるんなら、もっと上げても良さそうだ」
「⋯⋯ハッ。次はなんだ? 殴り合いか?」
呼吸を整え、俺は逃げる為に姿勢を低く構える。
未だに頭はぐにゃあ状態だし、尻尾もめっちゃ痛いが⋯⋯また捕まっては元も子もない。
大丈夫。昨日は逃げ切れたんだから、今日だって同じ成果を上げらるさ、俺。
「──はい、そこまでぃ!」
「「??」」
唐突に、幼女が俺達の間に割って入る。
ここ最近は“研究”とやらで忙しいらしく、姿を見ていなかったが⋯⋯何事だ?
「そろそろ、修行のレベルを上げよっか。
──ティガ、ゼルは今どこに?」
「ボスなら、今は“蓮”に会いに外してる。⋯⋯何の用だ?」
「いや、少しギルルを借りたくてねー⋯。
まぁ、忙しいなら仕方無い。勝手だけど、ちょっとあのコを呼んできてもらえる?」
「はぁ? メンドクセーから、自分で行けよ。
寝てるアイツを起こすのが、どんだけダリィか知ってんだろ?」
ボリボリと頭を搔きながら、ティガは踵を返す。
何故か、あのデカパーカーの少年に用がある様だが⋯⋯。
“蓮”とかいう人物も、ソイツにわざわざ会いに行く魔王も気になりすぎるぜ。
「あ~幼女? 色々聞きたいんだが、まず“蓮”ってのは?」
「う~ん、そうだねぇ。ちょっち面倒な話になるけど─⋯」
⋯─まず、蓮っていうのは君と同じ転生者だね。
強いよ~? 簡潔に言うなら、“私やゼルと同類”って感じだ。
そんだけ強い彼だから、私が力を失ってからは“色々”やってくれてるんだ。
主に、力を失う前の私がやっていた“アレコレ”だね。
⋯⋯んん? そこも気になるって? 物好きだなぁ。
まぁ、ここら辺は色々物騒だったからねぇ、それの調整とかだよ。
あ、ここら辺っていうのは、“この星”を含めて“太陽系”の事だね。
──まぁ、細かい事はいいとして。
対オーガにおける、“現状”を君に教えておこう。
前にも話したと思うけど、オーガはこの世界とは別の“他の世界”に、私から奪った力の大半を使用した。
黒異種(こくいしゅ)の様な生物を無数に生み出しては、色んな所を攻撃させたりね。
他にも、ここらの銀河系をぐちゃぐちゃにしたり⋯⋯。
いや。正確には、そのぐちゃぐちゃな状態が元の姿なんだけどね。
私の力で、少しづつ“矯正”してたんだけど⋯⋯って、話が逸れちゃったか。
──兎に角、色々カバーする必要があったんだ。
私がやってた色々な事や、オーガが行った悪事の数々をね。
そこで協力してくれたのが、テュラングルを筆頭とした“ドラゴン族”、“転生者”、“魔王軍”だ。
ドラゴン族と一部の転生者達が、“他の世界”で悪さする連中の相手を。蓮が、“ここら辺”の調整を。
そしてゼル達が、この星の調和を取り持ってもらう事になったんだ。
⋯⋯とはいえ、蓮1人に任せる事も出来ないから、今日みたいにゼルが手伝いに行ってるんだ─⋯
「⋯─ん? ちょっと待てよ。
転生者って、俺以外はオーガに操られるんじゃなかったのか?」
「全員では無いって話だよう。
転生者にも“色々”いるからね。──本当に色々、ね」
「⋯⋯⋯⋯。」
「まぁ、私が言うのもなんだけど、転生者達に協力を頼む気はなかったんだけどね~。
⋯⋯彼らとしては、ケジメのつもりなのかも」
う~む、事情があるってワケらしいな。
しっかし、俺以外の転生者か。会ってみたいぜ。
同郷ってんなら、色々前世での土産話とかもできそうだし。
「まぁ、小難しい話はまた今度にしよう。今は君の事だ」
「あぁ。⋯⋯それで、俺は今度はギルルにシバかれるのか?」
「う~ん♪ そうかもねぇ~??
⋯⋯でもまぁ、紅志好みな展開だと思うよ?」
「俺好み? それって──」
その時、魔力感知に反応が現れる。
ここら一帯での魔力感知は、極端に制限されてしまうが⋯⋯例外もある。
それは、相手側がアホみたいな魔力を持っている場合だ。
コッチの狭い感知の範囲にですら、影響を及ぼす程の⋯⋯
「おい、お望み通り連れてきたぜ?」
「あいよー、サンキュー♪ 今度、手合わせの相手でもしてあげるよ」
「おっ、マジか? 得したぜ。
オラっ! ギルルてめぇ、そろそろ起きろコラッ!」
「──ぅーん⋯⋯」
ティガにおんぶされるギルルは、まだ寝ている様子。
こうして見ると、とても魔王軍幹部とは思えない、幼げのある顔をしているが⋯⋯。
まぁ実際は、めっちゃ強いんだろうな。
「ほ~ら、起きてギルル!
言う事聞いてくれたら、美味しい物食べせてあげるから」
「⋯⋯ホント? じゃあやる」
幼女の言葉に、ギルルが顔を上げる。
なんか⋯⋯もしかしてだけど、幼女って幹部達を餌付けしてるのではないのだろうか。
自分より強いヤツが、言われた事にホイホイ従ってるの、かなりヤなんだが⋯⋯。
「──で、これから何をするんだ?」
「んふふ~? 実・技・訓・練♪
紅志には、このギルルを相手に試合をしてもらう。
1発でも入れられたら、課題はクリアだ♪」
⋯⋯えっ、なにそれは。
めちゃくちゃ俺好みな訓練じゃねーか!!
やっぱりよぉ、戦う為の修行なら、戦いで強くなった方が良いに決まってるぜ!!
「──じゃあ、細かい事はいいよね?」
幼女の問いに、俺は静かに笑った。
「当然ッ!!」
「駄ァ目だッ! 昨日、『もっと上げる』つっただろーが!!」
尻尾を引っ掴み、ティガは俺をブン回す。
どうにかして振り解(ほど)きたい所だが、相手は馬鹿げた筋力の持ち主。
高速で振り回されていては、身動きもヘッタクレもないのが現状だ。
(やばい、頭に血が上って意識が⋯⋯ッ)
景色が歪み始める中、俺は必死に頭を回転させる。
⋯⋯いやまぁ、マジで身体ごと回転させられているワケなんだが。
「いくぜオラァッ!!」
「ちょちょッ、ちょっと待っ──」
俺の身体が、ヌンチャクの様に振り回される。
上から下、右から左。アッチとコッチが物凄い勢いで入れ替わる。
口や鼻からは勿論、耳や目までも大量の血が吹き出しできた。
(──し、死ぬ⋯⋯!!)
朦朧(もうろう)としだす意識の中、そんな考えが浮かんでくる。
どうやら俺は、少しばかり浮かれていたらしい。
“昨日は炎装を使って逃げ切れたから、今日は炎装ナシで逃げ切ってみよう!”
なーんてチャレンジをするには、流石に早過ぎたらしい。
「ほッ!!」
──ドゴオォォォンッッ!!
背中に、大きな衝撃が伝わる。
そりゃあ、ヌンチャクといえば、“叩き付けて”使う武器だ。
ブンブンされている最中で、薄々こうされる事は気付いていたぜ。
⋯⋯勿論、その場合の対策もな。
「──おおっ?♡」
「⋯⋯ったく、殺す気かよ」
炎装形態への移行、これ一択だぜ。
まぁぶっちゃけ、“こうするしか無かった”ってのが正解だが。
⋯⋯さて。済んだ事はいいとして、こっからどうするべきか。
パワープレイでは及ばないのは分かりきってるし、頭を使う必要があるな。
問題なのは、“拘束されている”という点。そして、その“拘束力”がハンパないという点だ。
⋯⋯となると、やるべき事は拘束部位の切除しかないか。
「ンググ⋯⋯ッ!!」
「あぁン?」
精一杯、俺は身体を反らせる。
それはもう、地面に付く後頭部が更にめり込んでいく程に。
幸い、ティガは俺の行動を不思議がって追撃をしてこない。
ならもう、やるしかないぜ⋯⋯!!
「うあぁッッ!!」
圧縮したバネを弾く様に、全力で身体を跳ね上がらせる。
その結果、“その場から動けない尻尾”は、“高速で動く身体”に着いてこれず⋯⋯
──ブチンッッ!!
「ヘェ⋯⋯自分から尻尾を千切(ちぎ)るかァ♪」
「~~ッッてぇ!!」
物凄い激痛が、尻尾の切断面から伝わってくる。
なんなら、転生してから経験した痛みの中でもトップかもしれない。
それに、一向に血が止まる気配も無いが⋯⋯はて?
まぁ今は、余計な事を考えている場合じゃないな。
“炎装形態時に追った深手は、回復が遅い”とだけ覚えおこう。
「──さァ続きを始めるぜ、紅志。
今の度胸があるんなら、もっと上げても良さそうだ」
「⋯⋯ハッ。次はなんだ? 殴り合いか?」
呼吸を整え、俺は逃げる為に姿勢を低く構える。
未だに頭はぐにゃあ状態だし、尻尾もめっちゃ痛いが⋯⋯また捕まっては元も子もない。
大丈夫。昨日は逃げ切れたんだから、今日だって同じ成果を上げらるさ、俺。
「──はい、そこまでぃ!」
「「??」」
唐突に、幼女が俺達の間に割って入る。
ここ最近は“研究”とやらで忙しいらしく、姿を見ていなかったが⋯⋯何事だ?
「そろそろ、修行のレベルを上げよっか。
──ティガ、ゼルは今どこに?」
「ボスなら、今は“蓮”に会いに外してる。⋯⋯何の用だ?」
「いや、少しギルルを借りたくてねー⋯。
まぁ、忙しいなら仕方無い。勝手だけど、ちょっとあのコを呼んできてもらえる?」
「はぁ? メンドクセーから、自分で行けよ。
寝てるアイツを起こすのが、どんだけダリィか知ってんだろ?」
ボリボリと頭を搔きながら、ティガは踵を返す。
何故か、あのデカパーカーの少年に用がある様だが⋯⋯。
“蓮”とかいう人物も、ソイツにわざわざ会いに行く魔王も気になりすぎるぜ。
「あ~幼女? 色々聞きたいんだが、まず“蓮”ってのは?」
「う~ん、そうだねぇ。ちょっち面倒な話になるけど─⋯」
⋯─まず、蓮っていうのは君と同じ転生者だね。
強いよ~? 簡潔に言うなら、“私やゼルと同類”って感じだ。
そんだけ強い彼だから、私が力を失ってからは“色々”やってくれてるんだ。
主に、力を失う前の私がやっていた“アレコレ”だね。
⋯⋯んん? そこも気になるって? 物好きだなぁ。
まぁ、ここら辺は色々物騒だったからねぇ、それの調整とかだよ。
あ、ここら辺っていうのは、“この星”を含めて“太陽系”の事だね。
──まぁ、細かい事はいいとして。
対オーガにおける、“現状”を君に教えておこう。
前にも話したと思うけど、オーガはこの世界とは別の“他の世界”に、私から奪った力の大半を使用した。
黒異種(こくいしゅ)の様な生物を無数に生み出しては、色んな所を攻撃させたりね。
他にも、ここらの銀河系をぐちゃぐちゃにしたり⋯⋯。
いや。正確には、そのぐちゃぐちゃな状態が元の姿なんだけどね。
私の力で、少しづつ“矯正”してたんだけど⋯⋯って、話が逸れちゃったか。
──兎に角、色々カバーする必要があったんだ。
私がやってた色々な事や、オーガが行った悪事の数々をね。
そこで協力してくれたのが、テュラングルを筆頭とした“ドラゴン族”、“転生者”、“魔王軍”だ。
ドラゴン族と一部の転生者達が、“他の世界”で悪さする連中の相手を。蓮が、“ここら辺”の調整を。
そしてゼル達が、この星の調和を取り持ってもらう事になったんだ。
⋯⋯とはいえ、蓮1人に任せる事も出来ないから、今日みたいにゼルが手伝いに行ってるんだ─⋯
「⋯─ん? ちょっと待てよ。
転生者って、俺以外はオーガに操られるんじゃなかったのか?」
「全員では無いって話だよう。
転生者にも“色々”いるからね。──本当に色々、ね」
「⋯⋯⋯⋯。」
「まぁ、私が言うのもなんだけど、転生者達に協力を頼む気はなかったんだけどね~。
⋯⋯彼らとしては、ケジメのつもりなのかも」
う~む、事情があるってワケらしいな。
しっかし、俺以外の転生者か。会ってみたいぜ。
同郷ってんなら、色々前世での土産話とかもできそうだし。
「まぁ、小難しい話はまた今度にしよう。今は君の事だ」
「あぁ。⋯⋯それで、俺は今度はギルルにシバかれるのか?」
「う~ん♪ そうかもねぇ~??
⋯⋯でもまぁ、紅志好みな展開だと思うよ?」
「俺好み? それって──」
その時、魔力感知に反応が現れる。
ここら一帯での魔力感知は、極端に制限されてしまうが⋯⋯例外もある。
それは、相手側がアホみたいな魔力を持っている場合だ。
コッチの狭い感知の範囲にですら、影響を及ぼす程の⋯⋯
「おい、お望み通り連れてきたぜ?」
「あいよー、サンキュー♪ 今度、手合わせの相手でもしてあげるよ」
「おっ、マジか? 得したぜ。
オラっ! ギルルてめぇ、そろそろ起きろコラッ!」
「──ぅーん⋯⋯」
ティガにおんぶされるギルルは、まだ寝ている様子。
こうして見ると、とても魔王軍幹部とは思えない、幼げのある顔をしているが⋯⋯。
まぁ実際は、めっちゃ強いんだろうな。
「ほ~ら、起きてギルル!
言う事聞いてくれたら、美味しい物食べせてあげるから」
「⋯⋯ホント? じゃあやる」
幼女の言葉に、ギルルが顔を上げる。
なんか⋯⋯もしかしてだけど、幼女って幹部達を餌付けしてるのではないのだろうか。
自分より強いヤツが、言われた事にホイホイ従ってるの、かなりヤなんだが⋯⋯。
「──で、これから何をするんだ?」
「んふふ~? 実・技・訓・練♪
紅志には、このギルルを相手に試合をしてもらう。
1発でも入れられたら、課題はクリアだ♪」
⋯⋯えっ、なにそれは。
めちゃくちゃ俺好みな訓練じゃねーか!!
やっぱりよぉ、戦う為の修行なら、戦いで強くなった方が良いに決まってるぜ!!
「──じゃあ、細かい事はいいよね?」
幼女の問いに、俺は静かに笑った。
「当然ッ!!」
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる