独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍

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第百五十七話

学園はいよいよ入学式を迎えていた。

前側に新入生の席が設けられ後ろには保護者の席が設けられている。

学園長が祝辞を述べている。

「まずは入学おめでとう。諸君のような才能ある若者を受け入れられることを誇りに思う。辛いことや壁にぶち当たることもあるだろう。そういう時は我々教員をはじめ先輩方が力になろう。諸君には輝かしい未来が待っている。勇気と希望を胸に頑張ってほしい」

学園長の祝辞が終わりいよいよ新入生代表の挨拶がはじまる。

「新入生代表。エリーゼ・ド・ゲルマン」

「はい」

エリーゼは背筋を伸ばして登壇した。

「本日より私達はこの栄光ある学園の生徒となります。時にはつまずき迷うこともあるでしょう。どうか先生方。先輩方。私達を導いてください。私達は精一杯努力し皆様の期待に応えられるように勉学にはげみ精進してまいります。新入生代表。エリーゼ・ド・ゲルマン」

会場は拍手に包まれエリーゼは元の席に着席する。

「それでは入学式を終了します。新入生の皆さんは教師の指示に従って教室に向かってください」

クロードもレイシャ先生の指示に従い教室に向かう。

「エリーゼ。同じクラスだね。これからよろしくね」

「こちらこそよろしくね」

「席は適当に座ってね。私はレイシャ。主に魔法関連の授業を受け持つわ」

「レイシャ先生。よろしくお願いします」

「それでは自己紹介からはじめましょう」

前の席の子から順番に挨拶していきクロードの番になった。

「クロード・フォン・プロミネンスです。皆さんとは仲良くなりたいので気軽に声をかけてくれるとうれしいです」

「次は私の番ね。エリーゼ・ド・ゲルマンです。私も皆さんと仲良くなりたいので気兼ねなく話しかけてくださいね」

「皆、挨拶は終わったわね?それでは簡単に授業について説明するわよ。基本的な授業はここで行うけど移動教室の際には距離があるので十分な余裕をもって移動するようにしてください。毎年、何人か遅れる子が出るけどそういうことがないように期待しているわ」

「はーい」

「それでは質問がなければ本日は解散です」

誰も質問はないようでレイシャ先生が教室から出ていく。

気が付けば何人かで集まりそれぞれグループを作って話をしている。

エリーゼの方をみれば沢山の女子生徒に囲まれており笑顔でそれに応えている。

どうしようかと考えていると向こうからハバロフ君が取り巻きを引き連れてやってくる。

「クロードだったな」

「うん。ハバロフ君だったよね」

「父様から聞いたぞ。金で爵位を買った成金らしいじゃないか」

「確かに国にお金を貸してはいるから否定はしづらいけれどどうしたのかな?」
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