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第二百四十三話
国王陛下であるポセイドスへの挨拶も終わり群がってくる貴族も落ち着いた頃一人の男性が話しかけてくる。
「クロード卿。今よろしいでしょうか?」
「何でしょうか?」
「私はエインリバース・フォン・マクレガン。王国で代々魔道具を作っている一族です」
「これはご丁寧にクロード・フォン・プロミネンスです」
「クロード卿が発案されたという冷蔵庫の作成依頼が私のところにもきていまして是非一度お話をしたいと思っていたのですよ」
「それは光栄ですね」
「総ミスリル製ですがなぜミスリルを選んだのかお考えを聞いてもよろしいですか?」
「中に食材を入れることを考えると劣化しやすい金属を使うのは得策ではないと考えたからです」
「なるほど。確かに食材を入れるのに劣化すれば味や安全性に問題がでてきますね」
「後はこの冷蔵庫には試験的に魔石を2つ使って同調させることで魔力の消費量を抑えているわけですがそれを行うためにはミスリルの強度と魔力伝達力が必要だったということです」
「魔力を同調させるという発想は今までなかった素晴らしい発明ですね」
「ありがとうございます」
「クロード卿は誰から魔道具の作り方を教わったのですか?」
「ネツァルさんって方からですよ」
「なんと。賢者様の弟子だったのか」
「そうだ。今は遠距離で会話できないかと魔道具を開発しているのですが何かいい案はないでしょうか?」
「遠距離で会話ですか。これはまた面白い発想をしなさる。力添えできるかはわかりませんが我が家にきてみませんか?」
「よろしいのですか?」
「クロード卿なら大歓迎です」
「それでは近いうちに訪ねさせていただきますね」
「ずいぶん長く話してしまいましたな。他の貴族に睨まれる前に退散するといたしましょう」
エインリーバスさんは冗談を言いつつ離れていった。
「クロード。楽しそうだったわね」
「最初は面倒なだけだと思ったけどいい人に出会えたよ」
「それはよかったわ」
王宮でのパーティーも終わり帰ろうかと考えていたのだが国王陛下であるポセイドスに呼び出されていた。
「国王陛下。お呼びとのことですが?」
「また派手に動き回っているようだな。余のところまで噂が届いておるぞ」
「そんなに派手に動き回ったつもりはないのですが・・・」
「それは持っている者の傲慢だな。持たざる者の嫉妬は厄介だぞ。特に貴族ともなれば常に相手の足を引っ張ることを考えている者も少なくない」
「気をつけます」
「小言はこれぐらいにしておこうか。実は城の料理人達が冷蔵庫を欲しがっていてな。何とかならんか?」
「魔道具ギルドに販売を委託しているので問題になりませんか?」
「城からの注文には文句は言えんさ」
「そういうことならお引き受けします」
「そうか。これで料理長からの小言も解消するだろう。助かったぞ」
「クロード卿。今よろしいでしょうか?」
「何でしょうか?」
「私はエインリバース・フォン・マクレガン。王国で代々魔道具を作っている一族です」
「これはご丁寧にクロード・フォン・プロミネンスです」
「クロード卿が発案されたという冷蔵庫の作成依頼が私のところにもきていまして是非一度お話をしたいと思っていたのですよ」
「それは光栄ですね」
「総ミスリル製ですがなぜミスリルを選んだのかお考えを聞いてもよろしいですか?」
「中に食材を入れることを考えると劣化しやすい金属を使うのは得策ではないと考えたからです」
「なるほど。確かに食材を入れるのに劣化すれば味や安全性に問題がでてきますね」
「後はこの冷蔵庫には試験的に魔石を2つ使って同調させることで魔力の消費量を抑えているわけですがそれを行うためにはミスリルの強度と魔力伝達力が必要だったということです」
「魔力を同調させるという発想は今までなかった素晴らしい発明ですね」
「ありがとうございます」
「クロード卿は誰から魔道具の作り方を教わったのですか?」
「ネツァルさんって方からですよ」
「なんと。賢者様の弟子だったのか」
「そうだ。今は遠距離で会話できないかと魔道具を開発しているのですが何かいい案はないでしょうか?」
「遠距離で会話ですか。これはまた面白い発想をしなさる。力添えできるかはわかりませんが我が家にきてみませんか?」
「よろしいのですか?」
「クロード卿なら大歓迎です」
「それでは近いうちに訪ねさせていただきますね」
「ずいぶん長く話してしまいましたな。他の貴族に睨まれる前に退散するといたしましょう」
エインリーバスさんは冗談を言いつつ離れていった。
「クロード。楽しそうだったわね」
「最初は面倒なだけだと思ったけどいい人に出会えたよ」
「それはよかったわ」
王宮でのパーティーも終わり帰ろうかと考えていたのだが国王陛下であるポセイドスに呼び出されていた。
「国王陛下。お呼びとのことですが?」
「また派手に動き回っているようだな。余のところまで噂が届いておるぞ」
「そんなに派手に動き回ったつもりはないのですが・・・」
「それは持っている者の傲慢だな。持たざる者の嫉妬は厄介だぞ。特に貴族ともなれば常に相手の足を引っ張ることを考えている者も少なくない」
「気をつけます」
「小言はこれぐらいにしておこうか。実は城の料理人達が冷蔵庫を欲しがっていてな。何とかならんか?」
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「城からの注文には文句は言えんさ」
「そういうことならお引き受けします」
「そうか。これで料理長からの小言も解消するだろう。助かったぞ」
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