独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍

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第二話

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大量の水に押し流され苦しかったのを覚えている。

目を覚ますと真っ白い空間にいることに気が付く。

「ここは病院?」

「いいえ、ここは転生の間と言われる空間です。あなたは水に押し流されてお亡くなりになりました」

「そうなのですか。せっかく念願のアイテムを手に入れたというのに」

「本当に貴方はゲームが好きなのですね」

「そうですね。nordic war onlineは俺の全てと言ってもいい。ところで貴方は?」

「貴方の転生を担当することになりました女神アリアです。貴方には選択肢があります」

「選択肢ですか?」

「記憶を全て消去してまったく新しい人生を歩む道。通常の転生はこちらですね」

「もう一つは?」

「貴方が獲得したゲーム内のステータスとアイテムを所持した状態でゲームに似た世界に転生する道です」

「ゲームに似た世界ですか・・・」

「そうです。貴方は赤子に転生して言語を覚え画面越しで戦っていた世界で実際に魔物と相対し武器や魔法で戦わなければいけません」

「それでも俺のステータスとアイテムがあるなら無敵じゃないですか」

「魔物とはいえ生物の命を奪うというのは簡単なことではないですよ。よく考えて答えを出してください」

「俺の考えは決まりました。ゲームに似た世界でお願いします」

「わかりました。後悔はしないですね?」

「はい。よろしくお願いします」

「それでは転生させます。願わくは貴方が使命を全うしますことを願っております」

アリアが杖を構えると俺の意識は遠のいていった。



次に目が覚めた時本当に俺は赤ん坊になっていた。

口からはおぎゃぁおぎゃぁっとしか発声することしかできなかった。

母親らしき若い女性が何かを話しているが聞き取ることができない。

抱っこされて口に柔らかいものが押し付けられる。

意識してのことではないが本能に従い押し付けられた物に吸い付き嚥下していく。

俺は今母乳を飲んでいるのかと思考することはできるがある程度飲んだところで今度はうとうとと眠くなってくる。

眠気に負け思考を放棄して惰眠をむさぼる。

赤子の仕事はよく食べてよく眠ること。

女神からは言語を覚える必要があると言われたが焦る必要はない。

まだまだ生まれたばかりの赤子なのだ。

家族の会話を聞いていれば自然と言葉は覚えることができるはずだ。

母親は基本的に近くにいることが多く何かの用事で離れるときは侍女服を着た女性が誰かしら側に控えており世話をしてくれる。

使用人がいるということは結構いい身分の家に生まれたのだろうか。

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