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第二十一話
昼食の後、庭でクラウス兄様と木剣を構えて対峙していた。
クラウス兄様は騎士になるのを目的としており構えを見た限り基礎をきっちり固めているのがわかる。
先手を取ってクラウス兄様に斬り込む。
クラウス兄様は木剣でそれを防御する。
「早い。そしてこの威力。侮っているとあっという間に負けてしまいそうだ」
クラウス兄様は笑いながら武技を発動させる。
「斬撃断」
咄嗟に防御して自ら後ろに下がることで衝撃を逃がす。
斬撃断は斬撃を強化し岩をも断ち切る剛剣である。
「クラウス兄様。やりますね。それではこちらも」
歩法俊雷でクラウス兄様の後ろに移動して首に木剣を添える。
歩法俊雷は瞬間的に光の速度を出す歩法術だ。
「はは。兄として負けるわけにはいかないと思ったけれどこれは完敗だね」
「これで終わりにしますか?」
「いや。もう1本行こう。次は負けないよ」
その後も武技や歩法を織り交ぜた攻防を繰り返す。
何本も試合を繰り返したころクラウスは寝転がりはぁはぁ息を吐いていた。
「僕も相当訓練してきたんだけどなぁ。クロードは強いな。将来はどうしたいんだい?」
「将来ですか。まだ何も考えてないんですよねぇ」
「父様が教育に熱心なのはいつものことだけど何かを強制してくるようなことはないと思う。まだ5歳だし焦るようなものでもないけどね」
足音が近づいてくるそちらを見るとアリシア姉様が近寄ってきたところだった。
「二人ともお疲れ様。途中から見ていたけど凄いわね」
「ありがとうございます」
「クロードはこの後予定はあるかしら?」
「今日は特に予定はないですね」
「なら私が勉強を教えてあげるから着替えたら私の部屋にきなさい。クラウスもね」
「げ。実技は得意なんだけど勉強は苦手なんだよなぁ」
「武闘会で結果を残したからよかったもののそれがなかったら危なかったのを忘れてないわよ」
「アリシア姉様すぐに伺いますね」
クロードも転生前は勉強が苦手だったのだが今世では本を読むのは楽しみであり知識を蓄えられる機会としてうきうきして部屋に戻る。
部屋に戻った後は素早く着替えアリシア姉様の部屋を目指す。
礼儀として扉をノックすると扉が開かれ部屋に招かれる。
「クロードは読み書きはできるわよね?」
「はい。一通りは読めます」
「では基本的な部分から始めましょう」
アリシアは教科書と過去にまとめたであろうノートを使いながら丁寧に解説してくれる。
出来ると褒めてもらえるのがうれしくて頑張っているクロードの隣で絶望的な顔で与えられた課題に取り組んでいるクラウスがいた。
「家に帰ってきてまで勉強なんて・・・」
「そこ。無駄口叩かずに問題を解く」
クラウスの受難は続く。
クラウス兄様は騎士になるのを目的としており構えを見た限り基礎をきっちり固めているのがわかる。
先手を取ってクラウス兄様に斬り込む。
クラウス兄様は木剣でそれを防御する。
「早い。そしてこの威力。侮っているとあっという間に負けてしまいそうだ」
クラウス兄様は笑いながら武技を発動させる。
「斬撃断」
咄嗟に防御して自ら後ろに下がることで衝撃を逃がす。
斬撃断は斬撃を強化し岩をも断ち切る剛剣である。
「クラウス兄様。やりますね。それではこちらも」
歩法俊雷でクラウス兄様の後ろに移動して首に木剣を添える。
歩法俊雷は瞬間的に光の速度を出す歩法術だ。
「はは。兄として負けるわけにはいかないと思ったけれどこれは完敗だね」
「これで終わりにしますか?」
「いや。もう1本行こう。次は負けないよ」
その後も武技や歩法を織り交ぜた攻防を繰り返す。
何本も試合を繰り返したころクラウスは寝転がりはぁはぁ息を吐いていた。
「僕も相当訓練してきたんだけどなぁ。クロードは強いな。将来はどうしたいんだい?」
「将来ですか。まだ何も考えてないんですよねぇ」
「父様が教育に熱心なのはいつものことだけど何かを強制してくるようなことはないと思う。まだ5歳だし焦るようなものでもないけどね」
足音が近づいてくるそちらを見るとアリシア姉様が近寄ってきたところだった。
「二人ともお疲れ様。途中から見ていたけど凄いわね」
「ありがとうございます」
「クロードはこの後予定はあるかしら?」
「今日は特に予定はないですね」
「なら私が勉強を教えてあげるから着替えたら私の部屋にきなさい。クラウスもね」
「げ。実技は得意なんだけど勉強は苦手なんだよなぁ」
「武闘会で結果を残したからよかったもののそれがなかったら危なかったのを忘れてないわよ」
「アリシア姉様すぐに伺いますね」
クロードも転生前は勉強が苦手だったのだが今世では本を読むのは楽しみであり知識を蓄えられる機会としてうきうきして部屋に戻る。
部屋に戻った後は素早く着替えアリシア姉様の部屋を目指す。
礼儀として扉をノックすると扉が開かれ部屋に招かれる。
「クロードは読み書きはできるわよね?」
「はい。一通りは読めます」
「では基本的な部分から始めましょう」
アリシアは教科書と過去にまとめたであろうノートを使いながら丁寧に解説してくれる。
出来ると褒めてもらえるのがうれしくて頑張っているクロードの隣で絶望的な顔で与えられた課題に取り組んでいるクラウスがいた。
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「そこ。無駄口叩かずに問題を解く」
クラウスの受難は続く。
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