独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活

髙龍

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第百五十九話

「は~い。今日も全員出席ね。一限目の授業は魔法についての座学となります」

レイシャ先生がプリントをまわしてくれる。

「さて。魔法とは体内にある魔力を元にして超常の現象を起こすことを指します。魔法はイメージが大切ではありますが最初は詠唱を用いてイメージをつかみましょう」

レイシャ先生の説明は続き質問タイムとなる。

「それでは質問タイムをとります。わからないところがあったら気軽に聞いてね」

エリーゼが手を上げて質問をはじめる。

「先生。多重詠唱はどのように練習したらよいのでしょうか?」

「多重詠唱は後の授業で学ぶことだけど質問が出たので答えましょう。ちなみにわかる人はいるからしら?」

クロードはすっと手を上げる。

「ではクロード君。説明をお願いします」

「多重詠唱は無詠唱魔法の延長上にある技術です。無詠唱で放つときのイメージを複数にしたのが多重詠唱です。コントロールは一つ一つ丁寧に行う必要があるので最初は少ない数から反復練習をするといいでしょう」

「はい。クロード君ありがとう。魔法は一見派手だけど地味な練習こそが大事となってきます。そろそろ時間なので今日の授業はここまでです。次は魔法を実際に撃ってみますので演習場に移動してくださいね」

教室から演習場はそこそこ遠いため皆急いで移動していく。

「はい。皆揃っていますね。今から実際に魔法を放ってもらいますがまずは皆の実力を見せてもらいたいと思います。得意な魔法でよいので的を狙ってくださいね」

クラスメイト達が詠唱を唱えながら次々にチャレンジしていく。

詠唱を唱える生徒が大多数を占める中、エリーゼは無詠唱で見事に的に命中させていた。

「はい。次はクロード君と言いたい所だけど的を壊さないような魔法はないかしら?」

「そうですね。ではこういうのはどうでしょうか」

多重詠唱で無数のファイヤアローを待機状態で維持する。

クラスメイト達は待機状態のファイヤアローを見て驚いている。

ファイヤアローを空目掛けて放つと雲まで届き一面が青空に変わった。

「一人で軍隊を相手に出来そうですね。皆もクロード君程になれとは言いませんが頑張りましょうね」

「クロードすごいのじゃ。私もできるようになるかな?」

「練習すれば出来るようになりますよ。練習に付き合いましょうか?」

「お願いします」

午前中の授業も終わり学食にきていた。

学食は全て無料で好きなメニューを頼めるようになっている。

「これだけ色々とあると目移りしてしまいますね」

「僕はパスタとスープにしようかな。エリーゼはどうするの?」

「同じものにします」

仲良く食事を取るクロードとエリーゼであった。
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